さて今回は、再びコロナ禍で部分的ロックダウン中の宿泊となったドイツ・ミュンヘンの Le Méridien München(ルメディリアン・ミュンヘン)です。
ホテルの立地
このホテルはとにかく便利。
ミュンヘン中央駅を降りて南側へ出れば向かいにホテルがあります。同じマリオット系のホテル Aloft München と通りを挟んで並んでおり、列車を利用するものにとってはとても便利です。
ミュンヘン中央駅から町の中心部、マリエン広場までは地下鉄で2駅(歩くと1.5km、15分ぐらい)。
ミュンヘンは大都市なので同じマリオット系であればマリオットやシェラトン、ウェスティンなどもありますが、どこも町の中心場から離れており、便利とは言えないところにあります(公共交通機関でのアクセスは可能)。
ちなみにミュンヘン空港は町の北方40km強の場所にあり、町の中心部まで近郊線利用で40-50分、車(タクシー)と利用しても40-50分程度はかかります。
ホテルの紹介
ミュンヘン中央駅南口の正面にある9フロア、客室数381室をほこる大きなホテルです。もちろんホテル内には複数のレストランやBarがあり、さらに多目的施設や大型会議室など、さらにプール付きのフィットネスジムなどもあります。
現時点でのドイツは部分的ロックダウンが続き、不要不急な私的目的での宿泊は禁止されており、宿泊の際には宿泊目的の説明と署名を求められます。そのような状況のため宿泊者数はかなり限定的で少なく上記施設は閉鎖中。
また利用されている客室フロアも限定されていました。
マリオットのリワードカテゴリーは6となり、ドイツにあるマリオット系としてはハイレベルなホテルだけに残念でした。
部屋の紹介
さてお部屋のほうですがスーペリアクラスで予約しましたが、エグゼクティブガーデンクラスに2ランクアップとなりました(プラチナの効果か、ただそのフロアに集められていただけか不明)。
表向きの部屋は駅前の交通量の多い通りに面しているので内庭向きのほうがゆっくり過ごせます。
ベッドはキングサイズで予約していたので大きさは十分、マットはやや柔らかめな気もしましたが寝心地は非常に良かったです。
ベットわきの机は、デザイン的にはグッドですが、ノートブックを置いて作業をするにはやや不便。電源も机の上には用意されておらず壁のコンセントを探さなければなりませんでした。
ソファーやテレビ、テレビ下にはミニバーなどがありますが、このご時世、何も入っていません。取り合えずここではミネラルウォーターがあるだけいいほうです(それすら止めているホテルが多くありました)。
バスルームは標準的な大きさで洗面台も広く使いやすさ重視でよかったです。バスはシャワーのみでしたがシャワールームも広く、ゆっくり熱いお湯を浴びていられるのはいいですね。
掃除などはもちろん行き届いていますが、ヒルトンのように消毒済の封印シールなどはドアについていませんね。その代わりかこのホテルでは掃除は毎日行われていました(コロナ以降、多くのホテルが3日ごとに切り替えています)。
朝食の様子
朝食は引き続きビュッフェスタイルが保たれていました。会場は地上階の中庭に面したレストランとなります。
もちろんレストラン入り口には消毒液がありますね。中庭に沿って作られているため奥に長いレストランでした。
一番奥がビュッフェとなりますが、ここにも消毒液とビニールの手袋が置かれています。
ビュッフェですが、残念ながら種類も限定的で、特にハムやチーズ類は最初から小皿に取り分けてラップされており、自由に選べません(おまけにキンキンに冷えており味がわからない)。ホットミール系もソーセージ、ベーコン、ゆで卵のみといった感じでとても残念でした。
ホテルの写真では、ミュンヘンならではのヴァイスヴルスト(白ソーセージ)などミュンヘンらしい朝食が並んでいただけに。
とは言え、現状はこんな感じで一番奥に席を取りましたが、ほとんど人が来ません。
最も多い時で2-3組といった状況でした。
全体の感想
本来、とてもレベルの高いホテルなのですが、現状、部分的営業といった感じです。
10月までは私的目的での移動制限もなかったので国内旅行を中心ににぎわっていたのですが、11月初めから続く部分的ロックダウンの影響で年末年始を含む観光シーズンが失われることになりました。
次回は是非、フル稼働している状態で宿泊してみたいものです。
ドイツ・コロナ関連については下記の記事をご覧ください。