さて、今回もトルコの代表的な大都市イスタンブールを紹介していきます。
世界三大料理の1つとされているトルコ料理.。あれも食べてみたいこれも食べてみたいと思うわけですが、やっぱり安くて美味しいものを探してしまいます。
そんな旅で見つけた安くて美味しいお店の紹介です。
- 旧市街にあるダントツに安くて美味しいロカンタ:Balkan Lokantası sirkeci 2
- カドキョイでのおすすめはケバプのお店:Tatar Salim
- スルタンアメフト地区から少し外れたエリアにあるZiya Baba Türk Mutfağı Slow food
- まとめ
旧市街にあるダントツに安くて美味しいロカンタ:Balkan Lokantası sirkeci 2
ロカンタとは、簡単に言ってしまえば『大衆食堂』です。
煮込み料理がメインでケバプの様な焼き物はありません。
お店によって品揃えはいろいろですが、ここは種類も多く見ていて楽しいです。
どれも美味しそうで、いろいろ試したくなりますが、一皿ごとの量が多いので注意!
注文は簡単で、食べたい料理を指させば、ドカンとお皿に取ってくれます。
一皿ごとの値段は料理ごとに決まっているので量で値段は変わりません。
トレイに料理を載せて、さらにサラダなど自分が欲しいも物をピックアップしたらお会計。
あとは、あいているテーブルに座って食べるだけ。
食べかけ写真で申し訳ないですが、2人でメインを2皿とサラダ1皿、飲み物はアイラン(ヨーグルトを水で薄め、少し塩分を足した定番の飲み物)。
メイン2皿は、一つがトルコ風ムサカ?、もう一つはキュフテ(トルコのひき肉団子)の煮込み。
パンは有料か無料か、よくわかりません💦
このお店、実は2018年の時も食べに来ていて、その時も安くて美味しくて量も十分だったので、今回、再訪しました。
今回もどの店よりも安かった!(高くても一皿500円しない)
人気店で、ひっきりなしにお客が入ってきますが、回転は速いので席に座れないことはないと思います。
旅行者も来ていますが、地元の人のほうが多い気がします。
カドキョイでのおすすめはケバプのお店:Tatar Salim
こちら旅系YouTuber『Haru Daily』のHaruさんが食べに行った動画を見て、行ってみました。
時間帯によっては並ぶくらいの人気店です。
幾つかメニューはありますが、食べるべきは、Dönerです(食べるのに夢中で写真はお店のサイトから拝借)。
ピタパン2枚とその間に肉が冷えないようにドネルケバプがたっぷり入っています。
メインだけ注文すれば、フライドポテト、ザクロの入ったサラダ、付け合わせの青唐辛子のピクルス(かなり辛い)が付いてきます。
サラダは、周りの方の食べ方を見てると摘む程度食べて、残りはケバプとともにピタパンへ挟んで食べていました。
もちろん飲み物はアイラン。
ここのアイランはオリジナルなのか、とても美味しかったです。
最後はサービスのチャイで終了です。
旅行者よりも地元のトルコ人の方のほうが明らかに多いレストランで、夕食の時間はかなり混雑しています。
この時は2人で1500円程度でした。
スルタンアメフト地区から少し外れたエリアにあるZiya Baba Türk Mutfağı Slow food
スルタンアメフト地区のにぎやかな場所を離れ、マルマラ海に向かって南側に下ったエリアにあるケバプを中心にしたレストランです。
メニューも写真付きで分かりやすく、若干ツーリスト向けの内容と思いますが、値段的にはお手頃範囲だったので来てみました。
お店はローカル店の佇まいで、なかなかよさげ。
スープとサラダを一つづつ、さらにメインを2種類頼んでみました。
スープは野菜系のほっこりした味わいで、体が温まります。
メインの2種は、Dürüm-Döner(ケバプをピタパンで巻いたもの)とシシケバプ(串刺しのケバプ)です。
どちらも出来立てでボリューミーで美味しく楽しめました。
このお店も2人で1500円もしない程度でした。
まとめ
トルコは引き続きインフレが激しく、訪れた2022年12月末と比較し、すでに値段が20-30%上昇しているお店もあります。
あまりに参考にならないので、細かな値段の表記はしていませんが、おおよそ一人当たり500-800円程度でした。
一般的にローカルのレストランでは焼き物(ケバプやキュフテなど)の専門店と『大衆食堂』のロカンタ(茹でたり煮込んだ料理専門)で区分けがはっきりしています。
なんでも屋さんもあるようですが、ツーリスト向けだと思います。
予算を気にするなら『大衆食堂』ロカンタがダントツに安上がりですが、その日の気分でいろいろなお店を試してみてください。
トルコ料理は世界三大料理に数えられるだけに、その裾野は広く、様々な料理があるので、正直食べきれません。
もちろん、高級レストランもあり、洗練されたトルコ料理を楽しむこともできます(これはこれでもちろん美味しかった)。
それでは、イスタンブールの旅のレポート、もう少々続くのでお付き合いお願いします。