さて、今回紹介するホテルはドイツ・フランクフルト空港に直結したヨーロッパでもっとも横に長いビルTHE SQUAIREにあるヒルトン系のホテル、ヒルトン・ガーデンイン・フランクフルトエアポート(Hilton Garden Inn Frankfurt Airport)となります。
ヒルトンのステータスマッチ用に予約していたホテルとなります。
ホテルの立地
フランクフルト空港と陸橋でつながっているヨーロッパでもっとも横長のビル ”THE SQUAIRE” にヒルトンホテルと今回宿泊したヒルトン・ガーデンインがあります。
このビルは空港直結というだけでなく、ビルの下にドイツ鉄道の長距離列車用の空港駅もあります。基本的にはビジネスビルとして様々な会社が入っていますが、ビルの東側がホテルとしてヒルトン系2ホテルに利用されています。
空港から陸橋を渡りきると、下に空港駅を持つ広い空間が現れます。
このホールから東側に向かいエスカレーターを上り、ホテルへ向かいます。こちらの方向へ進む目印は、エスカレーター手前の両脇にスタバとバーガーキングです。
エスカレーター手前まで来ると奥にヒルトンの文字が見えますね。
エスカレーターを上りきると正面にヒルトンホテル、左手にヒルトン・ガーデンインの入口が設けられています。
コロナ対策かと思いますが、入り口には信号機があり、緑色になっていないとドアが開きません。実際、赤色になっており数分待たされたことがありました。
また、空港ホテルということで、フロントデスクの対策はこれまで見てきたホテルでは一番の厳重さでした。シールドで区切られているのは今となっては当たり前ですが、さらにロープが張られフロントデスクに近づけなくされており、書類はキーの受け渡しには、1メートル以上離れたこの空間に腕を伸ばしてやり取りしなければなりませんでした。
お部屋の様子
チェックイン自体はアプリで済ませており、またヒルトン系では事前にアプリで部屋を選ぶこともできます。
現在は空港側の部屋は一切使用されておらず、空港北側に広がるドイツらしい森は遠目にフランクフルトの高層ビルが見える部屋を選んでおきました。
空港ホテルということもあり(またカテゴリー的にもガーデンインなので)、部屋はそれほど広くなく、やや狭めです。
またホテルができてすでに7-8年は経過しているので、家具類の傷みも目につきました(壊れているということはありません)。
それに対し、バスルームは痛んでいる感じは全くなく、とても清潔感のある使いやすいスペースになっていました。
また窓の外の風景はこんな感じです。ドイツの秋は急に気温が下がるため、日本のようにゆっくりと変化している紅葉を楽しむことはできません。それでもこの時期、様々な色に染まっている森の風景は、欧州ならではのように思います。
朝食
さて今回も最安値での宿泊でしたが、もともとヒルトンのゴールドステータスは持っていたので、朝食が無料となります。
毎回、似たり寄ったりの朝食ではあるのですが、今回もビュッフェかと思いきや、空港ホテルということもあってか、朝食はあらかじめ袋詰めされたものをフロントでピックアップするのみとなっていました(レストランは営業停止中っでした)。
とりあえず一人分の中身を紹介すると、フルーツジュースにミネラルウォーター、甘いパン2種、ドイツっぽいパン3種、バターやジャムにハム数種とチーズ、ゆで卵にリンゴとヨーグルト。さらにハロウィンだったのでハロウィンの飾り付きマフィン。
こんなに食えるかい!ってぐらい量はありました、、、。
パンなどは半分は食べきれず持ち帰りましたね。
こんな時期なので仕方ないですね(なんせ翌日からロックダウンという時期だったので)。
フランクフルト空港の様子
さて今回は2泊も空港ホテルに泊まってしまったのでやや手持無沙汰でした(途中1回自宅に戻ってコーヒー飲んだりしてました)。
ということで、唯一できることは空港散歩となりました。
相変わらず人のまばらな空港を会ういてきましたが、空港内のショップは半分以上は占めたままで、なんとも寂しい感じです。また引き続き第二ターミナルは全面閉鎖中となっています。
時間帯にもよるのでしょうが、私たちが歩いているとき、唯一長蛇の列ができていたのは中国国際航空(エアチャイナ)でした。ANAやJALも減便しながら飛んでいますが、ガラガラと聞いています。どこまでも続く長蛇の列にややびっくりです。
また、空港と SQUAIRE を結ぶ通路(陸橋)には現在もコロナ検査場が設けられており、帰国した人やこれから飛行機に乗る人などが出入りしています。
空港のコロナ検査場に関しては下記のブログで別途詳細を記しています。
まとめ
ロックダウン前日までの宿泊でしたが、空港ホテルということもありそれなりに出入りはあったように思います。それでも稼働率は低いようですね。旅行手段が限定されていたので仕方ないことですが。
しかしロックダウンに入った現在はプライベートでの移動や宿泊は禁じられているため、仕事先でも出張に関して会社からの証明書を持って歩くよう指示が出ていました。
今回、ドイツでは飲食関係はすべて営業禁止(テイクアウトはOK)ですが、一般商店は今まで通り営業可能なため、どこまで効果があるのかはやや懐疑的でもあります。
来週以降、効果が出ているかが問われることになると思いますが、無事に規制緩和に向かい感染者数が減少することを願うばかりです。
ヒルトンのステータスマッチはこのような状況のため、可能であれば12月より再開しますが、無理をしても仕方ないので様子を見て決めようかと思います。
それでは、引き続き皆さんもお気を付けください。