ギリシャのサントリーニ島と言えば、白壁、青い屋根の教会、絶壁に建つ街並みなど有名で、夏から秋にかけては多くの観光客で賑わうギリシャを代表する島の一つです。
今回は島ならではのエーゲ海に沈んでいく夕日を眺められるスポットをいくつか紹介していきます。
おすすめ3スポットの場所
今回紹介する場所はそれぞれ南北に三日月状に延びる島の両端及び中央部の西側の崖の上にあります。
かなりの人気スポットも含まれるので、シーズン中はかなり早い時間帯から場所取りをするぐらいの気持ちで向かう方がいいかもしれません。
もちろん、少し見えればいい!と言う人であれば、そこまで無理をしないでも、島の西側を南北に延びる街道の道端の駐車場からでも絶景を眺められちゃいます。
また、島は、かつての大噴火で現在、三日月の内海のようなカルデラ湾に面する西側は例外なく噴火で削られ絶壁となっています。
そして西側の絶壁に段々畑の様に建てられているホテルやヴィラは夕日を眺められる宿泊施設となり、宿泊料も高くなります(野外のプールやホットタブから夕日をながめられたり、、、)。
サントリーニ島を代表する町、イアから眺める
おそらくサントリーニ島で最も有名な夕日スポットがイアの町の先端にあるイア城址を中心としたエリアです。
この町はサントリーニ島の一大観光スポットでもあるため、普段から観光客が多いうえ、サンセットを迎える2時間ぐらい前にはすでに場所取りが激しくなってきます。
正直言って我々は場所取りもままならず、ゆっくりを夕日を眺めることもできず、あまりいい印象がない夕日スポットです。
やっぱり、あまりの人ごみの中で眺めるもんじゃないですね。
もし、イアでゆっくりと夕日を眺めたいのであれば西斜面にあるホテルやヴィラに宿泊するのはアリです。
ただし、どのテラスも観光客から丸見えなので、それでも良ければ。
サントリーニ島のワインを飲みながら夕日を眺める
さて次に紹介するのは、西向きの絶壁の上に大きなレストランを持つ Santo Wines というワインメーカーの本拠地です。
Food and Wine - SantoWines Winery
レストランでは食事だけでなく、ワインの試飲コースなどもあり、食事をしなくてもワインを飲みながら夕日を眺めることができます。
ただし夕暮れ時の窓際の席は大人気なので、要予約と考えたほうがいいと思います。
飛び込みだった我々はかなり奥の席に座れたのですらラッキーだったようです。
ここはかなり広い駐車場も有しており、実はこの駐車場からも絶景を楽しめます。
我々も、この駐車場に夕日だけ見に行ったこともあります!
灯台の先の崖から眺める秘密の夕日スポット
まだまだマイナーな夕日スポットですが、過去2回の訪問では必ず宿の人に勧められる夕日スポットがこちらのアクロティリ灯台(灯台の前の崖の上)です。
これまでの夕日スポットを大きく異なる点は、公共交通機関ではアクセスできないことです。
従ってレンタカーを利用するかタクシーを利用する必要があります。
不便なところだけに集まる人の数も限定的ということです。
ただし駐車スペースも限定的なので日の入り一時間前には到着しておく方がベターです(我々は今回2時間以上前から座り込んでましたが)。
あまり早いと正面から太陽の光を受けるので、熱い、眩しい、日に焼ける覚悟が必要です!
岬の先端であるこのスポットはエーゲ海に沈んでいく太陽を何一つ遮られることなくゆっくりと眺めることができます。
あまりにも反射が強いのでサングラスはあったほうがいいですね。
サンセットの一時間ぐらい前になるとさすがに崖の上も人が増えだしてきます。
ただ込み合うことは無いので、おのおの気に入った場所に腰を下ろし夕日を眺めて過ごします。
日が沈むに従い光も弱まりだし、ここからは、むしろサングラスなしで見ないと本当の夕日の色の変化を楽しめません。
最後はほんの5分ぐらいでしょうか?
アッという間に陽が沈んでいきます。
今回は全く雲の影響なども受けず、海に沈んでいく太陽を最後まで見ることができました。
我々一番のおすすめスポットです。
まとめ
今回はサントリーニ島の夕日をテーマにまとめてみました。
大昔に火山噴火により島の西側が削り取られた地形のこの島では、西側が絶壁となっいる分、その高台から沈んでいく夕日を眺めることができます。
もしサントリーニ島にくることがあれば、毎日違う自分だけの夕日スポットを探してみてはいかがでしょうか?
2018年のサントリーニ島の旅はこちらから: