引き続き2022年9月末に再訪したクレタ島旅行の記録となります。
エーゲ海に浮かぶギリシャ国内最大の島、クレタ島は古代ミノア文明の栄えた島としても名が知られています(クノッソス宮殿など)。
今回はクレタ島を代表するビーチの一つ、プレヴェリビーチ(Preveli Beach)を紹介します。
プレヴェリビーチのロケーション
こちらのビーチですが、東西に長いクレタ島の南海岸にあるビーチです。
クレタ島の主要都市はすべて北海岸に接して発展しています(こちら側がアテネや他の島々の向きだからでしょうか?)。
イラクリオンからだと約110キロ、高速道路の無いクレタ島では2時間近いドライブとなります。
今回、我々が宿を取っていたレシムノンからだと約35キロ、約50分程度のドライブとなりました。
途中、岩場にヤギとかがいるとすぐに車を止めて見に行ったりしながら、急ぐことなくビーチを目指しました。
このビーチはやや秘境的なビーチなので、車で乗り付けることはできません(Google Mapで見てもビーチまでの動線は明らかに山道?)。
案の定、はるかに高い海沿いの崖の上の駐車場に車を止め、崖に作られた道を30分程度下る必要がありました(つまり帰りは登る!)
プレヴェリビーチ
到着時間がまだ午前中だったこともあり、駐車場はまだ十分スペースがありました。
ここからは上の写真にあるのような足場の悪い坂道を延々と下っていきます。
目的のビーチは、どうもその眼下に見えるところのようです。
しばらく下ると視界がよくなり、お目当てのビーチともう一つの見どころである海に流れ込む川沿いのヤシの林が見えてきました。
このビーチは、ビーチの両サイドも崖で行き気ができず、このビーチに流れ込む川の両サイドも絶壁というとんでもない場所にありました。
そこにはヤシの林を後ろに控えたこじんまりしたビーチが展開されています!
さらに下のほうまで下って行くと、思いのほか左右に三日月型に開けたビーチが見えてきました。
もうここまでくれば、あと少し、最後はビーチから迫り出した崖を回り込むようにして下っていきました。
まだ午前中ということで人もまばらでどこにでも場所が取れそうな感じ。
海に入る人もいれば、流れ込む川で遊んでいる人もいます。
また、流れ込む川の上流へは両サイドの林の中が歩けそうなので、行ってみたのですが、すぐに立ち入り禁止の柵があり、断念。
猛者は、自分の荷物を頭にのせて川の中を上流に上っていきました(何でも絶景らしい←木の下にタオルを引いて寝転がっていたら、なぜかその周りの人の会話がドイツ語ばかり?! しばし情報交換しました)。
さすがに9月とは言え、日差しが強いので木の下の場所を確保していたのですが、一時間ぐらいゴロゴロしているうちにだいぶ人が増えてきて騒がしくなり、早くも撤退を決めました。
少しの名残惜しさを持ちつつも、どちらかというと、”あの崖登るの?”ということの方が気になります(登らねば帰れぬ)。
そして何度も立ち止まり、何度も振り返りつつ登っていきました。
上からは、ビーチを目指して次々と人が下ってきました(案の定、上にたどり着いた時には駐車場は満車!)。
まとめ
今回は、クレタ島の代表的な秘境ビーチ、プレヴェリビーチ(Preveli Beach)を紹介してみました。
かなり不便なところにあり、もう少し秘境感が味わえるかと思いましたが、思いのほか多くの人が崖を下り、崖を超え来ていました。
さらに近場の町(村)から船でアクセスしている人もいました。
帰り道は、このビーチに注ぎ込む川の上流に沿って狭い峡谷の中を進みました。
途中、開けたところに大きな石橋があり、写真スポットとなっていました。
この川が、さっきのビーチに流れん混んでいるんですね。
引き続き旅の詳細を記事にしていきますので、またお立ち寄りください。
2019年のクレタ島訪問の記事はこちらから。