さて、今回もトルコの代表的な大都市イスタンブールを紹介していきます。
カドキョイ地区(Kadıköy)はイスタンブールでもボスポラス海峡を挟んでアジア側にあるとても賑やかなエリアです。
カドキョイ地区(Kadıköy)への移動
イスタンブールのヨーロッパ側からアジア側にあるカドキョイ地区(Kadıköy)へ向かう方法は、いくつかありますが、おすすめは間違いなくフェリーを利用することです。
詳しくは、こちらのリンク先でお報せしていますが、イスタンブールの町の風景やボスポラス海峡を眺めながら20-30分の船旅を楽しんでくださいね。
日中は15分間隔ぐらいで動いているので時刻表を気にする必要もありません(ただ夜遅くになる場合は気を付けてください)。
出発は旧市街側ではエミノニュ(Eminönü)、新市街側ではカラキョイ(Karaköy)となります。
日中であれば、輝くボスポラス海峡を楽しめますし、夕方であれば、夕日が沈んでいくイスタンブールの街並みを眺めながら船旅ができます。
カドキョイ地区(Kadıköy)の歩き方
フェリー乗り場から目の前の大きな通りを渡ればすぐに繁華街に入れます。
この繁華街エリアの通りは格子状になっており通行できるのは歩行者のみとなっていました(とはいえそこにスクーターが入り込むのは日常茶飯事ですが)。
またそのエリアを囲むようにトラム3番が周回しています。
また、海側から進むと道は上り坂になっており、そこに格子状に通りが広がり、所狭しと食材店、八百屋、肉屋、お総菜屋、魚屋、レストランにカフェなどが乱立しています。
旅行者も多いですが、明らかに夕方の買い物に訪れていると思われる地元の人も多くいました。
ここでは値段表記もはっきりしており、安心して買い物や食事ができます(ただし、明らかに旅行者向けのレストランも多くあります)。
言ってみれば、『下町商店街』といった感じでしょうか。
とにかく人が多く、お店の売り子さんたちも元気いっぱいで、「へい らっしゃいらっしゃい」という呼び込みの声が響く通りには活気が溢れていました。
それにどれも美味しそう!。
そんなわけで、ここでは、四方に延びる商店街を行き当たりばったりで歩き回ってみましょう!
おすすめの食べ物
ここでは、必ずしもレストランで席に座らなくても食べ歩きできます。
例えば、これ、ムール貝にピラフが詰められたミディエ・ドルマス。
お総菜屋さんの店先で売っていました。
一つ5リラ(約0.25ユーロ:約35円)、欲しい個数だけビニール袋に入れてくれます。
軽くレモン汁をかけて食べると美味しい!
それからファーストフードの一つウスラック・ブルゲル(濡れバーガー)。
やや独特の風味のハンバーガーでバンズがかなりしっとりしていて、濡れバーガーという名前に納得です。
バンズがしっとりしているため、いい方は悪いですがちょっとべっちょりとしたおもしろい食感でした。重すぎず軽すぎず手ごろな値段(20リラ)でむしやしないにちょうどいいからでしょうか、かなり人気が高い様で、チェーン店もありました。
それ以外にも石釜で作られたラフマジュン(トルコ風ピザ?)やクムピル(大きなジャガイモを使ったファーストフード)などなど品数豊富です。
B級グルメであればなんでも揃いそうな感じ。
値段はどれも20-50リラぐらい(約1~2.5ユーロ:約140~350円)。
どれも食べ応えありそうなものばかりでした。
もちろんスイーツのお店もたくさんあります。
まとめ
毎回、食べること目的で行くカドキョイを紹介しました。
前菜的なものからスイーツまで揃うストリートフード天国として楽しめるのに加え、地元の人の食生活が垣間見られるのも興味深いです。
昼間はお買い物でにぎやかですが、夜は食事に来る人も加わりさらに賑やかな感じでした。
イスタンブールはヨーロッパ側の歴史地区に観光施設が集まっていますが、是非、フェリーに乗ってアジア側にも行ってみてほしいと思います。