さて、今回は今年の春にオープンしたばかりのドーハ・ハマド国際空港にある新ラウンジ Al Mourjan Business Lounge - The Garden を紹介していきます。
カタール空港のお膝元ドーハ国際空港の新ラウンジはいかがなものでしょうか?
Al Mourjan Business Loungeとは?
このラウンジは、基本的にカタール航空及びワンワールド加盟航空会社のファーストクラスまたはビジネスクラス搭乗者向けに開放されています。
そのため、ワンワールドのステータスだけでは入ることは叶わず、実際にファーストクラスまたはビジネスクラスの搭乗券を見せる必要があります。
これまでの Al Mourjan Business Lounge は空港の南エリア、免税店が多く集まるAコンコースとBコンコースの間に入り口となるエスカレーターがあります。
巨大なラウンジ(1万平方メートル)にも拘わらず、時間帯によっては座る場所を探すのに苦労するほどの混雑でした。
おそらく混雑解消を目的に、上記と同じ条件で、新たにCコンコース(以前のDとE)に今回紹介する Al Mourjan Business Lounge - The Garden が誕生しました。
ファーストクラス、ビジネスクラス利用者はどちらのラウンジも自由に利用することができます。
Al Mourjan Business Lounge - The Garden について
The Garden と名前がつくだけあり、Cコンコース(以前のDとEの中間にある広場)の中央にあるインドアガーデン(The Orchard)を一望できるラウンジです。
Al Mourjan Business Lounge - The Garden | Qatar Airways
入口は地上階からのエレベーターのみで、エレベーターの前に入場チェックが行われていました。
エレベーターで3Fまで上がるとラウンジのレセプションがあります。
ここからラウンジは2翼に分かれ、東翼はビュッフェを中心としたエリアになっており、様々な料理や軽食、さらにバーでアルコール類などを楽しむことができます。
西翼はゆっくりと過ごしたい方を中心とした休息スペースになっています。
全体で7390平方メートル、707人をもてなせるこのラウンジには、さらに24部屋の個室(最長6時間まで滞在可能)、スパ、ネイルサロン、フィットネススタジオ、シャワールーム、子供用施設も併設されています。
今回は、数時間の休息目的で、さらに初めての The Garten ということで、状況もよくわからず、東翼に滞在しました。
食事に関しては機内で十分に食べていたこともあり、The Orchard を眺められる一番テラス側の席を探し、ぼーっと緑を眺めて過ごしていました。
The Orchard は眺めるだけでなく、公園の様になっており、多くの人たちが緑の中のベンチで時間を過ごしたり、数メートルの高さに架けられた橋を渡ったりして過ごしているのが見えます。
早朝ということもあり、最初は空いていましたが、次第に訪問者が増えて席もどんどん埋まっていきました。
ビュッフェの写真が欠けているのですが、かなり多種多様な料理が揃っており、おなかが減っていれば楽しめそうでした(ビジネスクラスで食事をした後では無理です)。
最後に
出来立ての Al Mourjan Business Lounge - The Garden へ訪れることができましたが、これまでの Al Mourjan Business Lounge とは異なり、非常に開けた雰囲気の開放的なラウンジです。
これなら人気がさらに高まるのは時間の問題で、この後、これまでの Al Mourjan Business Lounge へも寄ってみましたが、朝の7時過ぎにも拘わらず、なんとガラガラ。
まるで開店休業中のような静けさでした。
こんな風景、これまでに見たことも無いので、正直驚くぐらい。
The Garden へ足を運ぶ人が多いということですね。
それぞれのラウンジはかなり距離が離れていますが、空港内のモノレールを利用すればそれほど時間は要しません。
ドーハ・ハマド国際空港はラウンジ以外にも、24時間、免税店が店を開けている(各ブランドのブティックも)”眠らない空港”です。
どんな時間帯に立ち寄っても楽しめるスゴイ空港ですよ!