さて今回は、ドイツ・フランクフルト空港・第1ターミナル・Bコンコースにあるエアカナダのラウンジ、Maple Leaf Lounge についてのアップデートレポートです。
世界16空港に展開されるエアカナダの Maple Leaf Lounge は Star Alliance 系のラウンジとしてビジネスクラス利用者、さらに Star Alliance のゴールドメンバーも利用ができます。
フランクフルト空港内のMaple Leaf Loungeへのアクセス
ラウンジがある場所は、第一ターミナルのBコンコースの2階(出発フロア)です。
Bコンコースは一般的にはシェンゲンエリア外へのフライトゲートが集まっており、このラウンジも出国審査後のエリアにあります。
出国審査後、このBコンコースでは、向かって左手に、ルフトハンザ航空の Senator Lounge とエアカナダの Meple Leaf Lounge の表示があります(右手には同ルフトハンザ航空の Business Lounge がある)。
比較的Bコンコースの中心部に近いところにあるので左右どちらの搭乗ゲートの場合でも利用しやすいです。
斜め向かいにはルフトハンザ航空の Senator Lounge もありますが、出発フロアである2階に入り口があるルフトハンザ航空のラウンジとは異なり、エアカナダのラウンジは、方向指示に従い階段、エスカレーターで上るかエレベーターを利用して3階に上がりラウンジの入り口にアクセスします(ルフトハンザ航空のラウンジも3階にあるのですが、ラウンジ入り口は2階にある)。
3階に上がってしまえば、ラウンジ入り口ははっきりとしているので、迷うことは無いと思います。
ラウンジ内部の様子
ラウンジ内は決して広く無いですが、その分、目が行き届いているように思えてます。
何よりも目を引くのは、暖炉のように炎を模ったオブジェでしょうか。
ラウンジ中央のこの炎の赤がラウンジ全体に温かみを与えているように感じます(冬なので一層そのように感じる)。
座席はこの炎を取り囲むようにソファセットがあり、さらにその外周にもソファセットやテーブルが囲んんでいます。
搭乗ゲート側に大きなガラス窓がありBコンコースに駐機している各航空会社の機材を見渡すことができます。
この日はちょうど夕方の時間帯で夕日が差し込んできました。
またラウンジの一番奥には仮眠用のスペースが5-6人分あり、ひとりごとに区切られたリクライナーとテーブルの空間が用意されています。
また充電用のコンセントですが、飲食用テーブルなどにはすべてセットされていました。
それ以外にも窓側のソファーセットの下にも電源があったようですが、すべてのシートにあるわけではないので、もし充電の必要がある場合には、事前に確認してから席を決めたほうがいいと思います。
また、飲食に関するお知らせですが、用意されている食事の種類は決して多くはありませんが、少し試した限りではルフトハンザ航空のSenator Loungeよりも良いような気がしました。
気持ちの問題もあると思いますが。
ドリンク類は、ソフトドリンク以外にもワインが数種類にスパークリングも数種類用意されていました。
食事の方はパンが数種類、ライスにタイカレー?、ヨーグルトにサンドイッチなど。
カレーは普通にお金が取れるような味でした。
重複しますが、決して大きいラウンジではないので、何種類も選択肢があるわけではないことを改めて記しておきます。
もし、いろいろなものを試したいということであれば、規模の大きいルフトハンザ航空のラウンジをお勧めします。
また、ラウンジ内には専用のトイレ、シャワーなども完備されています。アメニティはイギリスのMolton Brownが使用されていました。
まとめ
以前は夜まで開いていたこちらのラウンジですが、残念ながら、エアカナダの出発時間との関係で次第にガラガラとなり、夕方の5時前に閉鎖となってしまいました。
それに気づかず(すっかり夜遅くまで開いていると思い込んでいた)ゆっくり過ごしていた我々は、我々が利用する航空会社の搭乗時間までの時間を過ごすこともできず、あえなくルフトハンザ航空のラウンジに移動する羽目になりました。
利用できる時間が限定的ということで万人向けとは言えませんが、機会があれば是非寄って欲しいラウンジです(混んでいないのでゆっくりできます)。
特に普段はルフトハンザ航空の Senator Lounge を利用する機会が多いので(シェンゲンエリア内のフライトでは選択肢がない)飽きもあり、今回はいい気分転換になりました。
フランクフルト空港第1ターミナルBコンコースのAir Canada Maple Leaf Loungeです。
— Oni-Taiji (@OniTaiji4) 2022年12月25日
フライトまであと2時間半ここでゆっくりします。
ちなみにカナダへ行くわけではありません。 pic.twitter.com/Ux5MMc7CyO
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