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【ホテルレビュー】ポルトガル・ポルト郊外の Four Points by Sheraton Matosinhos に宿泊

さて、今回はポルトガル第二の都市ポルトの郊外の町、大西洋に面した Matosinhos (マトジニョシュ)にある Four Points by Sheraton Matosinhos の紹介です。

ポルトの賑わいから少し離れた町での宿泊となります。

Matosinhos(マトジニョシュ)に泊まってみる

ポルトの観光がメインであれば、坂道の多いポルトでは旧市街に泊って歩き回るのがベストです。

今回、我々は、少しノンビリ過ごしたいと思い、あえてポルト中心部とポルト空港の中間ぐらいにある大西洋に面した町 Matosinhos(マトジニョシュ)に泊まってみることにしました。

2022年のポルト訪問時に始めて電車やバスを利用して訪れたこの町に興味もあり、さらにマリオット・プラチナ修行にぴったりな(値段が安い)ホテルもあり、とても好都合でした。

そして、レストランの値段もかなり安くなります!

ポルトとの移動に関しては、昨年書いた記事をご参照ください。

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ホテルの紹介

今回利用した Four Points by Sheraton Matosinhos はマリオット系のさらにシェラトン系の姉妹ブランドですが、本家シェラトンに比べてリーズナブルで利用しやすいカテゴリーのホテルです。

ホテルは日本風だと4階建て、部屋はすべて2-4階となります(部屋数は50)。

通りに面した入り口を入るとすぐ左手にチェックインカウンター、右手にラウンジバーがありました。

スタッフ皆さんとてもフレンドリーで、そしてポルトならではですが、チェックイン中に早くもポルトワインのサービスがありました(駆けつけ一杯!)。

これだけでも、すっかりいい気分になり、このホテルが好きになりました!

お部屋のほうですが、3階(日本風だと4階)がアサインされていました。

エレベーターで3階へ進み、部屋を探しますが、廊下などチープ感は無く、とてもすっきりしたデザインで統一されていました。

部屋の中は、入り口わきにバスルームがあり、その先がベットルームになっている一般的な作りです。

大きさは約25平米とそれほど大きいわけではありませんが、十分な広さに感じます。

窓際のテーブルには無料のミネラルウォーターがあり、欧州では珍しく毎日1本づつ提供されました(ほとんどのホテルが、あっても初日のみ)。

机はあまり奥行きがなく使い勝手がいいとは言えませんが、休暇中なのでPC作業もなく、不便はありませんでした(机の奥の壁にはキチンとコンセント類が配置されています)。

ベットはキングサイズで、掛け布団はシーツや毛布だけでなく、薄いタイプの布団でベット脇に巻き込まれていないので使いやすかったです。

ベットの向かいには壁掛けの大型テレビと、その下の丸椅子が2つ。

バスルームですが、入ると正面が洗面台で右側にシャワー、左側にトイレとなっていました。

洗面台には手洗い石鹸とボディーローション、シャワールームには備え付けのシャンプー類といった感じです。

タオルはバスタオル、ハンドタオル、フェイスタオルと揃っていました。

トイレは扉の付いた閉鎖型でしたが、ガラス張りです。

全体的に使いやすく、エアコンの調子もよく、快適に過ごせる部屋でした。

朝食の様子

プラチナ会員ということで、特典で朝食サービスを選びました。

朝食用のレストランは、地上階ではなく、地下一階となっています。

エレベーターを降りて朝食用レストランへ向かう途中にフィットネスエリアがあったのでちょこっと覗いてみました。

さて、地下ということでちょっと残念な感じはしましたが(できれば光の差し込む部屋で朝食は食べたい)、行ってみると、ホテル中央の吹き抜けが地下まで届いており、地下一階に中庭があり、それに面してレストランがありました。

50部屋のホテルにしては思いのほか広々としたスペースの朝食会場です。

さて、提供されている朝食内容ですが、こちら一般的で、数種類のパン、ハムやチーズ、少々の野菜、ホットミール(スクランブルエッグやベーコン、ソーセージなど)、その他フルーツやヨーグルトなど。

また、ポルトならではのものとしては、朝食からパステル・デ・ナタ(エッグタルト)はちゃんと提供されてました!

このホテルのパステル・デ・ナタは結構おいしいですよ~。

というわけで、それほど特徴があるわけではありませんが、美味しく頂きました!

ホテルへのアクセス

さて、今回の宿泊先へのアクセスですが、空港からであれば、路線Eのメトロでちょうどポルトとの中間地点でもある Senhora da Hora駅で乗り換え、路線Aの Senhor de Matosinhos行きに乗り、終点の3つ手前の Matosinhos Sul駅で下車となります。

ここまでの乗車料金は一回券の利用で1.60ユーロです(ポルト市内までだと2ユーロ)。

この Matosinhos Sul駅で下車した後は、徒歩で約7分でホテル到着となります。

ホテルからはビーチまで徒歩2-3分、Matoshinhos(マトジニョシュ)の中心部までと徒歩10-15分といった感じです。

最後、徒歩の部分が少しあるので、大きい荷物がある場合は少し大変かもしれません。

ポルトへ向かう場合、メトロを利用すれば、Matosinhos Sul駅から路線Aを利用して乗り換えなしでポルト中心部へ向かえます。

または、ホテルそばのバス停から500番、501番、502番のバスを利用して中心へ向かうことも可能です。

海沿いのルートを走りたい場合は500番のバスを利用します。

どのルートをチョイスしてもおおよその所要時間は45分程度です。

詳しくは、こちらの記事を参照。

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まとめ

ポルト訪問経験がすでにある方には、この Matosinhos(マトジニョシュ)での宿泊はとてもおすすめです。

観光化されていないだけに、今も地元の人で賑わうレストランで食事を楽しむこともできます。

またこのホテルであれば、海岸までも徒歩数分。

冬でもサーファーで賑わうビーチを散歩するのも気分展開にとても向いています!

また、ホテルチェックインの後、部屋でくつろいでいると、スタッフからポートワインの小瓶とパステル・デ・ナタ(エッグタルト)の差し入れもありました!

この内容でこの時(2023年2月)一泊当たり56ユーロ(約8000円)と破格の値段でした。

さて、今回はややリピーター向けのホテル紹介となりました。

是非、機会があれば宿泊先に選んでみてください!

 

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