さて今回は最近宿泊したロンドンのビジネス街カナリーワーフにあるマリオットホテル・カナリーワーフの宿泊レポートです。
中心部からは少し離れていますが、シティ空港からは近く欧州内を移動する方には便利な立地です。
ホテルの立地とアクセス
ホテルはロンドン東部のカナリーワーフ地区、ちょうどテムズ川が大きく湾曲しているところにあります。
カナリー・ワーフは旧西インド会社・ドック跡(商業用埠頭)に建てられた新しい金融・商業地区で大規模ウォーターフロント再開発地域の中心地区です。
ロンドン・シティ空港からはDLRで乗り換えなしで約20分(最寄り駅はPoplar)となります。
ヒースロー空港からもエリザベスラインで乗り換えなしで約50分となります(最寄り駅はCanary Wharf)。
距離の違いはあるものの公共交通機関で両空港から乗り換えなしでアクセスできるのは非常に便利です。
部屋の紹介
ホテル・エントランスやフロントデスクはけっして広くはありませんが、エントランスからチェックインカウンターまで荷物を運んでくれたり、そのあとのチェックインまでの引継ぎなどはしっかりしていました。
通常のホテルタイプの客室は7階までで同階にエクゼクティブラウンジもありました。8階から12階はレジデンスタイプの部屋(キッチンなどもある)となっています。
今回は通常のタイプの部屋を予約していましたが、珍しくプラチナステータスのご利益で、エクゼクティブスイートにアップグレードされていました(いうまでも無く一人では無駄に広い部屋)。
部屋は大きく分けてソファーがあるエリアとベットがあるエリアに分かれています。
両エリアは部屋として分かれているのではなく、簡単な衝立で仕切られている感じです。
完全なスイートタイプではありませんが、一人での利用なのでかなり持て余す広さです。
部屋の入り口そばには、ミニバーエリアもあり、エスプレッソマシーンなどとともに無料のミネラルウォーターが2本ありました(それ以外にもベット脇にミネラルウォーターが2本ありました)。
また、入り口そばにはデスクもありました。
決して新しいホテルではないせいか、コンセントはすべてイギリスタイプ(BFタイプ)のみで、バスルームに一か所だけヨーロッパで一般的なCやSEタイプが差し込めるところがありました(おそらくドライヤーやシェーバー用)。
机の引き出しなどを探しましたが、変換用アダプター等は用意されていないようです(うっかり忘れてバスルームでPCの充電を行う羽目になりました)。
ちなみにUSBでの充電はできるようになっていました(ただしAタイプのみ)。
さて、部屋の入り口のそばには、ウォークインクローゼットもあり、そこを経由してバスルームにもつながっていました。
これだけのホテルですが、スリッパは無し、少なくてもヨーロッパ内では自分でスリッパを持ち歩くのが正解ですね。
バスルームはとても広く、浴槽とシャワーは分かれているタイプです。
アメニティ類がほとんどないのは欧州では以前から当たり前ですが、シャンプー類などはロクシタンでまとめられていました(一部ハンドウォッシュなどは備え付け)。
この部屋のいいところは、なんといっても角部屋で2方面が全面ガラス張りで眺めがいいこと!
特にカナリーワーフ駅と高層ビル街が見えるこちらの窓がよかったですね。
そして夜景がこんな感じ。
また、眼下には3方向へ向かう電車の往来を楽しむこともできました。
若干、音は気になりましたが、、、。
朝食
さてホテルの朝食は、グランドフロアーにあるレストラン『Manhattan Grill』でビュッフェスタイルで楽しむことができます。
内容的には、それほど変わったものがあるわけではなりませんが、一通りすべて揃っているといった印象です(オムレツや卵焼きは好みを伝えて作ってもらえます)。
最近はどこのホテルに行ってもコーヒーはマシンが置かれており自分で入れるのが主流になってしまったのが残念です。
個人的には朝はポットに入ったコーヒーをテーブルまで持ってきてもらい、ゆっくりと数杯飲みたいところです。
まとめ
今回は、一泊の滞在だったので、利用可能であったエクゼクティブラウンジには足を踏みいれることも無く終わってしまいました。
本来はここでもゆっくりお茶でも飲みながらカナリーワーフのビル街を眺めてみたいことろです。
さて、今回は、ロンドンでもやや中心部から離れたビジネス街にあるマリオットホテルの紹介となりました。
中心部のホテル代が高騰を続けるロンドンですが、少し離れるだけで多少はホテル代も節約できるかと思います(その際は公共交通機関の接続が重要ですね)。
また、このカナリーワーフ地区は地下街も充実しており、スーパーなどもあり、天候がイマイチの時でもあまり濡れることなく移動が可能でした。