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ホテルレビュー・ベルリン・Berlin Marriott Hotel

さて今回はプライベートでは実に30年ぶりとなるドイツ・ベルリンです。

レビューするホテルはベルリン・マリオット・ホテル(Berlin Marriott Hotel

マリオット系ホテルが10以上もあるベルリンからエグゼクティブラウンジの利用を目的にこのホテルを選択しました(リッツはさすがに高いので)。

ベルリン マリオット ホテル(ベルリン)– 2020年 最新料金

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ホテルの立地

もうすっかり古い話になりましたが、東西に分裂していたドイツが統一を果たして今年の10月3日で30年となりました。特にそれを意識していたわけではありませんが、私たちともにプライベートでの訪問はずいぶんご無沙汰だったのでこの機会に一度行ってみようということになりました。

現在のベルリンでは旧東ベルリン側に中心地が移ったように感じます(旧西ベルリンを知っているから)。

そんなベルリンを東西に分けていたベルリンの壁が突っ切っていたポツダム広場に面したリッツ・カールトンのやや後方にベルリン・マリオット・ホテルがあります。

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ホテルは旧西ベルリン側ですが目の前の道路を渡ると旧東ベルリンという当時を知っているものからすると非常に歴史を感じる場所のあります。

ベルリン中央駅からは、

  1. バスM41番で約15分くらい(1駅)、
  2. 電車では近郊線REで約5分(1駅)、
  3. Sバーンを利用する場合はいったんフリードリッヒ通り駅(Bahnhof Berlin-Friedrichstraße)で乗り換えてポツダム広場駅(Potsdamer Platz)で下車

 となります。近郊線REは本数が少ないので、タイミングが悪いと20-30分待ちになります。それに対しバスやSバーンは数分おきに出ているので非常に便利です。

ポツダム広場についてしまえばホテルまで徒歩数分です。

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近くには新しくできたショッピングモール(Mall of Berlin)、ソニーセンター、DB本社ビル(ドイツ鉄道本社)、ベルリンフィルなどがあります。

また、かの有名なブランデンブルク門まで地下鉄で1駅、または徒歩10分でアクセス可能です。

チェックインとコロナ対策

チェックインは事前にアプリで済ませておくとかなりシンプルに済ますことができ、簡単な説明のみですぐに部屋へ向かえます。このあたり不足のアメニティの注文から掃除の依頼などすべてアプリでアレンジできるので便利ですね。

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コロナ対策は一般的ではありますが、ホテル施設内でのマスク着用義務と各フロアに設置された消毒液、ソーシャルディスタンス1.5mが中心になります。

お部屋の紹介

今回はプラチナエリートということで、エグゼクティブラウンジへアクセス可能な高層階へのアップグレードのみでそれ以上はありませんでした(10階建ての9階)。

ベルリン マリオット ホテル(ベルリン)– 2020年 最新料金

とは言え、スタンダードな価格帯でも十分に広い部屋、ダブルベットが2つのツインダブルは十分にくつろげるスペースです(大の字になってもベットの左右の端まで手が届かない)。

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ホテルは改装を済ませておりとてもきれいで、家具類も擦り切れた感などはなく、最近のマリオットらしくモダンな家具で統一されていました。

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ミネラルウォーターは小瓶が2本で翌日からの補充はなく、今回のように3泊する場合は個人で買い足しが必要です。また最近はどのホテルでも室内に消毒用ティッシュや消毒液が準備されています。

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ミニバーにはドリンク類が揃っていますがもちろん有料。ほぼ同じものがラウンジにあるため、皆さん構わずラウンジに取りに来て部屋に持って帰っていました。

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バスルームはバスタブ無しのシャワーのみでしたが、その分シャワースペースが広く個人的にはゆっくりとシャワーを浴びられて気に入っています。

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洗面台は広くいろいろ物も置けるので数日滞在する場合は結構便利ですよね。

アメニティはマリオットお決まりのAcca Kappaです。

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最近では3日に一度のハウスキーピングがスタンダードなっている中でこのホテルは毎日清掃を行っていました。そのためアメニティなどは毎日交換されていました。

ただしベッドシーツやタオルの交換はありませんでした(タオルは最初から3セットあったので十分でしたが)。

ホテルは建物中心部が最上階の10階まで吹き抜けとなっています。

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朝食の様子

ラウンジでは一切の食べ物(スナック類も)の提供をストップしている関係で、朝食は通常の地上階のレストランでとることになりました。

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スペース的にはかなり間隔を置いてテーブルがセットされていました。

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朝食はビュッフェスタイルを維持していましたが、一方向から入るようロープが張られており、入り口には消毒液とビニール手袋が置かれています。

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ビュッフェの内容は現在のコロナ禍の影響は特になく十分なバリエーションがありました。

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またお願いするとオムレツなども注文できます。

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朝食用のレストランは十分なスペースがあったので周りのことはそれほど気にはなりませんでしたが、ビュッフェスタイルではやはり、誰もがきちんと手を消毒し、ビニール手袋等を利用していること(マスクは言うまでもなく)が大前提になりますね。正直言ってその点に関してはドイツに限らず、欧州どの国でもやや甘い気がしました。

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エグゼクティブラウンジ

最上階(10階)にエグゼクティブラウンジが準備されていますが、現在の状況下、ドリンク類の提供のみで食べ物の提供は全く行っていませんでした。

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ラウンジ内は宿泊客自体も少ないのか、他の方と一緒になる機会はまれで、仮に一緒になっても2-3組程度で、いつもひっそりしていました。

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唯一準備されているドリンク類はこんな感じです。基本的にアルコールの提供はありません(ビールはありましたが)。

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ラウンジからは、東側(旧東ベルリン)への眺望がよく、ベルリンのシンボルでもある放送等が見えます。

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南側にはポツダム広場の一部が見えます。

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エグゼクティブラウンジやロビーラウンジにはテーブルごとに必ずこのような花が置かれています(もちろん造花じゃありませんよ)。

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利用者が少ないことのあり、専用スタッフはおらず、ある程度のインターバルで清掃と消毒を行っているようです。

外出度によくソフトドリンクを飲みに立ち寄りましたが、常に清掃されており、利用後のテーブルがそのままになっているようなことは一度もありませんでした。

夕食の様子

さて、夕食ですが、ドイツなので外で食べても代わり映えが無いのでラウンジ済ますつもりで来ました。

ラウンジでの食べ物の提供がストップしていることはすでに書きましたが、代わりに18時から21時の間、ラウンジ利用者限定で地上階のロビーラウンジで食事の提供がありました(チェックイン時にフロントで利用券を渡されます)。

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ロビーラウンジでは正面の4つのモニターでいつもLive Musicが放送されており居心地のいいスペースです。

初日、さっそく18時に出向いてみると、なんと日替わりのメニューまで準備されていました(初日はメニューの写真撮り忘れた💦)。

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もちろんあくまでも軽食の扱いなのですが、ワインやビールなども自由に注文できます。と言うかグラスの中が減ってくるとどんどん注いでくれます。初日はその勢いに押されてワイン1本半ぐらい飲んでしまいました💦

それでは、さっそくスープから。

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メインとなるサラダやバケットサンド。

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最後にデザート。

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3日分を載せてみましたが、一見少ないように見えますが、ゆっくりワインを飲みながら食べていると意外なほどこれだけで十分楽しめました(さらに足りなければお代わりは何回でも自由です!)。

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もちろんミネラルウォーターを追加するのも食後にエスプレッソを頼むのもすべてOKです。

また、スタッフの方々もとても親切で気配りのできる人たちでとても楽しい食事の時間となりました。

ベルリン マリオット ホテル(ベルリン)– 2020年 最新料金

まとめ

さて今回はベルリンのマリオットホテルの紹介となりましたが、フランクフルトのマリオット同様にコロナ禍の中で提供できうるサービスをしっかり提供しようとしている姿勢を感じました。

まだもう少しステータスマッチの旅が続くのですが、ドイツの状況もだいぶ怪しくなってきており、引き続き自由に動けるか、観光目的での宿泊に制限が加わらないか、日々の変化を追う必要が出てきました。

この後は、またフランクフルトでのホテルレビューが続きます。

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