今回は久しぶりにヒルトン系ホテルのレビューです。
週末を利用して地元フランクフルトのヒルトン・フランクフルト・シティセンター(Hilton Frankfurt City Centre)に宿泊してみました。
ホテルの立地
ホテルは前回レビューしたフランクフルトのソフィテルのすぐそば、同じようにかつての独立都市だったころの市壁後を利用した公園沿いに立っています。
そのため町の中心部へのアクセスは非常によく、旧市街であればすべて徒歩でのアクセスも可能です。
最寄り駅はUバーン1番、2番、3番のEschenheimer Tor(エッシェンハイマー・トアー)ですが、町の中心部の駅SバーンのHauptwache(ハウプトヴァヘ)で下車しても徒歩で数分です。
部屋の紹介
チェックインはいつものようにアプリ上で行いました。ヒルトンではアプリ上でアサインされた部屋を自分で選択しなおすこともホテルによっては可能なので、旧市街側が見渡せる部屋をチョイスしておきました。
さらにフロントでアップグレードの可能性を聞いてみたところ、ゴールド会員ですが、ラウンジアクセス可能なお部屋にアップしてくれました(ちょうど選んだ部屋より2フロア上、9階から11階へ)。とはいえ、ラウンジはコロナの関係で閉鎖中、代わりにBarで利用できるドリンク券のみでしたが、、、。
とりあえずお部屋からの眺めはこんな感じです。
フランクフルトは旧市街にも高層ビルの建つドイツでも珍しい町なんです。そのため旧市街向き=高層ビルが眺められるドイツっぽくない街並みです!
夜景はさらにこんな感じ。
さて、お部屋の紹介でしたね。
広さ十分で家具類も落ち着きのあるモダンなつくりでした。
窓辺には足を延ばせる革張りの椅子と寝転がれそうな寝椅子があります(夜はここからひたすら夜景を眺める)。
ベッド周りはこんな感じでキングサイズのベットがあってもスペースは十分。
比較的新しいこのホテルでは(それでも築10年以上)、バスルームも広く、バスタブとシャワーブースもそれぞれ独立しており、久しぶりにゆっくり湯舟に浸かれました。
ちょうどシャワーブースとバスタブの間にある洗面台も広く、最近では珍しくアメニティ(シャンプー類など)も2セット置かれていました(コロナ禍になってからは1セットのところばかりでした)。
入り口そばのクローゼットも広く使い勝手が良かった。
ミニバーはありましたが、コーヒーマシン(エスプレッソマシン)はありません(ラウンジが開いていれば、問題なしですが、、、)。
朝食の様子
ホテルの構造はコの字型となっており、コの字の中は最上階までの吹き抜けとなっています。客室へのエレベータもこの吹き抜けに面しており、朝食へ向かい際もこのエレベーターで地上階へ向かいます。
朝食に用意されたレストランはコロナ禍では朝食にのみ利用されていました。
もともと広いうえに、コロナ禍での意識も高く、テーブル間の距離もあり、かなりゆったりしたつくりになっていました。
ビュッフェの内容ですが、これはある意味、ありきたりであり、それなりにすべて揃っているといった感じです。
様々のフランクフルト市内のホテルに泊まってきましたが、一番楽しく食べられるのは見本市会場のそばのマリオットホテルかなって我々は感じています!
エグゼクティブラウンジやバー
エグゼクティブラウンジですが本来は11階と12階がエグゼクティブフロアとなっており、それぞれのエレベーターホールがそのままラウンジになっていました(もちろんそのフロアの宿泊客しかアクセスできません)。ラウンジ内に階段もあり11階と12階では行き来が可能です。
今はソファーなどはそのままですが、サービスの提供は行われていません。
さて、夕食後には地上階にあるバーにも行ってみました(ドリンク券もあったので)。
エレベーターから見た吹き抜け部分ですが、夜はこんな感じになります。下に見えるカウンターで注文し、フロアーにある椅子やソファで飲むといった感じです。
それほど混んでいるようでもなく、にぎやかでもなく、まあゆっくりと食後の休憩といった感じで過ごしました。
ここから見上げる客室はこんな感じとなります(吹き抜け内ですがガラスの屋根があるのですべて屋内です)。
まとめ
立地もよく、上層階は眺めも良く、また部屋も広いため、宿泊代もやや高めですが、とても居心地のいい部屋でした。
旧市街内でこれだけの吹き抜けスペースを持った大きいホテルは無く、それもまたこのホテルの雰囲気を高めているようにも思えます。
観光やお買い物もしたいし、フランクフルトの夜景を楽しみたいと思う方にはとてもおすすめのホテルです。
ちなみに駐車場はありますが、バレットパーキングとなっています。