今回も2023年の年末に旅したジョージアの首都、トビリシへの旅行記となります。
我々にとっては初めてのコーカサス地方への旅となりました。
さて、今回はトビリシ市内の市場を紹介していきます。
- トビリシ中央駅そばのデゼルテル・バザール(Dezerter Bazaar / დეზერტირების ბაზარი)
- サムゴリ(Samgori)地区にあるサムゴリ・バザール(Samgori Bazaar /ნავთლუღის ხილის საბითუმო ბაზარი)
- まとめ
トビリシ中央駅そばのデゼルテル・バザール(Dezerter Bazaar / დეზერტირების ბაზარი)
こちらはトビリシ中央駅のそばにある食品や日用雑貨を扱っている商店が軒を連ねている大きい市場です。
市場は建物内の商店もあれば路地に店を構えている店舗もあり、なかなかに見ごたえがあります。
特に目を引くのはお肉屋さんや魚屋さん、お肉屋さんには子豚が並んでいたり、鶏は足を上にきれいに整列していたりとあまり日本では見ることができない迫力のある陳列です。
お魚屋さんは鯉?や鱒?さらにチョウザメが殆どで、海の魚が殆どありません。
また、漬物屋さんも大盛況で、いろいろな野菜の漬物が量り売りされていました。
どれも気になりますが、ホテルどまりの我々には買いずらいものばかり。
キッチン付きアパートメントにしていたら違う楽しみ方ができたかもしれません。
野菜や果物もびっくりするくらい豊富で、食生活の豊かさを感じてしまいます。
ジャガイモなんて運んできた車の中が全部そのまま。
かなりざわついていることと、地元の人ばかりなので観光客はややアウエー感がありますが、見てると結構声を掛けられます!(なんていってるかわかりませんが)
それと雑貨屋で見た箒が気に入りました。
町の掃除でもよく見かけた箒ですが、少し持ち手が短くて、みんな背を丸めて掃除しています。
日本の長箒の様に棒を付ければいいのにね!
さてこの市場までの行き方ですが、町の中心部リバティースクエアからはバス、またはメトロ1号線(中央駅まで)で向かうことができます。
サムゴリ(Samgori)地区にあるサムゴリ・バザール(Samgori Bazaar /ნავთლუღის ხილის საბითუმო ბაზარი)
さて、次の市場はやや町の中心部からは外れますが、バスターミナルもあるサムゴリ(Samgori)地区にあるディープなエリアです。
中央駅の場の市場も相当な賑わいでしたが、こちらは歩くのも大変な人出で、もう年末のアメ横のような混雑でした(持ち物には注意しましょう!)
こちらは常設市もありますが、歩道や道路にまで露店が展開され、ものすごい賑わいでした。
お肉なんて車から引き擦り出されて仮設のテーブルに並べられただけ。
若干、衛生面も気になりますが、皆さんお肉をポンポン叩いて確認して買っていきます。
まあ旅行者の我々にはそもそも大きすぎて買えません。
ということで、ここでは前から狙っていたはちみつと干し柿を買うことにしました。
とりあえず、道端のリヤカーで売りに来ている蜂蜜屋さんをチラ見。
それぞれサイズの違う再利用のペットボトルや瓶に入れられている(市場ではスタンダードなスタイル)ので値段もまちまち。
また、その隣には気になる干し柿屋さんが。
これが意外に美味しそうなのでじろじろ見ていたら、一個くれました。
これがかなり美味い!
これは買いだろうということで通じない言葉であれこれ言いましたが、基本は長い紐にいっぱいの柿がぶら下がっています。
何とか理解してもらって、真ん中ぐらいで紐を切ってもらい、秤で計ってお会計。
一番高いのを買いましたが1キロ=13ラリ(700円ぐらい)で我々が買った量は8-10個ぐらいで8ラリ(約430円)でした。
そのあとは蜂蜜屋で蜂蜜の試食。
味の方はちゃんとした蜂蜜だったので1キロぐらい?のペットボトルに入った蜂蜜を買いました(22.5ラリ=約1215円)。
コチラがおじさんの名前と電話らしいです。
盛んに写真にとれって言っていたように理解しました(ジョージア語とロシア語とチョイっとイタリア語ができるらしい)。
さて、これ以外にも常設市のほうを見て回るとお魚屋さん、香辛料屋、さらにジョージアのお菓子としてよく見かけるチュルチヘラなどなど。
チュルチヘラはクルミをベースに周りを葡萄ジュースと小麦粉で固めた棒状のお菓子。
食べるときは噛みつくのではなく切って食べます。
ホテルの朝食にも出ていたので食べてましたが、あまり感動はなく、市場でも結局スルーしてしまいました。
今思えば、色違いのを一本買っとけばよかった。
さて、こちらの市場も食材であればなんでもアリ?と思えるぐらいいろいろな食材が並んでいました。
もちろん野菜や果物もなんでもあります。
ミカンは季節なのでしょう。車の中までいっぱい詰まってました。
さてこの市場までの行き方ですが、町の中心部リバティースクエアからはバス、またはメトロ1号線(サムゴリ/Samgoriまで)で向かうことができます。
まとめ
今回は、滞在中に訪れた2つの市場に関してかなり我々の感想のみで記させていただきました。
どこに行っても市場を見に行く癖があるので今回も我々的にはかなりハイになれました。
スーパーマーケットの食材も楽しいですが、やはり外の市場は別格ですね。
若干、衛生面は気にはなりますが火を通せば大丈夫なんでしょう。
ちなみに買った干し柿にはちゃんと虫が付いてましたが叩いて全部食べました。
それでは、トビリシ散策まだ続きます。