スターアライアンスのゴールドステータスで利用できるルフトハンザ航空のSenator Loungeとは!?
今回はベルリン・テーゲル空港のフルトハンザ航空のSenator Loungeを紹介します。
初めにルフトハンザ航空のラウンジについて一般的なことを説明します。ルフトハンザ航空のラウンジは3つに分けられており、Business Lounge、Senator Lounge、First Class Loungeとなります。
Business Lounge:
ビジネスクラス利用者または、ルフトハンザ航空のFrequent Traveller(シルバーステータス)が利用できます。
Senator Lounge:
First Class Lounge:
First Class利用者
もちろんハイクラスの資格保有者は下のクラスのラウンジが利用できますが、通常は、”あなたのステータスではあちらのラウンジが利用できますよ” と声をかけられます。
ベルリン・テーゲル空港
さて、今日ご紹介するベルリン・テーゲル空港ですが、1948年のベルリン封鎖の際に49日で滑走路が作られ、当時の西ベルリンへ物資を運び込むために作られた空港です。近年は老朽化も進み、また、ターミナル自体も非常に小さく、とても近代の空港として機能し続けるのは難しい状態となっています。新しい空港のオープンまであと少しですが、その後はついにその役目を終え、閉鎖されるようです。
それぞれのゲートカウンターの脇より中に入りほんの5m程度しかない手荷物チェックエリアを抜けると狭い待合室と搭乗口があります。
ルフトハンザ航空・Senator Lounge
さて、本題のラウンジですが、下の見取り図のTerminal AのA1GateとTerminal Bの接点に当たる部分の階段を上った先にあります。
Termina AとTerminal Bの接続部分からA1 Gate方向の写真
Terminal AとTerminal Bの接続部分。ラウンジは下の写真の左手にある階段もしくはエレベーターでアクセス。
ラウンジへの階段とエレベーター乗り口
Business LoungeとSenator Loungeの入り口は一つですが、それぞれ異なる受付カウンターが設けられており、向かって左がBusiness Lounge、右側がSenator Loungeとなります。
Business Loungeも利用したことがありますが、かなり老朽化しており、あまりいい印象がありませんでした。
今回はSenator Loungeを利用しましたが、その記憶もあり、あまり期待はしていなかったのですが、ラウンジ内は思いのほか広く、またかなりすっきりとデザインされ、Business Loungeで経験したような雰囲気は全くありません。
さらにドリンク類、軽食もかなりしっかりとそろっており、こだわらなければ食事を済ますことも十分に可能ではと思います。




特に飲食用テーブルが並ぶ奥はソファエリアになっており、かなりゆったりとした一人掛けソファが横長のラウンジ内に十分な座席数で用意されています。
残念ながら窓から外の風景を見ても車の駐車場のみで滑走路方向を見渡すことはできません(この点はBusiness Loungeであれば滑走路方向が見えます)。
それはさておき、十分な空間にゆったり置かれたソファのおかげで、多少長い待ち時間でも疲れることなくかなりリラックスできます。
また、平日の夕方の利用でしたがそれほど混むこともなく、最後まで多い時間帯でも3-4割程度の混み具合でした(以前Business Loungeを利用した際は、かなりの込み具合で完全に席取り合戦でした)。
最後に
ビジネスクラス搭乗者でも利用できないラウンジのため、利用者数が限られており、フランクフルト空港のようなサイズの大きい空港であっても、その込み具合はBusiness Loungeとは比較できません。そのようにスターアライアンスのゴールドステータスを持っているとドイツ国内ではこのSenator Loungeのおかげで、空港での待ち時間をゆったりと過ごすことが可能です。