さて、今回はギリシャのアテネ国際空港(エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港)のシェンゲンエリア内のエーゲ航空ビジネスラウンジ(AEGEAN Business Lounge)の紹介となります。
新しくデザインも一新された新ビジネスラウンジをご覧ください!
アテネ国際空港の紹介
アテネ国際空港(エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港)はアテネ市内の東、約20Kmにあります。
空港自体は2004年のアテネオリンピックへ向けて新設されており、開港は2001年と比較的最近できた空港です(旧空港はそれに伴い閉鎖)。
言わずと知れたギリシャのフラッグシップキャリアであり、スターアライアンスのメンバーでもあるエーゲ航空(Aegean Airlines)のハブ空港です。
アテネの町の中心部であるシンタグマ広場までは地下鉄またはエアポートバスでアクセスが可能です。
地下鉄の場合、M3で片道9ユーロ(2023年10月現在)、所要時間約40分
エアポートバスの場合、X95番で片道5.5ユーロ(2023年10月現在)、所要時間約1時間10分
地下鉄、バスともに最新情報は下記のリンクで参照可:
早朝や深夜の移動の場合は深夜でも約15分間隔で出発しているエアポートバスの利用が便利です。
シェンゲンエリア内のラウンジ
アテネ国際空港のシェンゲンエリア内(Bコンコース)には現在4つのラウンジがあり、一方向に延びる出発ロビーに並んで軒を連ねているので見つけるのは簡単です。
- Aegean Business Lounge
- Lufthansa Business Lounge
- Goldair Handling CIP Lounge (プライオリティーパス利用可)
- Skyserv Melina Merkouri Lounge(プライオリティーパス利用可)
ご覧の様にスターアライアンスに属するエーゲ航空、ルフトハンザ航空のラウンジとプライオリティーパスで利用できるラウンジが2つとなっています。
そのため、スターアライアンスのステータスがない場合は、プライオリティーパスを所持していると便利です。
ただしそれぞれのラウンジの営業時間には注意してください(特に早朝や深夜の利用を考えている場合)
エーゲ航空ビジネスラウンジ(シェンゲンエリア内)
コロナ禍に内装を一新したエーゲ航空ビジネスラウンジですが、入り口が以前より少し変わりましたが、引き続きルフトハンザ航空のラウンジの一つ先にあります。
ラウンジ内も以前に比べると広くなったように感じます。
内部は、ソファなどは中心なエリアや飲食用のテーブルのエリアなど、家具の種類で見ると5-6種類のタイプに分かれており、好みでくつろぐことができます。
ただし足を上げられるようなソファはありません(シェンゲンエリア内なので不要かと)。
それでも、ちょっと足を上げたくなった我々は、下の写真の様にかなり奥が深く幅の広いソファに陣取り、靴を脱いで上がってしまいました。
さて、準備されている軽食やドリンク類ですが、非常に充実しています。
早朝の利用でしたが、4時過ぎにはかなり並べ終えてあったように思います。
もちろん時間帯が変われば、部分的に提供される料理も変ります。特に日中は以前より甘いものが充実していました。
改修前との大きな違いは、以前は無かったラウンジ内トイレが設置されました。
それほど大きなトイレではありませんが、以前の様にいったんラウンジ外に出る必要がない分、だいぶ楽になりました。
そして、何よりアテネ空港で夜明かしをすることに多い我々にとっての朗報は、営業時間が午前3時から午後11時と大きく広がったことです。
以前は、午前5時からの営業だったため、セキュリティーエリア内に深夜に入っても出発ロビーで過ごす時間が長かったのですが、2時間とはいえ、早くラウンジに入れると気分的にゆっくりできます(ゆっくり眠れます)。
最後に
今回は久しぶりに利用したアテネ国際空港のエーゲ航空ビジネスラウンジを紹介しました。
最近は乗り継ぎで訪れる機会が無く、改装後のラウンジ訪問は今回が初めてとなりました。
以前より広く快適なスペースに、十分な種類の軽食(多分それ以上)やドリンク類が準備されており、長時間でもかなり寛げました。
そういえば、以前はミネラルウォーターが1リットルサイズではなく、300ミリリットルぐらいのサイズだったので、バックに詰めて持ち出す人を良く見かけました。
あまりにも持ち出しが多いので、大きいサイズにかわったのかなあ、と思いました。