週末割引を利用してホテルでのんびり過ごす!ヒルトン・デュッセルドルフ
さて今回は、日本人にもとてもなじみのあるドイツ・デュッセルドルフにあるヒルトンホテルを週末割引を利用して宿泊してきました。もちろんヒルトン・ゴールドステータスがどこまで効果を示すかもレポートします。
ホテルのロケーション
こちらですが、残念ながら市内中心部ではなく、中心部と町の北部に位置する空港の中間地点のような場所にあります。市内公共交通機関を利用すれば中心部へのアクセスは簡単ではありますが、初めての方には切符の買い方やその種類に混同すること間違いなしです。多くの方がブログ等で紹介されているので、ぜひ検索してみてください。
空港からはタクシーで15分程度と思われます。近くにはラディソンブルー・スカンジナビアホテルがあります。またライン川までも歩いて10分程度です。
チェックインと部屋
今回、我々は2泊の予定でこちらのホテルに車で向かいました。やや郊外に位置するため、屋外に駐車スペースは十分にありますが、一日の駐車料金は25ユーロとなります。
一般的に午後3時からチェックインとしているヒルトン系のホテルが多い中で、こちらのホテルは午後2時からとなっています。
午後の2時ちょうどに到着した我々は早速チェックインを行い、今回は自らゴールド会員であることを告げ(ホテル側はもちろん把握しています)、部屋のアップグレードが可能か聞いてみました。
すでに何度かブログ内で書いていますがヒルトン・オナーズ会員のゴールドステータスの利点は、多くのヒルトン系のホテルでポイントもしくは朝食が無料で選べることです。私たちはもちろん朝食を選んでいますが。
さて、今回も特典として朝食を選び、無事に部屋のほうもアップグレードされたみたいです(眺めにいい部屋にしましたよ、と言われました)。
こちらのホテルはエレベーターを利用する際はカードキーを通して宿泊階を選ばなければエレベーターは動きません(地上階へ降りる場合はカード無しでも動く)。
早速、指定された10階へ上がってみると、これは運よくエグゼクティブフロアーへアップグレードされていました。ご利用になったことのある方はお分かりと思いますが、つまりはエクゼクティブラウンジが利用できるということです。これだけで、ホテル滞在をメインに考えていた今回の旅行の価値がかなり上がります!
さて部屋のほうですが、ヒルトンらしく、それなりに広い部屋が準備されています(イギリスは狭いですが)。
テレビの横の机もビジネスで宿泊される場合も十分な広さがり、ゆっくりくつろげるように大きめのチェアーも用意されています。ホテルによっては二人分あるところもありますが、多くは2名で利用する際も下記のような一人向けセットの場合が一般的ではと思います。


部屋の広さに比べ、水回りスペースはやや窮屈です。それでも大きなバスがあり、お湯の出ももちろん全く問題なしです。このあたりは日本とは比較できませんが、そこそこ清潔感もあり、使用に全く問題は感じられません。


室内に置かれているお茶やコーヒーも十分です。
そしてこのヒルトン・デュッセルドルフでは、宿泊カードとともにゴールドステータスで得られるベネフィットに関する説明書きを渡されました。内容的には一般的なのですが、唯一驚いたのは、なんと冷蔵庫の飲み物ですが、最初に入っているドリンク類はすべて無料とのこと!これは今までの宿泊で初めてでした。
とは言え、実際に飲みまくったかというと、2日かけて通常にもらえる水が炭酸水だったため、冷蔵庫の炭酸なしの水を2本とコーラを一本飲んだだけでした。その他、さらに水やコーラ、ジュースが10本、さらにビールが5本、その他アルコール類ありでした。
しかしながら、ほとんどのアルコール類をラウンジで飲んでいたので、部屋では手を付ける必要がなかったといった感じです(やや残念ですが、ラウンジ使えたのでそちらのほうがメリットありますね)。
11階にあるエグゼクティブラウンジ
ラウンジは11回にあり、10-12回のエクゼクティブフロアーに宿泊の人のみがアクセスできるようにエレベーターで使用するカードキーが設定されているようです。そのため、ラウンジの入り口は空きっぱなしで、一切コントロールは無しでした。つまりこの回までたどり着ければだれでも入れてしまう状態!
なぜか写真がほとんどありません。たった2泊なのに何度も利用していたのですが、、、。ですが、あまり期待は持たないでください。例えば日本のヒルトン大阪などと比べたらいけません。とても比較できるレベルではなく、とりあえず飲み物はそこそこ置いてあるが、食べ物はおなかに詰め込めるが、決してそれほどのものではありません(タダだから食べるといった感じです)。
それでも、決して狭くないラウンジ内は、15時からのお茶の時間(結構遅れてあまりおいしくないケーキ類が2-3種類でる)、18時以降?の夜の軽食タイムは少し早めにいかないと席がない状態でした。
また夜の早いドイツでは、20時半ですべてのアルコール、軽食が下げられてしましました。ラウンジは23時まで空いていますが、どう過ごすのでしょう?
多くの人が引き上げていく中、ゆったりと時間を過ごしている方々は、どうもこのシステムを熟知しているようで、あらかじめ何杯ものワインやビール、食べ物をテーブルにため込み、ゆっくりと楽しんでました。なんともドイツらしい!
フィットネスエリア
こちらは地下にあり、窓等はありません。アクセスは階段もしくは、各宿泊フロアーからのみアクセスできる別のエレベーターを利用します。
スペースはホテルサイズと比較するとかなり小ぶりで、最低限の器具がそろっているといった感じです。そのためかガラガラです。写真だと鏡効果で広く見えますね。
その他、サウナやマッサージなどもあったようです。
朝食
朝食はフロントデスクのある地上階まで降りて、レストランとして利用されている離れに移動します。
室内は非常に広く、ホテルの大きさが感じられます。おそらく東に向いたおおきな窓から朝日が入り、とても明るく開放感のある空間です。野外での食事も可能のようです。
広さに負けず、ビュッフェスタイルの朝食も品ぞろえ豊富です。またお願いすればオムレツの注文もできます。






また、入り口では朝からゼクト(ドイツの発泡酒)をいただくこともできます。


そんなこんなで、2泊して朝食だけはしっかりと食べまくりました。
最後に
今回の旅行ですが、完全にホテルでゆっくり過ごすことに主眼を置いていたので、市内の中心部にはいきませんでした。さすがに2日目日中はホテルに留まるのももったいないので(健康にもよくないので)、オランダのアウトレットに買いものに行ってました。でもそれ以外は部屋でゴロゴロ、ラウンジで食べたり飲んだり、少しだけフィットネスエリアで体を動かし、夕食もラウンジで済ませて、っといっただらけ切った週末を過ごしました。
今回は週末割引が大きく、1泊当たり税・サービス込みで71.40ユーロとかなり破格でした(もちろん2人でです)。この上、ラウンジにも入れて、朝食も無料で、冷蔵庫の中のドリンクも飲み放題で、大丈夫なのでしょうかとこちらが心配になります。
駐車場代が1日25ユーロとなっていましたが、最終的には2泊3日で25ユーロのみのチャージでした。
こんな週末の過ごし方はいかがでしょうか?
最後の写真はラウンジで楽しませてもらったデュッセルドルフのビールです(Alt Beer)。