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フライトレビュー・コロナ禍の欧州内フライト・ルフトハンザ航空フランクフルト-プラハ便

規制緩和で欧州内での移動の自由が進む中、8月初旬についに飛行機での旅をしました。今回は乗り慣れたルフトハンザ航空を利用してチェコの首都プラハを訪問しました。

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フランクフルト空港のいま

ちょうど今から1か月ほど前に、コロナ禍のフランクフルト空港のついて下記の記事を書きました。この時点でフランクフルトのあるヘッセン州の学校は夏休みに入っており、本来であれば連日とんでもなく混雑している時期でした。 

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今回の旅は、この記事から約2週間後の出発となります。

出発便が午前8時台ということもあり、空港には6時半には到着していました。

早朝とは言え、本来夏休み期間であればそれなりの混雑が予想されるため、”悪名高き”フランクフルト空港のセキュリティーチェックをスムーズに通過するためやや早めの到着を計画していました。結果的には通常の空港を知っている我々にすればガラガラに近い状態でした。

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欧州内(シェンゲンエリア内)なのでパスポートコントロールはそもそもありません。またこれまでのところコロナ対策的にはところどころに消毒液が配されており、空港内はマスク着用といった一般的なルールのみです(体温検査等はありませんでした)。

さて、セキュリティーチェックの入り口ですが、ここは要注意で、多くのビジネスマンがルフトハンザのステータス保持者のため、平日の早朝であれば、Fast Track のほうが混雑して時間を要することが多々あります(この日も平日)。

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奥を見るとほとんど人がいない!

毎回ここで悩むのですが、今日は空いてそうと見定めて Fast Track へ進みます。

結果、ガラガラでした!

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セキュリティーチェック自体も係員がマスクと手袋をしている以外は特に変更点もなく、サクサク進みました。

次に免税店エリアですが、規模の大きい免税店は開いていますが、それぞれ直営店などは約半数が閉まっていました。この辺はコロナの影響を感じずにはいられません。

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それでは、時間が思ったよりできたので、ラウンジで時間をつぶします。

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第1ターミナルAコンコースの Lufthansa Senator Lounge のいま

さて、Senator Lounge の現状ですが、入り口にはやはり消毒液がおかれており、入口と出口側を分けるようにポールを立てていました。ここでも体温検査等はありません。

もちろんラウンジ内はマスク着用義務アリです(ただしここでは守っていない人もちらほら)。

座席等は一応、隣を開けて座るように指示書が椅子の上にあります(置いてあるだけなので動かして座る人あり)。

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フードコーナーはやはり閑散としており、飲み物を除く食べ物はほとんどがガラス瓶などに一回分づつ取り分けられており、接触を避ける手段がとられています。ホットミールなどは、ビュッフェスタイルではなく、担当者にお願いしてお皿に取ってもらうシステムとなっていました。

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もちろん全てにおいて普段より品数が少なくなっているのは仕方のないことかと思います(減っていないのはドリンク類の種類やアルコール類)。

またラウンジの混雑具合ですが、そこそこですが、この時間帯としては異常に空いていました。明らかに我々のような旅行者もいましたが、ビジネスで移動していると思われる人たちが思いのほか多くいました。

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普段の様子は以前に掲載している記事をご参照ください。

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搭乗と機内の様子

さて、肝心のフライトの話ですが、機材はA320のため、座席は3-3となります。

予約時には真ん中のシートは座席予約ができないようになっていたので、すっかりそのままと思っていたのですが、チェックイン時に確認すると、(さらに状況が緩和されたようで)通常の座席状態に戻っていました。

平日のプラハへのフライトのため(それほどビジネス需要はない)、それほどの混雑はなく、最初に体の不自由な方や小さいお子様連れの方へのコールがあったのちは、グループ分けもなく搭乗開始となりました。

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搭乗の際のグループ分けもないほどなので約1/3ぐらいの入りといった感じでした。

さすがに機内でのマスク着用義務を守らない人はいなかったようです。

スムーズに搭乗もすみ、ほぼ定刻にタキシングとなりました。

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タキシング中、ターミナルのほうを見ると普段はどのゲートもいっぱいの状態の超過密空港とは思えないほどガラガラです。

途中、同じルフトハンザのB747と対面!ルフトハンザでは今も現役で活躍中です!

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その後、待機時間もなく簡単に離陸となりました!

今年2月にギリシャに行って以来のフライトです。いつの間にか6ヶ月もたってしまったんですね。

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離陸するとすぐ眼下に駐機場が見えます。ここは現在、第三ターミナルの建設が進んでいます。

さて、機内の様子ですが、さすがにこれはマスクをしている以外はあまり変化はありません。

ルフトハンザの場合、欧州内フライトのエコノミークラスでは軽食(サンドウィッチなど)とドリンクのサービスがありますが、今回はミネラルウォーターのボトルが配られただけで、軽食やその他のドリンクサービスは一切ありませんでした。

そんな中、わたくしウシさんのみサービスを受けました!

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このあたりルフトハンザもしっかりしていますね(やればできる)。ちゃんと私の座席まで来てくれて誕生日のお祝いの言葉と簡単なお菓子と飲み物をくださいました。

正直言って近距離のフライトではかなり稀ではと思います(過去にも幾度かトライしましたが成功は今回が初めてです)。

まとめ

前回のフライトから半年も過ぎてしまいましたね。

実際にに乗ってみると今までと変わらず、特にプラハは近いのでたったの40分のフライトです。感動する暇もなく到着です。

でもプラハの空港に降り立つと、やはり違う国に来たんだなーと思います。

これが旅行の楽しさですよね。

これからしばらくは灼熱のプラハ観光をお伝えしていきます。

残暑厳しい日本はさらに過酷かと思いますが、さすがに35度以上でマスクつけての観光は堪えました!