さて、のらりくらり書いてきた2023年年末に訪れたジョージア・トビリシの旅日記ですが、そろそろ終わりにしたいと思います。
初めての国で、また久しぶりにヨーロッパを離れての旅だったので少し緊張もありましたが、我々にとっては、すぐにでも再訪したくなる魅力的な国でした。
初めてのトビリシ
これまでに訪問経験のないエリアだったので多少の不安はありました。
特にフライトの到着が朝の４時半だし、帰りのフライトも朝の５時半発といずれも空港と町を繋ぐ公共交通機関であるバスが動いていない時間だったことも不安要素でした。
結果的には到着時は、バス運行を待ってホテルへ向かい、出発時は午前３時に配車アプリ（Bolt）でタクシーを呼んで空港へ向かうことで思いのほかスムーズに事が運び、案ずるより産むが易しでした。
非常に歴史の古い町であるトビリシには様々なみどころが詰まっており、また正教系のキリスト教が中心にある国であり、歴史的建造物を見て回るか、教会中心に回るか、ソビエト時代の建物、、、、、食べ物も気になると、なかなかテーマを絞り込めないまま、昼も夜もぶらぶらと町を散策し続けました。
観光でおすすめのポイント
まずは一般的な町散策のルートとしては下記のようなすべて徒歩で回れるルートを作ってみました。
今回のブログでは紹介しきれていませんが、町の中を流れるクラ川の対岸にも観光名所と言ってもいい、至聖三者大聖堂やメテヒ教会などがあります。
至聖三者大聖堂は2004年完成と新しいのですが、現在、グルジア正教（ジョージア正教）を代表する主要大聖堂です。
クラ川の岸壁に建つメテヒ教会はそれに対し、現存する建築は西暦1280年前後のもののようですが、その起源は５世紀に遡るとも言われています。
また、食べ物に興味があれば市場を見て回ると結構、衝撃的だと思います。
食材も想像以上に豊富で、食事への期待感も高まりました（魚類はかなり限定的でしたが）
さらに少しソビエト支配下の名残を見てみたければ、少々町の中心部からは外れますが、当時のアパート群はかなりおすすめです。
夜の散策もおすすめ
訪れたのが冬であり、クリスマスシーズンということもあってか、夜はたいへん賑やかでした。
というか、この国、深夜も朝方も電飾つけっぱなしだし、お店も結構24時間開いていました（ホテルそばのパン屋も24時間営業だった）。
治安に関してはそれほど気になることも無く（スリなどに注意はあたりまえ）、気ままに夜も歩いていました。
旧市街に宿を取れば、少し裏の路地に入るだけで、まったく異なる風景に出会えます。
旅の食事
今回の旅で、一番期待していたのがジョージアでの食事でした。
日本でも『シュクメルリ』ですっかり有名らしいジョージア料理ですが、一軒、おすすめのお店を発見しました。
殆ど看板も出ていない小さいお店で内装も独特ですが、素朴なジョージア料理とワインはかなり楽しめます。
ワインもホームメイド？となっており、アルコール度数が低めでかなり飲めます（気に入って別の日にお水のペットボトルに計り売りしてもらいました）。
最初に行った時の食事はこんな感じ。
（右上）イメルリ・ハチャプリ
（左下）クルミのペーストをなすでまいたバドリジャーニ・ニクヴジット
（右下）ポークとジャガイモと野菜のソテー オジャフリ
かなり気に入ったので滞在中にもう一度、訪問。
メニューに載っている品数はそれほど多くはないのですが、前回と被らないように注文しました。
日本で有名になっているらしいヒンカリ、アチャルリ・ハチャプリ（チーズと卵がのった舟形のハチャプリ）、ミルク系のシュクメルリはありませんが２回ともとてもおいしくいただき、満足＆満腹でした。
（右上）キノコと野菜のソテー ソコス・チャシュシュリ
（左下）オリーブオイル系のシュクメルリ
ついつい写真を撮る前に食べだしてしまい、写真の無い料理連発で、この旅行ではレストラン紹介とか個別にブログかできない始末でした（とにかく動き回って毎日空腹ででレストランへたどり着いていた）。
最期に
元々はスターアライアンス（エーゲ航空での）の修行の一環でステータスマイル稼ぎのために効率のよい場所を探して決めた旅行先でしたが、我々の中では大ヒット！
トビリシだけで５泊しても物足りない感じです（食べ足りない）。
ヨーロッパぽいけど、ソ連の名残もあり、モダンな部分と素朴な部分がそれぞれあり、まったく退屈することのない旅になりました。
またクリスマス時期だったことも人出の多さや賑やかさになっており、我々の気分を盛り上げてくれていたのかもしれません。
次は、しっかり食レポできるように食べる前に写真撮る！メニューも写真に撮る！
