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【ホテルレビュー】フランクフルト・ ゲッコーハウス(Gekko House)・トリビュートポートフォリオ

今回はコロナウイルスによる影響が小さくなり、すでにロックダウンも解除されたドイツ・フランクフルトでの宿泊記です。

マリオットグループのトリビュートポートフォリオ・ブランドであるゲッコーハウス(Gekko House) が今日ご紹介するホテルとなります。

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ホテルの立地

今回のホテルはこれまで紹介してきたフランクフルトのホテルに比べ、比較的、フランクフルト中央駅に近く、徒歩10分程度で駅からアクセス可能です。

ただし町の中心部とは逆向きに進むことになるので、観光目的で数泊するには必ずしも便利ではありません。

移動の途中などでフランクフルト中央駅を利用される方にお勧めかもしれませんね。徒歩圏内にはスカイプラザというショッピングモール(Skyline Plaza | Frankfurt | Skyline Plaza Frankfurt)もあり、お買い物にも便利な立地です。

ホテルの紹介

フランクフルト中央駅から徒歩10分程度のエリアに比較的新しく建設された8フロア、客室数128室の中規模サイズのホテルです。

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トリビュートポートフォリオのブランド名らしく、外見とは異なる独特のデザイン感あふれる内容が期待を膨らませます。

ホテル内には地上階にレストラン兼Barがあり、さらにコロナの影響がなければ屋上にもテラスバーがありフランクフルトの夜景を楽しみながら過ごすことができるそうです。もちろんフィットネスジムなどもあります。

フロントはMoxyなどと同じようにレストアラン兼Barの入り口カウンターでチェックインを行います。

現時点ではロックダウンは解消されていますが、チェックインの際、簡易抗原テストの結果を求められます(証明書ではなくセルフテストの結果で大丈夫)。

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チェックインカウンターとはうって変わって、ホテルの部屋へ向かうエレベーターホールはこのホテルに取り入れられたデザイン感と色あい(マリングリーン/ピスタチオグリーン)がはっきりと打ち出されていました。

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国内での移動の自由や宿泊の自由が解除されたとは言え、いまだ他国からの旅行者やビジネス客の移動が元通りになったわけではないドイツ。このホテルも決してかつての賑わいを取り戻しているわけではなさそうでした。

また利用されている客室フロアも限定される程度の宿泊者数かと思います。

マリオットのリワードカテゴリーは5となり、ドイツにあるマリオット系としてはハイレベルなホテルだけに静かではありましたが残念でもあります。

www.marriott.co.jp

部屋の紹介

さて、お部屋のほうですがスーペリアクラス(クイーンベットサイズ)で予約しましたが、プレミアムコンフォート(キングベッドサイズ)にランクアップとなりました。

ただし今回は特別料金の59ユーロ(約7800円)での宿泊であり、本来はそのような値段で泊まれるホテルではないだけに、そこそこのお部屋にアップグレードされて満足です。

部屋の大きさは18㎡とやや小さめ。また部屋にはテーブルが無いのがややマイナスポイントです。

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ベット側からの眺めではこの部屋唯一の棚がテレビの下にあります。

Bluetoothスピーカーとホテル情報用のタブレットで下段は利用されています。49インチのテレビは大きめで簡単に手持ちのスマホタブレットと接続でき、大画面で楽しむことができます(接続がうまくいかないホテルが多いのですが、ここは一度でつながりました)。

向かって左側がバスルームで右側の奥にクローゼットやスーツケース置き場、ミニバー。

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バスルームはシャワーのみですが、水量や温度調節には全く問題ありませんでした。またシャンプーやボディーソープ類はすべて備え付けの大きめのボトルに入っており持ち帰りはできません。

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洗面台やタイルがとても特徴的です。変わった蛇口ですが、ここも温度調節等は全く問題ありません。またシャワーキャプや綿棒等は黒いボックスに詰められていました。

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テレビを挟んでバスルームの反対側は細い通路のようになっており左手(ちょうどテレビの裏側)にクローゼットがあり、奥まったところにミニバーセットが置かれています。

ミネラルウォーター2本とネスプレッソのエスプレッソマシーン(カートリッジは4つ)があり、その下は冷蔵庫かと思いきや、ただの収納でした。

そうです。冷蔵庫が無いんです!(このクラスのホテルでは珍しい!)

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決して広い部屋ではないので、一人なら問題なし、2人だと窮屈な感じだと思います。

もちろん、カテゴリー上はこの上にバルコニー付きのセレクトバルコニーソファーの向かいにバスタブがあるジュニアスイートなどがあります。

朝食の様子

朝食はマリオット・プラチナステータスの特典としてポイントの代わりに選択しました。すでにビュッフェスタイルが再開していると思い込んでいたのですが、安全面というより宿泊者数の問題?で臨時メニューからの選択注文となります。

朝食は地上階のレストラン兼Barでいただきます。

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テラス席もあり、自由に座ることができます。またホテル入り口は大通り(Mainzer Landstrsse)に面していますが、テラス席は一本入った路地となり交通用も少なさそうです。

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さて、ビュッフェを楽しみにしていたので残念ではありますが、適当に選択して朝食をいただきました(選択の幅もあまりなくやや寂しいですね)。

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ビュッフェが戻るのを期待しましょう!

全体の感想

本来、とてもレベルの高いホテルなのですが、いまだ部分的営業といった感じが伝わってきます。特に春から夏にかけては屋上階のテラスバーは賑わうこと間違いなしかと思います。

フランクフルトは国外からの観光客も多いですが、ビジネスでの需要が大きく影響しており、需要回復まではまだまだ時間がかかりそうです。

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www.oni-taiji.com

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