引き続きマリオット・ステータスマッチのお話です。
今回もお膝元フランクフルトですが、市内に移動しフランクフルト国際見本市会場のそばにあるマリオットホテル(Frankfurt Marriott Hotel)の宿泊記となります。
ホテルへのアクセス
ホテルは残念ながらフランクフルト旧市街からはやや離れており、旧市街に向かう場合は、トラムまたはU-Bahn(地下鉄)を利用することになります。
フランクフルト市内交通に関してはラインマイン交通公社の公式サイトを見ていただくのが便利です(英語アリ)。
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フランクフルト中央駅からは、トラム16番、または17番で約5分と便利です(徒歩だと15分くらい)。
見本会場の入り口に近いことから普段はビジネスで利用されることが多いホテルです。
Frankfurt Marriott Hotelの紹介
現在フランクフルトには10件のマリオットグループのホテルがあります。さらに空港エリアに5件のホテルがあります。
カテゴリーは様々で前回私がレビューしたリワードカテゴリー2のエレメントやMoxyからカテゴリー5のマリオットやウェスティングランド、ルメリディアン、ルーマーズなどの幅広いラインナップが揃っています。
今回ご紹介するフランクフルト・マリオット・ホテルはその中でも古くから高層建築のホテルとして君臨していました。
現在も500を超える客室をかかえ、44階建ての高層ビルからの眺めは都市条例等で高層建築が少ないドイツでは、めったに見れない景色を楽しめます。
今回は利用できませんでしたが、市内中心部向きの部屋が確保できれば、ドイツ唯一の高層ビル街の夜景を楽しめることと思います。
お部屋の紹介
さてチェックインを済ませ36階の部屋へ向かいます。
お部屋はスタンダードなキングベットルームです。25㎡ということですが、もっと広く感じました。残念ながらお部屋のアップグレードは無しでした。
さすがにベットは広く、やや柔らかい印象を持ちましたが寝心地に影響なくゆっくりとできました。ホテル自体は古いのですが、きれいに手入れされており、宿泊する前に比べると好印象です。
デスクは非常に大きくビジネスで宿泊する際には便利そうです。また、デスク前が一面ガラスになっておりこれが部屋を大きく見せているように思います。
無料のミネラルウォーターは2本用意されておりました。カプセルタイプのネスプレッソはありません。
またこのご時世かバスロープやスリッパなどもありませんがクローゼットは大きいつくりでした。ただ引き出し付きのタンス⁈があるともっと便利なんですけどね(これもこちらではめったにない)。
それではバスルームの様子です。
よくある作りですが、横一面に広がるこのスタイルだといろいろと物が置けて便利!
アメニティ類も一応一通りそろっていました(石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプー、シャワーキャップ)。
日本のようにあれこれすべて揃っているホテルは本当に稀です。
シャワーはお湯の出もシャワーノズルも問題なしで快適でした(こちらではこのクラスでもシャワーノズルが壊れていたりすることが普通にある)。
清潔感など掃除に関しては問題なしで快適に過ごせる部屋でした。
Mクラブラウンジに行く
せっかくのプラチナエリートということで、着いて早々にラウンジに向かいました。新しいMクラブラウンジは高層ビルなのに拘わらず、地上階の窓のない部屋です。
最上階だったらフランクフルトの高層ビル街を一望できるのにナゼ地上階の窓のない部屋?
もしかして暫定的にここになっているんでしょうかね?
ラウンジ内は広々しており、席数も多く、食事時でも大丈夫そうですね。
この時は午後3時前ですが、中にいたのは2-3組のみ、提供されたいるのはコーヒー、紅茶にソフトドリンク、ビール、それとスナック類のみです。
改めて入り口で確かめると、ラウンジ自体は夜の22時まで開いていますが、食べ物が提供されるのは、朝食(午前6時半から11時)、夕食(午後5時半から8時)のみのようです。日本のように午後3時になってもアフタヌーンティーとかありません💦
気を取り直して、改めて午後の6時頃再訪してみると一転してなかなかの混み具合です。
皆さん食事目当てで登場のようです。
夕食のビュッフェは思いのほか種類も多く、またアルコール類も充実しており、しっかりと楽しめました。
写真にはありませんがチーズなども数種類あり、食事度はゆっくりチーズとワインを飲んで、デザートを2回ぐらい食べてコーヒーで締めました!
夜はおすすめです!
また勢いよく食べ物がなくなっていくにも拘わず、次々追加のお皿がキッチンから出てきたのはちょっとした驚きです!
しっかり1時間以上楽しんで、これで夕食を済ませてしまいました。
朝食の様子
今回は朝食付きプランだったので、ラウンジではなく通常の朝食レストランに出向きました。
このBrasserieはこれだけのホテルだけありかなり広く、我々は窓側の席を取りました(ここも地上階ですが外の景色は見れます)。
ここでは、中央のやや囲われたところにビュッフェスタイルの朝食が並べられており、入り口で消毒とビニール手袋をつけていつも通りに好きなものを取っていきます。
ラウンジもいいですが、私たちは朝食を食べるときは通常の朝食レストランのほうがなんとなく好きです。
朝8時ぐらいの訪問でしたが日曜日の朝ということもあり空いていました。ちょうど食べ終わるころ少しづつ人が増えだしましたが、大きいレストランなので隣のテーブルにだれかいるということもなく、安全上の問題は少ないかと思います(まあ、ホテルに行っている時点でどうかということはありますが)。
フロントやフィットネスクラブ
地上階のフロント廻りですが、同時に5-6組は裁けるだけのスペースがありますが、現在は入り口での消毒、列に並んで順番を待つ方式となっております。
どのホテルも同じですが、フロントデスクにガラス板で仕切られており、ボールペン等も使用済のものを入れる箱が準備されています。
また、数種類のレストランやカフェがあるようですが、現在稼働しているのはその一部のみとなっていました。
その割といっては何ですが、思いのほか人の出入りが多く、コロナ禍で訪れたホテルでは一番の混雑でした。
また、最近はフィットネスクラブにも行くようにしています。
さすがに大きいホテルだけあり、フィットネスクラブのマシーンも他のホテルに比べ多く設置されていました。
タオルなどは一つ一つビニールでパックされており安全への配慮もされています。
現在の状況下、着替えルームやサウナは使用不可になっていました。
ただし、日本のようにスタッフが室内にいることは非常に稀で、どの程度の頻度で全体的な消毒等が行われているかは不明です。
皆が毎回、利用した後に消毒用ティッシュでふき取っていればいいのですが。
まとめ
さて今回もおひざ元のフランクフルトで週末を過ごしてきました。見本市会場のそばということで出歩くところもなく、完全にホテル内に籠ってフィットネスに行ったりラウンジに行ったりしながら時間を過ごしました。
今回の宿泊費ですが、25%オフ+朝食込み料金で93ユーロ(約11500円)となりました。
少しづつ正常化に向かっているはずが、欧州では再び多くの国が感染者増に喘いでいます。ドイツはその中では比較的安定しており、現時点では移動の自由が確保できます。またレストランなどへの営業規制には発展していません。
引き続きステータスマッチを継続しますが、無事にやり遂げられればいいのですが。