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【フライトレビュー】TAPポルトガル航空のビジネスクラスに搭乗!

本日紹介するTAPポルトガル航空(TAP Air Portugal)ですが、日本にいる皆さんにはあまり馴染みのない航空会社かと思います。

リスボンを拠点とするポルトガルフラッグキャリアであり、欧州内、アフリカ、南北アメリカへの路線を持つスターアライアンス加盟の航空会社です。

今回は、その欧州内ビジネスクラスについてレポートしていきます!

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フライトルートの紹介

今回利用した路線は、下記の様になります。フランクフルト-リスボン間は欧州内フライト、リスポンーポルト間は国内フライトとなります。

往路が、フランクフルトーリスボン-ポルト

復路が、ポルトリスボン-フランクフルト

若干イレギュラーが発生し、帰りのポルトリスボン間が機材変更でビジネスクラスの無いフライトへ変更されてしまいました。

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今回利用した路線

さて、すでに記したように機材変更でポルトガル国内線一区間がエコノミーになってしまったので、フランクフルトーリスボン間のフライトを中心にお知らせします。

フランクフルトーリスボン

  • 便名TP573
  • フランクフルト 午前6時0分発(実際は6時21分)
  • リスボン 午前8時5分(実際は8時4分)、1時間の時差アリ
  • 機材 Airbus A320-214

出発時間が午前6時と早く、実際にチェックインのため空港入りしたのは4時ごろでした(搭乗開始5時10分となっていたため)。

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機内の様子ですが、欧州内でよくみられるビジネスクラスで、座席自体はエコノミーと同じです。

前後のピッチが広くなっており、3人掛けシートの真ん中は使用しないスタイルです。

他社ではこのスペースを固定テーブルなどをつけて固定していますが、TAPでは通常の座席のままとなっていました。

座席数は、前から3列がビジネスクラスとなっており、50%の搭乗率でした(エコノミーはほぼ満席)。

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この日、2番目に早いフライトでフランクフルト空港を出発となりました。

目の前にはフルトハンザの機体が見えます。コロナ前は出張などで頻繁に乗っていたのにこの2年は一回ぐらいしか乗っていない。

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この日は雲が厚く、ある程度の高度を獲得するまではどんよりとした風景の中でした。さすがに空高く飛び出すと、久しぶりの気持ちい朝の空が見えました。

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さて、座席にそれほど特徴のない欧州内ビジネスクラスですが、食事のほうはいかがでしょうか?

TAPではビジネスクラスの場合、事前にアプリ上でメニューを選ぶことができます(肉かパスタか程度ですが)。

一応選んでおいたのですが、出てきた食事は全員同じ朝食メニューでした。

早朝出発でラウンジを使用できなかったのでしっかり食べたかったのですが、かなり軽めの食事になっていました(これではアルコールも飲みようがない)。

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フランクフルトとリスボンでは1時間の時差がありますが、おおよそ2時間40分ほどでリスボンに到着となります。

今回は空港へのアクセスが大西洋側からだったため、リスボンの西側からとなり、きれいな海岸線や、ベレンの塔、発見のモニュメント、ジェロニモ修道院なども眼下に見え、また高度を大きく下げてからはリスボンの町もはっきりと見えました。

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リスボン到着後は、しばし次のポルト行きの便を待ちます。

ここでは、TAPのプレミアムラウンジを利用します。

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結構、混雑することもあるので、その場合は隣のANAラウンジ(プライオリティ・パス)もお勧めです。

www.oni-taiji.com

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リスボンポルト

  • 便名TP1940
  • リスボン 午前11時05分発(実際は11時11分)
  • ポルト 午前12時05分(実際は11時55分)
  • 機材 Embraer E190LR

ここからは国内線となり機材も小さくなり2x2の配列になりました。一番前の席でしたが、TAPクルーの移動に重なり、ビジネスクラスの空席はすべてTAPのクルーでいっぱいになりました(エコノミーはいずれにしろ満員)。

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実質45分程度のフライトですが、簡単な軽食としてサンドウィッチとお菓子が出ました(寝ぼけており写真無し)。

朝3時半起きでのフライトだったためこの路線では完全に寝入ってしまい、いつ飛んだのかも知らないほどでした。

ポルト-リスボン

  • 便名TP1949
  • ポルト 午後4時00分発(実際は3時55分)
  • リスボン 午後5時00分(実際は4時59分)
  • 機材 ATR 72-600

この路線は機材変更でビジネスクラスが消滅してしまい、有償で予約できる前方の席を優先的にアレンジされていました(もちろん隣席は空席)。

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その代わり初めてのプロペラ機ということで別の楽しみを味わえました!

搭乗は機体後部からのみで、ご覧の様にボーディングブリッジの使用は不可ですね。前方にもドアがありますが、クルー用で乗客の使用はできないようです(前方の席でしたが前に出口なし!)。

2x2の座席ですが、かなり古い感じの機体でした。

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また座席番号の表示がどこにも見当たらず、迷っている人が多かったですね。よく見ると室内上部の客室ライトにシールで貼ってありました。

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さて飛行中の一枚ですが、iPhoneのシャッター速度って早いんですね(シャッターはついていませんが)。目では追えないプロペラも写真でとれば止まって見える。

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リスボンーフランクフルト間

  • 便名TP572
  • リスボン 午後6時15分発(実際は6時25分)
  • フランクフルト 午後10時20分(実際は9時54分)、1時間の時差アリ
  • 機材 Airbus A320-214

さて、帰りはリスボン空港での乗り換えにほとんど時間がなく、ラウンジも寄れず、すぐに搭乗ゲートに向かい、そのまま乗り込みました。

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機内の様子は機材が同じなので今回は割愛します。ただTAPは内装をすべて新しくしているので、シートはいつ乗ってもきれいです。

機内食のほうですが、こちらは事前に選んで置いた”肉”が出ました。

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う~ん、ビジネスクラスというか食器は確かにプラスティックではないですけど、内容は国際線エコノミーに近いような、、、。せっかくなのでポルトガルの赤ワインももらい食事を楽しむことにしました。

食後はゆっくりコーヒーでも飲んでいると実質2時間半のフライトなんてすぐに到着してしまいます。

価格と獲得マイルのお話

今回欧州内でビジネスクラスを利用した理由ですが、TAPポルトガル航空を利用の場合、我々がスターアライアンスで利用しているエーゲ航空へマイルを加算する際にしっかり200%での加算が可能であり、ゴールドステータス維持に必要だった残り4500マイル程度を簡単に一回でクリアーできるためでした。

しかも往復の航空券代も298.41ユーロ(約4万円)とお手頃だったことも選択理由となりました。

余談ですが、コロナの影響もあり、エーゲ航空でのスターアライアンスのゴールドステータス維持は、昨年のロードス島への搭乗(エコノミーで4区間と今回のTAPのビジネスクラス搭乗(ビジネス4区間だけで達成となりました。

延長条件は、エーゲ航空区間搭乗と合計9000マイルと非常に簡単でした。

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間違いなく世界一簡単にステータス維持を成し遂げているのではないでしょうか?

まとめ

マイル修行でのリスボン経由ポルト行でしたが、ポルトでちゃんと3泊して楽しんできました。その話はまた次回。

TAPポルトガル航空は結構好きな航空会社なんですが、携帯アプリにしても、予約サイトにしても、メール対応にしてもかなりいい加減です。

実際、1区間が機材変更でビジネスクラスが無くなった際も、サイト上では『フライトキャンセル』となっており、しばし対応を待ちましたが何日たっても連絡一本来ないのでメールやTwitterで連絡し、やっとキャンセルではなく機材変更であることを突き止めました(ビジネス乗れないのに一部返金とかの連絡はもちろんなし)。

以前にモロッコ行のフライトがコロナによるモロッコの入国規制でフライトごとキャンセルになったさいも、連絡は一切なく、たまたま予約サイトを見たらキャンセルになっていたこともありました(返金に関して現在も交渉中)。

なにも無ければ、機内もきれいだし、機材の外装やカラーもよく、いい印象の航空会社だっただけに今回の対応にはやや疲れました。

 

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