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【ポルトガル・ポルト】おすすめ観光スポット・大西洋を見に行く!

今回はポルトガルの第二の都市であるポルトの旧市街を少し離れて大西洋を見に行ってみようかと思います。

メトロやバスを利用して大西洋を見に行きましょう!

メトロでマトジニョシュ(Matosinhos)へ向かう

町の公共交通機関の要所、トリンダーデ駅(Trindade)からメトロA線に乗って終点のSenhor de Matosinhos へ向かいます。

終点までなので、方向さえ間違わなければ大丈夫だと思います。

所要時間は約45分、一回券であれば1.60ユーロで向かうことができます。

終点のSenhor de Matosinhos へ到着すると、駅は緑一面で何もない!

わざわざ海のそばで下車をせず終点まで来たのは、実はこの駅のすぐそばにある Parish Church of Matosinhos を訪れてほしいからです。

あまり情報が無かったのですが、敷地は広く正面から見た教会の姿は非常に堂々としたものでした。

そして何よりも目を奪われるのはその内装のすばらしさでした。

観光客は全くおらず地元の人が訪れていたようだったので、あまり歩き回らず後ろから見ていたのですが、天井や祭壇部分の装飾は素晴らしく、市内だけでなくここにも一見の価値アリと思える教会がありました!

Paroquia de Matosinhos -

教会見学が済んだら、少し町の路地をぶらぶらとしながら一駅分だけ歩いて戻ります(Mercado駅へ向かいます)。

一駅分歩いて戻ったら魚市場(Mercado Municipal de Matosinhos)を覗いてみましょう(午前中、お昼までに行きましょう)。

市場は外見はコンクリ建てのなんてことない建物ですが、なかは1階が魚市場、2階はその他(野菜以外にも鳥とか生きてるまま売られています)。

またこの市場のわきにはレサ川に架かる橋があるので少し歩いてみるのもいいですね。

下の写真は、橋の上から見たMercado駅、左が魚市場、右がバス停となります。

さてここからはバスの旅が始まります。

500番のバスに乗って海岸線を進みポルトへ戻る

まずはメトロの駅(Mercado駅)のわきのバス停で500番のバスを見つけましょう。

STCP

日中であれば、平日は1時間に4-5本、週末は3-4本程度の間隔で動いています。

この路線はこの駅からポルトの中心部、アズレージョで有名なサン・ベント駅まで海岸線、ドゥエロ川沿いを走って向かいます。

それでは、2階席に陣取って海岸線を進みましょう。

最初に向かったのは、ケイジョ要塞(Castelo do Queijo)サイズは小さいですが、少し海にせり出した昔の要塞です。

ここでいったんバスを降りて、あたりを見学してみたいと思います。

要塞内部は見学が可能で、入場料は50セントです。時間があれば要塞内から大西洋を眺めるのもいいかもしれません(私はあまり観光にお金を使わないタイプです)。

私は海外沿いには遊歩道があるので海に沿って歩いたり、少し海に近づき貝を探したりする方が性に合っていたようです。

ポルトガルで大西洋を見るといつも思うのですが、ポルトガルはある意味、欧州最西端の位置にあるせいか、とても海が広く見えます(昔々、宮本輝氏の著作『ここに地終わり海始まる』に影響を受け、リスボンからロカ岬を目指しました)。

また、ビーチご希望の場合はもう少し手前で下車するとビーチもありました(時期的にサーファーばかりでしたが)。

さて、適当に時間を使ったら再び500番のバスで海岸線を進みます。

次に下車したのは、ドゥエロ川の河口近くのフォス・ド・ドウロ(Foz do Douro)です。ここは正面にビーチが広がるかなりにぎやかな町。

でも私の目当てはその町の端から伸びる2つの防波堤と2つの灯台です。

堤防の袂まで来ると、この防波堤と灯台はこんな狭い間隔で作られていました。

無論、向かうは遠いほうの灯台です。

灯台に近づくに従い2つの防波堤の間に流れ込む波が意外に迫力ありました。

さて灯台のそばまで来ると、さすがに四方が海って感じになります。

またここまで来て振り返るとドゥエロ川の河口付近からポルトのほうを見ることができます(さすがに旧市街のほうまでは見えない)。

さて、戻り際、堤防の入り口付近にはこんな看板が!

濡れていたのは高波のせいなんですね💦

ここからは再び500番のバスで市内へ戻ります。

ここまでであれば市内からはバスではなく、路面電車(1番)で来ることも可能です。

ただし路面電車は一般的な公共交通機関(メトロやバス)の共通チケットでは乗車できず、別のチケットが必要になります。詳しくは下記のリンクで。

Porto Tram City Tour - STCP

今回の旅で利用した72時間チケット

今回は3泊4日の旅でしたが、ホテルが郊外ということもあり、観光のためには毎回メトロかバスを利用して旧市街に出る必要がありました。

ポルトは公共交通機関が非常に安く、空港から市内でも片道2ユーロ!

コツコツ必要なところだけ公共交通機関を使えば、それほどの額にはならないとは思ったのですが、アンダンテカード(60セント)を購入してチャージするのが面倒だったため(ゾーン制で最低1.20ユーロから)、アンダンテ・ツアーというチケットを購入しました。

このアンダンテ・ツァーには24時間券(7ユーロ)と72時間券(15ユーロ)があり、他のチケット同様に乗車の際に、機械にタッチする必要はあるのですが、デポジットもなく、使い切りでチャージの必要もなし、さらに今日紹介したルートも空港も含めたエリアはすべてカバーされており、それでも少し高いかと思いながらも”楽”を選びました!

購入の際の注意ですが、通常のチケットの様に自販機での購入はできません。

私は空港から利用したく、空港駅の自販機で買おうとしましたが該当するチケットが見つからず、係員に聞いて初めて、空港内のツーリストインフォで購入できることを知りました。

まとめ

今回は、あまり紹介されていないポルト郊外の大西洋を見に行くルートを紹介してみました。

当初はメトロで向かい、海が見れたらまたメトロで戻るつもりでしたが、偶然にも500番のバスを見つけ、海岸沿いドゥエロ川沿いを進むことができ、半日かけてゆっくり回ることができました。

また、乗り放題のアンダンテ・ツアー72時間チケットのおかげで、乗り降りでチケット代などを気にすることもなく、自由に降りたいとこで降りて、乗りたい時に行きたいとこまで乗ることができました。

乗り放題のチケットとGoogle Mapがあるとやっぱり便利で~す!

 

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