今回も再びコロナウイルスによる影響が小さくなり、ロックダウンも解除されたドイツ・フランクフルトでの宿泊記です。
フランクフルト空港は現在、夏休みシーズンということもあり、一般旅行者数が日に日に増えている中での空港ホテルの状況を確認してきました。
マリオットグループのモクシー・フランクフルト・エアポート(Moxy Frankfurt Airport) が今日ご紹介するホテルとなります。
ホテルの立地
今回のホテルは、久しぶりにフランクフルトの空港ホテルの紹介となります。
フランクフルト空港の空港ホテルとしては、下記の4ホテルが空港から直結しているためとても便利ですが、その分お値段も少し高めとなっています。
- Sheraton Frankfurt Airport
- Frankfurt Airport Marriott(紹介記事へのリンク)
- Hilton Frankfurt Airport
- Hilton Garden inn Frankfurt Airport(紹介記事へのリンク)
今回紹介するMoxy Airportは空港から電車で一駅、Gateway Gardens駅に隣接する空港ホテルの一つとなります(片道1.5ユーロ)。
シャトルバスを無料で提供してるホテルもあるので利用される場合は確認が必要です(今回のMoxyにはありませんでした)。
Gateway Gardensは近年オフィスビルや空港ホテルの建設が進む新開発エリアでフランクフルト空港第二ターミナルのそばとなります。
このエリアには比較的価格を抑えめのチェーン系ホテルが多くあり、空港へのアクセスも便利なため、一般旅行者のみならず、航空会社のクルーなどの宿泊先としても多く利用されています。
- Moxy Frankfurt Airport
- Element Frankfurt Airport (紹介記事へのリンク)
- Hyatt Place Frankfurt Airport
- Park Inn by Radisson Frankfurt Airpot
- Holiday Inn Frankfurt Airpot
- Hampton by Hilton Frankfurt Airportなど
ホテルの紹介
Gateway Gardens駅から徒歩3分でホテル到着となり、電車の駅からのアクセスは抜群です(上記で紹介しているホテルはどこもその程度の時間で駅からアクセスできます)。
他のホテル同様に比較的新しく建設された地上階+6フロア、客室数305室の規模の大きい空港ホテルです。
フロントはMoxyならではのレストアラン兼Barの入り口カウンターでチェックインを行います。
現時点ではロックダウンは解消されていますが、チェックインの際、PCR/簡易抗原テストの結果、またはワクチン証明を求められます(チェックはかなりいい加減でホテルや担当者によりまちまち)。
ホテルのデザインは至ってMoxyらしく、ある意味どこに泊まってもほぼ同じデザインです。空港ホテルということでサイズが大きいため地上階のレストラン兼Barがかなりゆとりのあるスペースを確保していました。
マリオットのリワードカテゴリーは2となり、ドイツにあるマリオット系としては最も低価格帯のホテルになります。
部屋の紹介
さて、お部屋のほうですがモクシー・スリーパー(クイーンベットサイズ)で予約しました。特にアップグレードできるカテゴリーの部屋も無いことから、プラチナステータスのご利益は特典のポイントかホテルで利用できるクレジット程度となりました。
朝食はセットではないため、このクレジットを利用すると、自己負担2ユーロ程度で朝食が食べられます。
部屋の大きさは17㎡とやや小さめですが、一人での滞在であれば狭いというほどではありません。
また部屋にはテーブルが無いのがややマイナスポイントです(テレビのわきの棚はギリギリ、ラップトップパソコンが置けるぐらい)。
またミネラルウォーター、電気ケトル、冷蔵庫など飲食に関係するものは一切ないので宿泊の際は注意が必要です(洗面所にプラスティックの歯磨き用のコップがある程度です)。
テレビは42インチサイズで手持ちの機器との接続も簡単でYouTube等をテレビで見るのも簡単でした。
また電源わきには2つのUSBポートもあり、直接充電できるのは海外からの旅だと便利ですね。
またベットわきにはゆったりと座れるチェアーが置かれていました(この辺は同じモキシーでもホテルによってあったりなかったりですね)。
バスルームはシャワーのみですが、水量や温度調節には全く問題ありませんでした。またシャンプーやボディーソープ類はすべて備え付けの大きめのボトルに入っており持ち帰りはできません。
全体的に決して広い部屋ではないので、一人なら問題なし、2人だと窮屈な感じだと思います。
朝食の様子
朝食は、すでにビュッフェスタイルが再開されておりました。とはいえそこはMoxy、かなり簡易型のビュッフェとなります。
座席のほうは、コロナ対策で、かなり間引きされており、周りのテーブルとも距離が撮られていました。
というわけで、シンプルにコーヒーにオレンジジュース、パンにハムとチーズ、さらにヨーグルトといった感じです。
またはホテルの隣すぐにドイツ最大のスーパーマーケットチェーンのREWEがあるので、そこでほとんどの食料は確保できますよ(もちろん日曜日は締まっています。日曜日は空港内のREWEであれば開いているので便利です)。
全体の感想
実はこのホテル、昨年の春のロックダウン時より休業していました。つい最近、やっと再オープンをしたので、ちょっと宿泊してみました。
宿泊料は1泊64ユーロ(約8300円)となりました。
ロックダウンの解除、ワクチン接種率の上昇、欧州内での移動の自由化などで空港利用者が増えているようで、ホテルのロビーでも大きなスーツケースを持った旅行者を多く見かけました。
また先ほども買いましたが、航空会社のクルーも利用しており、確実に需要が高まっていることを感じました。