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ヨーロッパ発信の旅行関連情報

【フランス・マルセイユ】5月のマルセイユ・旅のはじめに

今回はフランス第二の都市、南仏のマルセイユへの旅となります。

春のイースター以降、ヨーロッパは観光シーズンへの入っていきます。コロナ関連規制の撤廃に伴い、町の賑わいはほぼ元通りと思うほど。

これから夏に向けて久しぶりの自由を満喫する人々でにぎわいそうです。

今回の旅のはじまりは?

実はマルセイユに行きたくていったというよりは、ルフトハンザ航空の『航空券ガチャ』で行先がマルセイユになったことが理由となります(航空券ガチャに関しては下記の記事をご参照ください)。

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さて、我々は今回、9つあるテーマから『意訳:太陽を求めて』(一人89ユーロから)を選びました。

5月-6月は3回の祝日が2週間ごとにあるため、多くの人が週末を絡めて旅行に出ることが多い季節です。そのため、我々がチェックを始めた4月中旬はすでに手遅れの状態で、まともに航空券を手配するには高騰しすぎている時期でした。

そこでついにこの『航空券ガチャ』に手を染めました。

さてこのカテゴリーですが、上記の9都市が行先候補となります(行先候補はその時々のルフトハンザの都合で変わる)。祝日が絡む週末はさすがに無理だったので、帰りの日を平日にして3泊4日で検索すると、一人89ユーロで”予約可能”との反応。

ポルトは3月に行ったばかりなので、リストからチェックを外して検索すると、再び”予約可能”の反応、ただし値段が10ユーロアップ。どうも都市の選択肢を減らすほど航空券代が上がっていくようです。

どの行先もこの時期(4月中旬すぎ)に5月中旬の手配をすると安くても一人数百ユーロであることを考えると、この89ユーロは破格でした!

どこでもいいから!ということで今回は予約を進めた結果、マルセイユ行きとなりました!

フライト時間も、フランクフルト朝9時発(マルセイユ10時35分着)、帰りはマルセイユ午前11時25分発(フランクフルト午後1時着)と決して不便な時間帯でもなく、一日目から十分な滞在時間を稼ぐことができ、かなり幸運だったのかもしれません(フライトはほぼ満員でしたが、行きも帰りも我々2人で3人席を独占でき、これもラッキーでした)。

ルフトハンザ航空の公式サイトは下記のリンクから:

Lufthansa Surprise Booking – Lufthansa - Germany

マルセイユ空港から/へのアクセス

マルセイユ空港から市内へのアクセスは、空港シャトルバスが便利でした。調べた限りでは他の公共交通機関は無いので、タクシーまたはこのシャトルバス利用となるようです。

空港はさほど大きくないので、バスターミナルは一つだけ、空港を出て左右を見渡せば見つけられると思います。

バスは、空港バスターミナルからマルセイユの列車の玄関口サン・シャルル駅のバスターミナルまでの直行便となります(帰りはその逆)。

所要時間は約25分(帰りは朝の渋滞の影響で約40分ぐらいかかった)。早朝と夜は20分間隔ですが、それ以外は15分間隔なので、比較的スムーズに乗れました。

費用のほうは片道10ユーロ、あらかじめ往復券を買うと16ユーロでした。

チケットは、ネット上、またはターミナルの窓口、もしくは運転手から購入できますが、クレジットカードを使用したい場合は事前ネット購入か窓口のみかと思います。バス利用に関して予約は必要ありません。

空港シャトルバスに関する公式サイトは下記のリンクから:

Marseille Provence airport : Marseille St Charles Station

マルセイユの公共交通機関

マルセイユの観光に欠かせないのが市内の公共交通機関となります。公共交通機関ではメトロ、トラム、バスが中心となりますが、特にバスが自由に乗りこなせると活動範囲が一気に広がります

メトロは2路線、トラムは3路線ありますが、観光で利用するのはその内、数駅分程度であるのに対し、ピンポイントで観光名所を巡る場合はバスの利用が避けられません(マップはこのリンクから)。オリジナルサイズではメトロとトラムしか表示されていませんが、少し拡大するとバスの路線も表示されます。

さて公共交通機関のチケット代ですが、通常の1回券は1.70ユーロ(ただしバス内での購入は2.00ユーロ)、2回券、10回券などもある。

24時間乗り放題チケット5.20ユーロ、72時間乗り放題チケット10.80ユーロとなっており、個人的にはこちらが得かと思います。

我々は3泊4日の滞在に72時間チケットがマッチしていたので、これを購入し使い倒しました。

チケットはメトロの場合、改札口で磁気センサーへのタッチをしないと構内に入れないシステム、トラムやバスでは乗車後に車内の磁気センサーへタッチして乗車記録を残します。

滞在中は一度だけ、メトロの出口でチケットの抜き打ちチェックにあいました。

マルセイユの公共交通機関に関しての公式サイトは下記のリンクから:

RTM | Régie des transports Métropolitains

マルセイユ・シティーパスの価値は?

マルセイユ観光で考える必要があるチケットとしては、ティーパス(Marseille Citypass)というものがあります。

このチケットは、主要観光施設の入場料や島観光など様々な観光オプションがパックとなったチケットです。さらに公共交通機関も乗り放題となります。

チケット代は、24時間チケット27ユーロ、48時間37ユーロ、72時間43ユーロとなっています。

自身の旅行プランと比較しながら購入を検討する必要がありますが、とにかくすべて経験したいという方にはいいかもしれません。

我々のプランには不必要なものもあり、今回の旅では購入しませんでした。

マルセイユ・シティーパスに関する公式サイトは下記のリンクから:

Marseille Citypass with public transport | Marseille Tourism

旅行一般情報について

最後に一般的な情報ですが、まずは気候から。

今回の5月後半のマルセイユは気温も30度を超える日もあり、きちんとした夏対策が必要な時期に入っていました。

とにかく南仏は乾燥しており日差しがストレート!さらに海からの照り返しで倍増!という感じでした。

その反面、太陽が沈むと15度近くまで気温が下がる日もあり、衣類等はそれぞれ対応できるものの準備が必要でした。

次に町の治安ですが、かつてのマルセイユは非常に危険な町というイメージがあり、これまでも車で通ったことはありましたが、寄ったことはありませんでした。

確かにどこよりも北アフリカからの移民が多いことは一目瞭然で、ややほかのフランスの町とは異なる雰囲気のエリアもありましたが、中心部も含めメトロやバスなど、また夜の散歩などでも一般的に旅行者が動き回る範囲であれば、強盗などの身の危険を感じることはありませんでした。

もちろん、観光地なのでスリ対策などはどこでもあたり前のことで注意は必要です。

最後に

それでは、これから数回に分けてマルセイユの観光スポットを紹介していきます。

フライトが決まってから初めて町のことを調べるという旅だったので、かなり準備不足で現地へ行きました。

また限られた時間でいろいろと回りたかったので、今回は屋内での見学(博物館や美術館など)はすべてカットすることとしました。

5月末のマルセイユの雰囲気が伝わればいいなあと思います。

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