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【イタリア・ピエモンテへの旅】アルバ白トリュフ祭り(International Alba White Truffle Fair)

さて、今回は2025年10月末にイタリアのエモンテ州アルバ(Alba)で毎年開かれる白トリュフ祭りに行ってきました。

これまでトリュフといえばフランスで黒トリュフを食べることが多くイタリアの白トリュフを食べる機会がありませんでした。

香りの違いや値段などを含め興味津々での訪問となりました。

アルバ白トリュフ祭りについて

毎年行われているアルバを代表する一大イベントで、おそらくイタリア最大のトリュフ祭りです。

www.fieradeltartufo.org

今年2025年度の開催期間は10月11日から12月8日までで、土曜日、日曜日のみ行われています(平日は行われていません)。

開催時間は午前9時30分から午後7時30分まで(最終入場は午後7時)。

会場は、アルバ旧市街のコルティーレ・デッラ・マッダレーナ / マッダレーナの中庭(Cortile della Maddalena)に仮設テントが設置されており、ファルコーネ広場(Piazza Falcone)にメインエントランスが設置されています。

入場料は前売りであれば5.25ユーロ、当日券でも入れますが6ユーロとなります。

同時に同じ会場内でワイン祭りも行われており、合わせて事前に2杯分のチケットが付いたワインテイスティングクーポンの購入も可能です(追加で9.55ユーロ)。

またメイン会場でのトリュフ市、特産品販売、ワインテイスティング以外にも、街中でのパレード、クッキングスクール、トリュフハンターとのトリュフ探しツアーなどなどトリュフ関連の様々な催しものが企画されていました。

チケットの購入方法

チケットは下記のサイトより事前購入が可能です。

International White Truffle Fair - Find out all the events

購入後はPDFのチケットがメールで届くので、当日は携帯電話などでPDFを表示できるようにしておけばPDF内のバーコードを読み取ってもらい入場できます。

我々の経験では午前中早い時間帯であれば空いていますが、11時以降は一気に人が増えた印象があります。

前売りチケットは日付と入場時間を選択する必要がありますが、実際には日付があっていれば時間ぴったりでなくても入れてもらえました(10時半入場のチケットを買いましたが10時には入場を済ませました)。

白トリュフ祭り会場内の様子

メイン会場にはトリュフ市、ピエモンテ特産品の販売所、ワインテイスティング会場などが一つの大きなテントの中で開催されています。

もちろん、一番の目玉は、ピエモンテ州公認のトリュフハンターから直接トリュフを購入できることです。

イタリアの白トリュフの魅力ははやりその複雑な香りにあります。

通常は採取から2-3日目に香りのピークを迎え、その後次第に香りは下降線をたどり一週間から10日ぐらいで終わってしまいます。

そのため、状態の良いトリュフを手に入れるには、信頼できるお店やハンターとの関係が大切なようです。

このトリュフ市では、多くのトリュフハンターが目の前に並べた自身のトリュフをどれでも試香させてくれます。

同様にトリュフや様々な特産品を取り扱う専門店も出店しており、その気になれば20-30店舗で試香を繰り返すことができます。

我々も様々なトリュフハンターに声をかけ、気になるトリュフを指さし、その香りをかがせてもらいました(大体英語で何とかなりました)。

これほど多くの白トリュフを一気に試香する機会は初めてなので、まずはその香りの多彩さに驚いたほどです。

比べてみると同じように感じていた白トリュフの香りにも様々な特徴があり、アンモニア臭のような強いものから蜂蜜のような魅惑的な香りのもの、どれもそれぞれの香りがまじりあい、複雑な香りを形成しています(中には全然ピンとこない香り弱いものもある)。

素人の我々が出した結論は、とりあえず自分たちがいいと思った香りの白トリュフを一つ購入してみようということになりました。

ここで気になる相場ですが、前日に宿泊先のそばの田舎のレストランで食べた白トリュフの値段は10グラム50ユーロでした(大体の目安ですが、10グラムが一人が一回に食する量です)。

前日にレストランで食べた白トリュフとタリオリーニピエモンテではタヤリンと呼ぶ))

さて、白トリュフ市での相場は、おおよそ100グラムで450-500ユーロ(10グラム換算で45-50ユーロ)とレストランで食べた時とほぼ同じ相場です。

値段差は形や香りなどで設定されているようです。

常識的に考えればバカ高い食材ですが、あれこれワインを飲みながらひたすら白トリュフの試香を繰り返した我々の感覚はすでにバグっており、とりあえず2人で一回分に当たる20グラム程度の白トリュフを探しはじめました。

最終的に100グラム450ユーロの値段帯で2人の意見が一致した白トリュフを約20グラム85ユーロで購入しました。

購入後、使用中に撮影した白トリュフ断面

トリュフ購入後は、ほっとしたこともあり、その他特産品やワインの試飲を楽しく続けました。

有料のワインテイスティングに関して

我々は白トリュフ祭りメイン会場への入場券と合わせて有料のワインテイスティングのクーポンも購入していました。

会場エントランスで、ワインテイスティングのクーポンを見せると、試飲に利用するグラスとグラスを入れておく首掛けポシェットがもらえます(これはお土産になる)。

同時に2回分のワインテイスティングチケットを入手でき、これでひとり2杯分の好きなワインを注文することができます。

ワインテイスティングエリアには数人のソムリエが待機しており、自身の好みを伝えたりお勧めを聞いたりしながらワインを注文します(ここでチケットと引き換えで2杯のワインがもらえます)。

種類は恐ろしく多く、多少銘柄などわかっていれば楽しめますが、そうでない場合は何を注文したらいいかわからなくなりそうです。

ちなみに、事前にワインテイスティングのクーポンを購入していなくても一杯ごとに有料で飲むことも可能です(もちろん、ワイングラスやグラス携帯用のポシェットはもらえない)。

入場した10時頃は空いており、ソムリエと話をしながら注文したりできましたが、一杯飲んでもう一度白トリュフの試香に回った後に戻ってきたら、ものすごい人だかりとなっており2杯目をもらうまでにだいぶ時間がかかりました(もちろんソムリエとゆっくり話などできない)。

また、会場内にはこのテイスティング会場とは別に、各ワインセラーが自身のブースを出しており、そこでは基本無料で試飲をさせてくれます。

我々は、その中からDEMARIEというワインセラーのブースを訪ね、ワインセラーがあるロエロ(Roero)地区のワインから、銘醸地バルバレスコバローロなど最終的には7-8種類も飲ませてもらいました!

ここでの試飲がきっかけとなり後日、直接ワインセラーを訪問することになりましたがその話はまた別の機会に。

結論としては、ワインテイスティングクーポンを購入して2杯のワインが飲めてもゆっくり楽しむことはできないことが分かったので次回はいらないかな、と思います。

正直ワインセラーのブースを回りながら、説明を聞きつつ試飲をさせてもらう方が楽しかったですね。

最期に

今回、初めてアルバの白トリュフ祭りを訪問しましたが、一気にいくつもの白トリュフの試香ができ、その様々な香りの違いに触れることができたのはとてもたのしい経験となりました。

また、ほぼ英語でコミュニケーションができたのは助かりました。

間違いなく再訪することと思います。

また、同じ会場内で売られていたこのエリアの食材であるハムやサラミ、乾燥ボルチーニ、チーズ、ヘーゼルナッツ(ノッチョーラ)なども少量づつですが試食できて楽しかったです。

ちなみに会場内の出店で、白トリュフを乗せた目玉焼きなども売られていましたが、価格は38ユーロ(黒トリュフなら18ユーロ)でした。

レストランでは高すぎると思う方はここで食べてみるのもいいかもしれません。

またアルバと言う町自体も多くの歴史的建造物もあり観光目的で訪れても見ごたえのある町です。