猛暑のマラケシュ観光も終わり、帰国のためマラケシュの空の玄関口であるマラケシュ・メナラ空港に到着時と同じように宿で手配してもらった車で送迎してもらいました(一人7ユーロ、または70ディルハム)。
空港の外見
こちらの空港は、以前よりある部分(写真手前)と新設部分(奥に見えるドームとなど)で構成されているようです(ドライバー情報)。
チェックインカウンターはこちらの旧建物のほうに集約されています。ここから空港内に入るだけでも、荷物のセキュリティーチェックが行われています。
チェックインエリア
中に入ると午前9時過ぎにも関わらず、がらんとしており、あまり人がいません。とても大きな長方形の建物の中でその両脇にのみチェックインカウンターがあります。
私たちの利用したTAPポルトガル航空のカウンターは左手一番奥の柱の陰にありました。フライト自体は混んでいるようですが、やや早めに到着していたので、Premiumカウンターを利用しなくてもいいくらいの状態でした。
チェックインも済ませ、長方形のチェックインホールの端から反対側の端へBoradingの矢印に導かれ向かいます。相変わらず人が少ない、、、。
手荷物検査と出国審査エリア
ホールを抜ける新設部分に入ります。写真右手のドームは、到着の際の通りました。
その左手に荷物検査、出国審査のエリアがあります。欧州に住んでいるとEU域内はUKの除くと出入国審査が全くないので、旅行をしていてもパスポートにスタンプがもらえず寂しいものですが、今回はモロッコの出入国だけでなく、ポルトガル経由でEU外に出たため、ポルトガルでも出入国のスタンプがもらえました!
出発フロアーと免税店
出国審査を済ませるとエスカレーターで1フロアー上に上がります。ちょうど免税店街の真ん中に出てきます。それなりに店はそろっていますが、何もここで買わなくても。
お土産関係のお店もありますが、サクッと見た感じではやたら高いです。お土産は町のスークでじっくり値段交渉して買ってきましょう!
出発フロアーは非常に広く、天井も高く、人も少なく快適です。明るいですが、おそらくは遮光ガラスで光が抑えられていると思います。
飲食する場合は、ほぼヨーロッパと同じ値段を覚悟してください。
Priority Passで入れるPeral Lounge
さて、それほど見るものもなかったので搭乗時間までの間、Priority Passで入れるこちらのラウンジで休むことにしました。マラケシュにはスターアライアンスのゴールドステータスで利用できるラウンジは無いようです。
それほど広いスペースではありませんが、ほんの数組いる程度で、かなり静かでした。窓際にはテレビモニター付きの一人用に区切られたスペースが並びます。
ラウンジ中央にはPCスペース、さらにその後ろには4人掛けテーブルなどがあります。下の写真奥は飲食スペースです。
また、各所に写真のような緑、赤、黒で分けられたソファシートがあり、それぞれ充電用電源も完備されています。
奥にある食べ物、飲み物ですが、それほどの種類はなく軽食といった感じです。
甘いものコーナーはガラス張りになっており、係に人にお願いしてお皿にとってもらいます(つまり話しかけなければなりません💦)。
飲み物エリアではミネラルウォーターが大半を占めています。今回はとてつもなく暑い日々だったので、毎日水ばかり飲んでいました(私は一日に一人で1.5リットル2本でも足りないぐらいでした)。
温かいものをありますが、スクランブルエッグなど簡単なものとなります。
下の写真を見ていただくとわかりますが、このラウンジの窓からはちょうど沖止めされた飛行機とその先に滑走路が見えました。
見ての通り、ボーディングブリッジが見えません。LCC各社(RyanairやEasyJetなどの欧州系LCC)はすべてこのエリアに止まっており、バスで来て乗り降りしたり(EasyJet)、最初から徒歩で向かうグループ(Ryanair)もありました。
ちなみに写真右側のボーディングブリッジが見えるエリアには私たちが利用したTAPポルトガル航空をはじめマラケシュへ就航している各国のフラッグキャリアが利用しています。こんなところにもフライト代が反映しているのでしょうかね?
ラウンジの窓からLCC(EasyJet)の搭乗風景を見ている。暑そう!
最後に
今回利用したPearl Loungeですが、もちろん出発ロビーにあるのですが、ネットで調べると同じ名前のラウンジが到着エリアにもあるようです。
時間に余裕のある方、ピックアップまでの時間がある方は、こちらを利用するのもいいかもしれませんね。
少しでも、マラケッシュに行かれる方の参考になればうれしく思います。