さあ、飛ぼう!

ヨーロッパ発信の旅行関連情報

【ホテルレビュー】Hilton Frankfurt Gravenbruch

フランクフルトと聞いて思い浮かべるのは、ビジネス街や国際空港の喧騒かもしれませんが、そんなイメージを良い意味で裏切ってくれるのが、今回ご紹介する Hilton Frankfurt Gravenbruch です。
自然に囲まれたこのホテルは、まるで都会の喧騒から逃れる隠れ家のような存在です。今回はその魅力を、実際に宿泊した体験とともにご紹介します。

到着からチェックインまで

ドイツ・フランクフルト国際空港から車で約15-20分程度のフランクフルト郊外の森の中、市街地のホテルと比べてアクセスは少し離れていますが、その分、自然と静寂が迎えてくれます。

ホテル入り口はヒルトンの名前とともにこのホテルの名前にもなっているGravenbruchの名前とシンボルマーク。

ホテル中央入口は天井も高く、まるで宮殿のエントランスのようです。

以前はケンペンスキーブランドのホテルでしたが、2024年10月よりヒルトンブランドとなりました。

ロビーは重厚感のあるクラシックな装いで、広々とした吹き抜けのホールとなっています。

森の中に広がるホテルだけに敷地内には、まるで公園のようなお庭や噴水まである池、スパやプールなど、ここにいるだけでゆっくりと時間が過ごせるちょっとしたリゾートホテルのような雰囲気です。

お部屋の紹介

今回宿泊したのは、ジュニアスート。

ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員ということで、今回もアップグレードしていただけました。

ドアを開けると最初の部屋、温かみのある木の家具と柔らかい照明の中、2つの椅子、大き目なデスク、クロークがあります。

2つの椅子の間のテーブルにはフルーツが準備されていました。

奥の部屋がベットルームとなっており。こちらも赤で統一されたお部屋でした。

真夏の7月なのでやや重苦しい色ではありますが、冷夏真っ最中(最高気温がやっと20度程度)のドイツだし、エアコンもあるのでそれほど気になりませんでした。

ミネラルウォーターは無料でベット脇の2本とミニバーの2本で合計4本(毎日補充してくれます)。

冷蔵庫の中のドリンクは有償ですが、エスプレッソマシンなども完備されており、部屋で過ごすことに不便はありません。

バスルームも広く、2人で利用しても十分な広さの洗面台、バスタブは無くシャワーだけですが、十分な広さのシャワールームでした。

シャンプーやボディーソープ類はすべて備え付けタイプになっています(もう欧州でもほとんどのこのクラスのホテルでも切り替わりましたね)。

また、欧州ではあったりなかったりのスリッパやバスロープはプール/SPA付きのホテルだけにきちんと部屋に備わっていました。

全体的には2部屋に区切られていることで広々はしていませんが、空調もしっかりしており部屋での滞在は快適でした。

アップグレードされた部屋ではありますが、残念ながらガーデンビューやレイクビューの部屋にはしてもらえませんでした。

残念ポイントとしては、かなり広いホテル(縦ではなく横に)なのですが、シャワー利用時に温水温度ががやや低い時間帯がありました(出ないわけではないが、かなり温水側に振り切らないと利用できないときもあり)。

朝食やエクゼクティブラウンジの利用

ダイヤモンド会員ということで今回も無料朝食とエクゼクティブラウンジが利用できるので、こちらもレポートしていきます。

朝食は、地上階の広い内庭を目の前にしたレストラン(EssTisch)でとることができます。

あくまでもヒルトンブランドなので、内容的にはそれなりにすべて揃っているいるがそれ以上でもないといった感じです。

部屋数は200を超えるようですが、朝食の際はそれほど込み合うような雰囲気は無く、落ち着いて時間を過ごせます。

一般的に欧州のこのようなホテルでの朝食で、日本の様にごった返すことは滅多にありません。

おそらく、ステータスの投げ売りや国内外のツアー客に受け入れ方などの違いによるものと思います(こちらでは、本当に朝食付きで予約している人(または有償で朝食を後付けする人)とほんの一部のステータス保有者に限定されているからかと思います)。

エクゼクティブラウンジは朝食でも利用されるレストランのすぐ隣にあり、同様に広い内庭に面しています(レストラン同様に室内だけでなくテラス席も利用できます)。

ラウンジは、円形状に席がならぶ内側の席とその外周の席(庭に面する席)、テラス席からなっており、天気が良ければテラス席、または庭に面した室内の席がいいかなあと思います。

朝食はレストランで済ませていたので、日中の散歩の合間や夕方17時スタートのカクテルタイムに合わせて何度か利用しました(カクテルタイムは17時から19時まで)。

日本でよくある3時からのアフターヌーンタイムは、欧州では設定自体があったりなかったりで、こちらのホテルでもありませんでした。

さて、カクテルタイムは、軽食やお酒も提供されることから、夕食を簡単に済ませたい方や夕食までに軽くお酒やおつまみを楽しみたい方で賑わいます。

内容的には、簡単なサラダや前菜的なものが2-3種類、ホットミールが2種類、チーズ3-5種類、パン数種類といった感じです。

アルコール類は、スパークリング2種類、それに赤白1-2種類といった感じです。

2日ほど利用しましたが、内容は変わりますが、あくまで軽食の範囲と考えたほうがよさそうですね。

また、(よくありますが)朝食からの転用や翌朝の朝食に同じものが出たりしていましたので、ラウンジ専用に用意されている感じはしませんでした。

それなりにこのカクテルタイムは混雑していましたが、不足分の補充は行われており、食べそこなうという感じはありません。

ただ後半カクテルタイム終了の30分ぐらい前からは補充がストップしていたようにもういます。

毎度、欧州では思うことですが、無料で食べられてラッキーぐらいに考えていた方が期待を損なわないと思います(しっかり食べたい方は、是非マリオット・フランクフルトへ)。

施設散策

とても広々しているホテル(各種サイズのバンケットルームなども充実しており、企業研修や結婚パーティーなどでも利用されている)なので、初日はホテル内をあちらこちらと歩き回ってみました。

部屋のすぐそばにはスパへつながる渡り廊下があり、医療系スパ、プール(内外)、フィットネスジムなどが集約されていました。

プールはもちろんですが、フィットネスジムの利用に関しても、スパ受付で届け出が必要になる点はやや面倒を感じました。

このエリアは池と噴水を正面にしており、外のテラスで時間を過ごすこともできます(天気のいい時間帯には賑わっていました)。

また周囲を森で囲まれているホテルでり、敷地も広いことからお庭も散歩できる程度の広さがあります。

庭には様々な植物がありそれを見て歩くだけでも楽しいかもしれません。

この時期はちょうど林檎がいいサイズになってきていました。

さらにホテル入り口とは別に、かつてここがシェーンボルン伯爵の狩猟兼農場、さらにその後、フォレストハウス・グラーベンブルッフが併設されて宿泊施設となったころの面影を残す、Torschränke Gravenbruch (グラーベンブルッフ門)なども残っています(今は宿泊客を迎える門ではなく、バンケットルームなどを使用する際の内庭への入り口として利用されている)。

また、週末泊だったこともあり、子連れでの宿泊客も見られましたが、ちゃんと庭には子供用の遊具も充実していました。

さらに館内にも専用のキッズルームがありました。

ホテルエントランスホールの先には、広々とした落ち着いたロビーラウンジも併設されており、簡単な食事を済ませたり、カフェとしてまた夜はバーとして多くに利用者を見かけました。

まとめ

フランクフルト観光の足掛かりとしてはおすすめできるロケーションではありませんが、旅の途中、少しゆっくりしたいとか、フランクフルト空港利用の前泊、後泊など、少しゆっくりしたい時などに利用していただくのがいいと思います。

もともとがケンペンスキーホテルだったこともあり、通常のヒルトンブランド以上に豪華な部分もありますが、値段は宿泊時期次第ではそれほどの金額ではありません。

我々が利用した週末でも日本円で一泊15000円ぐらいだったと思います。

是非、骨休めにでも立ち寄ってもらえればと思います。