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【ジョージア・トビリシ】旅のはじまり

今回は2023年の年末に旅したジョージアの首都、トビリシへの旅行記となります。

我々にとっては初めてのコーカサス地方への旅となりました。

初めてのエリアということもあり、やや緊張してトビリシ国際空港に降り立ちました。

トビリシ(Tbilisi)への旅路

我々の旅の出発点ドイツ・フランクフルトからは直行便は無く、トビリシに向かうためにはいずれにしても一回は乗り継ぎが必要です(ドイツ・ミュンヘンからはルフトハンザ航空の直行便あり)。

今回、我々にはスターアライアンスのメンバーであるエーゲ航空のゴールドメンバー資格の延長という目的もあったため、あえてエーゲ航空を利用してアテネ経由でのルートを選択しました(同じスターアライアンスでもルフトハンザを利用した場合、マイル換算率が非常に悪い)。

残念ながら予約で来た往路の乗り継ぎ便はトランジット時間が8時間以上もあり、さらにトリビシへの到着時刻が翌日午前4時半ごろとなりますが、他に選択肢もないのであきらめて予約しました。

フライトインフォメーション

A3831便:フランクフルト発 アテネ行き

機材:A320

予定出発時間:11:20(実際の出発時間:12:11)

予定到着時間:15:10(実際の到着時間:15:25)

実際の飛行時間:2時間15分(時差1時間)

アテネでは、初めてシェンゲン外エリアにあるエーゲ航空のラウンジを利用しました。

ラウンジ情報に関してはまた別の機会に。

さて、アテネの市内には行かずラウンジで時間をつぶした我々は深夜にトビリシに向けて出発しました。

フライトインフォメーション

A3896便:アテネ発 トビシリ行き

機材:A321

予定出発時間:23:50(実際の出発時間:00:16)

予定到着時間:04:35(実際の到着時間:04:34)

実際の飛行時間:2時間18分(時差2時間)

コロナ終息後のエーゲ航空では、他の欧州内フライトと同様にエコノミークラスでは機内食が廃止されてしまい、簡単な軽食とドリンクのみとなってしまいました。

また今回は、ゴールド会員としての無償アップグレードも通らず往路復路ともにエコノミーとなり、さらに深夜便ということでクリスマスからかなり疲れました。

トビリシ国際空港は、まだ早朝にも拘わらず到着便もそこそこあるようで、思いのほか人々がいました。

入国に関しては特に質問は受けずあっさりと入国スタンプがもらえました。

トビリシ国際空港から市内への移動

さて、空港から市内への移動ですが、選択肢はほぼ3つ。

  • 公共交通機関(バス)
  • タクシー
  • 配車サービス
  • 電車?(実態がわからず)

タクシーに関しては、空港出口に緑色のタクシー受付カウンターがあり、市内までゾーンごとに統一料金で向かうことができます(2023年12月末時点で市内中心部まで50ラリ=約2600円)。

配車サービスはホテルなどにピックアップをお願いすると安心ではありますが、上記のタクシーより割高になります。

ジョージアではUBERが利用できない代わりにBoltが同じようなサービスを提供しています。

事前にアプリを登録しておけば、使い方はUBERとさほど変わらないので簡単だと思います。

帰路で旧市街から空港までを利用しましたが、32ラリ(約1700円)ぐらいで済みました。

最も安いのが公共交通機関のバスです。

ただしバスの運行時間はGoogle Mapで確認すると朝の7時からとなっており、それまで空港で待つ必要がありました。

幸い、空港の両替所や公共交通機関用のカードを購入するためのBank of Georgiaは24時間営業だったので、それを購入してバスを待ちました。

2023年12月末時点ですが、公共交通機関の料金は空港からの移動も含めて均一90分乗り放題で1ラリ(約52円)です。

今回、我々は町の中心部であるリバティースクエアのそばに宿を取ったので、空港からは337番のバス一本で向かうことができました(空港から市内へは337番のみでほかのバスはないので乗り間違いの心配もない)。

公共交通機関のチケット購入や利用方法などに関しては別途お知らせしていきます。

トビリシでの観光

トビリシでの観光はいくつかのゾーンに分けて行うことでかなり効率的に回ることができると思います。

我々はリバティースクエア(町の中心部)に隣接している旧市街に宿を取ったおかげで、主な観光名所にはほぼ徒歩でアクセスできました。

特に最初にナリカラ砦やカルトリス・デダ(ジョージアの母像)のある尾根に上るとクラ川沿いに広がるトビリシの町の姿をよく視認できます。

我々は旧市街を中心に徒歩で歩き回り、至聖三者大聖堂(ツミンダ・サメバ大聖堂)やトビリシ中央駅そばの市場やソ連時代のアパートがあるサブルタロ地区などへはバスや地下鉄を利用して回りました。

特に公共交通機関が非常に安いことと、バス路線が細かく伸びていることで毎日、昼も夜も自由に動き回ることができました。

観光に関しても改めてエリアごとに紹介させていただきます。

今回の旅のおおまかな日程表

あまり参考にならないと思いますが、我々の活動内容です。

1日目

フランクフルト~アテネへの移動、8時間超のトランジットののちトビリシへ移動

2日目

朝の4時半ごろトビリシに到着、そのまま空港内で待機して朝の7時のバスで市内へ移動。

ホテルに荷物を預けて、旧市街を中心に散策(若干ふらふら)。

午後1時頃ホテルに戻りチェックインを完了。そのままホテルで休憩。

午後5時ごろ夕食へ。夕食後はホテルへ。

3日目

午前10時半ごろに活動開始。旧市街やナリカラ砦、メテヒ教会、シオニ大聖堂、平和の橋などを徒歩で見て歩く(前日と一部同じところを改めて歩いた)。

午後3時にホテルに戻り休憩。午後5時に夕食へ出かける。

夕食後はリバティースクエアへもどり町一番の大通りショタ・ルスタベリ通り(Shota Rustaveli Ave)をぶらぶら。

4日目

午前10時半ごろ活動開始。バスを利用して至聖三者大聖堂(ツミンダ・サメバ大聖堂)、Queen Darejan Palaceなどを見学、午後はDedaena Parkそばのフリーマーケットやクリスマス市を見て回る。

さらに中央駅そばの市場も見学。

午後5時ごろには夕食へ向かう。

夕食後は前日に徒歩で歩いたコースを夜景を求めて散策(ナリカラ砦など)。

5日目

午前10時半ごろ活動開始。地下鉄を乗り継ぎソ連時代のアパートがあるサブルタロ地区へ、そののちヴァケ公園などを経由して、さらにバスを乗り継ぎ町一番の高台であるムタツミンダ公園へ(ケーブルカーよりバスが安い)。

午後5時より再び地下鉄でマルジャニシュヴェリ駅(Marjanishvili)へ向かい夕食、その後そのエリア散策(トルコ系の店が多い)

6日目

午前10時半ごろ活動開始。まずはバスでサムゴリ地区(Samgori)の市場へ。蜂蜜や干し柿を買う。

午後はヴァケ地区にある大きいスーパーマーケットへ向かい、食品を物色。

再び午後5時から夕食に向かい、その後はホテルそばの旧市街エリアのお土産物屋を物色して歩く。

7日目

午前2時過ぎに起床。午前3時にBoltで予約していたタクシーでトビリシ国際空港へ。この時間、近所のパン屋は普通に営業中(24時間営業が多い)。

午前5時40分にアテネに向けて出発、さらに8時20分にアテネからフランクフルトに向けて離陸。

午前10時半前にフランクフルト到着。

まとめ

実質5泊7日の旅でしたが、まさかトビリシの観光だけで終わるとは思っても見ませんでした。

事前の予定では、世界遺産もある古都ムツヘタやワインの産地であるシグナギへも日帰りで行くつもりでいました。

トビリシの印象は、まず朝が遅い。ホテルの朝食も8時からだったので観光へ向かう時間もおそくなる。ただし、夜は遅くまでにぎやかだし24時間営業の商店も結構目につく、といった感じです。

また、気になる治安に関しては、正直それほど不安を感じることはありませんでした。

通常の海外旅行の様にスリなどに気を付けていれば大丈夫なのではと思います。

それでは、次回から、もう少し詳しくトビリシの情報を発信していきます。

 

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