さて今回は、観光に来られた方にはあまりなじみがないかもしれない、セーデルマルム(Södermalm)地区の散歩に関してお知らせします。
セーデルマルムってどこ?
場所は我々が宿泊していたヒルトンホテルのあるエリアにあります。
ストックホルム中心街から見ると南方向でちょうど、観光名所の集まるガムラスタン(Gamla Stan)を通り過ぎ、橋を渡ったところです。
私たちの印象では、表通りには商店が多くみられますが、一歩入ると静かな住宅街がある落ち着いた雰囲気のエリアでした。
特に下の二方向へはにぎやかに商店やレストランが軒を連ねていました。
眺めのいい丘 Skinnarviksbergetに上ってみよう
まずは、ヒルトンホテルそばのSlussen駅より地下鉄13番、14番(赤ライン)で2駅のZinkensdammに向かいます。
ここからはすぐに表通りを歩かず、やや坂道を上り北側に広がる丘に向かいます。
すぐに住宅街が途切れ静かな公園があります。ここからでも対岸のストックホルム市街を眺められますが、さらに高いところに向かう道を進むと岩山が現れます。
裏からなだらかな道でこの岩山に登れるようでしたが、気づかず、まっすぐ道なき道を上りました。
一旦岩山の上まで抜けると対岸のストックホルム市街が一望できます。
ちょうど対岸にはストックホルム市庁舎が見えます。
さらに右手まで見渡すとガムラスタンの街が見えます。
反対側を向くとセーデルマルムの町並みが見えます。この時、まだ午後3時前にも関わらず日が沈みそうです。
このまま午後3時半ごろまでいれば、立派にストックホルムの夜景が楽しめます(冬だけの特権です)。
しかしながら、やや帰り道に不安がある我々は早々に道が見えるうちにこの岩山を降りることにしました。改めて岩山を撮影、ちょうど一番高いところに電波塔が立っているので見つけやすいかと思います。
表通りから一歩入ると静かな住宅街
さて再び元の道に戻り、ホテルの方向へ向けてHornsgatan通りを東に進みます。
途中でスーパー(COOP)に寄ったり、雑貨屋をのぞいたりしているうちに、すでに町は暗くなり始めていました。
通りを歩きながらところどころ路地を見ると何となく雰囲気のよさそうな感じがします。
という事で、まっすぐ歩かなければいけない理由もないのでわき道に入ります。対岸のストックホルム市庁舎もすでにライトアップされています。
一歩路地に入ると石畳の道にやや黄色がかった街灯の町並みに変わります。どの家の窓にもクリスマスの飾りが見え落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
このエリアは思った以上に起伏があり、坂道も結構ります。
ホテルのそばまで来るとSt. Mary Magdalene Churchがきれいにライトアップされています。まだ午後4時になってませんけどね。
まとめ
このエリアは観光向けというより住んでいる方々が買い物に出たり、夜ご飯を食べに出たり飲みに行ったりといった感じの場所かと思います。
それほど騒がしくもないけど、ちょっと覗いてみたくなるお店があったり、住宅街のなかによさげなカフェがあったり、とてもいい雰囲気でした。
また、冬という事ですぐに暗くなってしましますが、逆に夜景を十分に楽しめたように思います(夏に夜景を見るのは至難!)
また、写真がないのが残念ですが、途中で寄ったカフェDROP CAFFEEで挽きたてのコーヒー豆を仕入れました(家に帰ってから楽しみました)。ここのショップおすすめですよ。