ワンワールドのサファイアへの到達までの記録
私の場合は、ヨーロッパ在住ということもあり、英国航空(British Airways)のマイレージプログラムであるエグゼクティブ・クラブ(Executive Club)に入り、BlueランクからBronze、Silberとステータスを上げる必要があります。
この英国航空でのシルバーステータスがワンワールドのサファイアと同格となり、自動的にサファイアの資格を得ることができます。
BAのステータス区分とステップアップの基準
BA(英国航空)の場合、他のキャリアとはやや異なる表現が多いので、いったん整理しておきますが、例えば一般的なマイル表示は使用されておらず、マイルの代わりにAviosという単位を使用しています。
Tiers and benefits | Executive Club | British Airways
BAとワンワールド加盟キャリアのフライトを利用するたびに、フライトの距離、搭乗クラス、利用の航空券タイプ、Executive Clubのランクによって、このAviosが与えられます。無活動期間が36か月間を過ぎると、Aviosの有効期限が切れます。このAviosは後々、アップグレードや無料航空券へ引き換えができます(ステータスアップには関係しません)。
ステータスを上げるためには、ティアポイントを集める必要があります。フライトの飛行距離が長く、キャビンの利用クラスが高いほど、多くのティアポイントが貯まります。ティアポイントが貯まると、エクゼクティブ・クラブのメンバーシップランクがBlue、Bronze、Silver、Goldと上がっていきます。
さらにステータスアップには、実際にBAに搭乗する必要もあります。
一般的なBlueからBronzeへのステップアップ方法は、BAに2回搭乗+300ティアポイントとなります。もしくはBAを25回利用する必要があります。
Silverへのステータスアップは、さらにBAに2回に乗り、300ティアポイントをためる(つまりBAに4回乗り、合計で600ティアポイントを貯めるということ)、またはBAに50回搭乗する必要が生じます。
私の場合ですが、下記のような路線と利用クラスでのチャレンジとなりました。
- 英国航空、フランクフルトーロンドン(G)、5ティアポイント
- 英国航空、ロンドンーフランクフルト(G)、5ティアポイント
- カタール航空、フランクフルトードーハ(I)、140ティアポイント
- カタール航空、ドーハー羽田(I)、140ティアポイント
- 日本航空、羽田ー伊丹(J)、40ティアポイント
- カタール航空、羽田ードーハ(R)、140ティアポイント
- カタール航空、ドーハーフランクフルト(R)、140ティアポイント
- 英国航空(O)、フランクフルトーロンドン、5ティアポイント
- 英国航空(V)、ロンドンーフランクフルト、10ティアポイント
上記のフライトでは、5番目の羽田ー伊丹線のポイントが入った時点で、BAに2回搭乗+330ティアポイント達成でBronzeになりました。
また6.と7.のカタール航空に搭乗したところで、ティアポイントは610ポイントとなり、最後に再びBAに2回搭乗し、BAに4回搭乗+600ティアポイントを達成し、Silverへとランクアップされました。
ここで注目すべきポイントはカタール航空を利用しての日本往復です。これはビジネスクラスを利用しているとは言え、1回の往復で、560ティアポイントを稼げることになります。それ以外にBAに4回乗る必要性を考えれば、かなり効率よくワンワールドのサファイア達成ができるのではと思います。
BAのシルバーステータスの特典
- Aviosを追加で50%獲得できる
- BAまたはOneworld加盟航空会社を利用する際のビジネスラウンジの利用(本人+1名)
- ビジネスクラス専用チェックインカウンターの利用や優先搭乗
- 予約の際の座席指定など
Silver benefits | Executive Club | British Airways
最後に
無事、BAのシルバーに到達できましたが、スターアライアンスの時もそうでしたがゴールに達すると目標がなくなってしまい、いったんのそのアライアンスの利用がストップしてしまいます。今はこのままBAでゴールドを目指すか、手付かずのSkyTeamに手を伸ばすか思案中です。
おそらくですが、秋にはスターアライアンスのゴールドステータス延長の記事を上げられるかなと思います。
それでは、今回はこれまでに。