今回は、2024年10月末に再々訪したクレタ島旅行の記録となります。
過去の2019年、2022年と旅してきたクレタ島ですが、ギリシャ本土からは南方160キロの地中海にあるギリシャ最大の島です。
東西に260キロと横長な島で、なかなか一度に見て回れない魅力の詰まった島であり、ついに3度目の上陸となりました。
旅の目的
すでに記したように我々は、2019年にクレタ島中部(有名なクノッソス宮殿などがあるエリア)、2022年にクレタ島西部(レシムノンやハニアなど)を旅してきましたが、島の東部が全くの手つかず。
今回は、正直、それほど事前に細かな予定も立てず、地図上、我々にとって空白な東部へ向かうことだけ決めてアレンジを開始しました。
とりあえず島一番の空港であるイラクリオン空港で飛行機をおり、レンタカーで今回の旅の中心地となるアギオス・ニコラオス(Agios Nikolaos)へ向かう計画を立てました。
宿に関してもこの町の中、もしくは周辺で探すこととして航空券の手配に入りました。
利用する航空会社は、我々にとってはスターアライアンスでステータスを維持しているギリシャのフラッグシップであるエーゲ航空(Aegean Airlines)です。
予定のない旅のはじまり
ほぼ何の予定も決めず始まった4泊5日の旅ですが、1日目はフランクフルトからアテネ経由でクレタ島のイラクリン空港へ移動、さらにレンタカーでアギオス・ニコラオス郊外の宿へ移動で終了(宿着が午後7時半ごろ)。
この後、連日、何とか寝る前、または起きてから出かけるところを決めるというかなりノンビリした旅が始まりました。
そんな旅からですが、下記のような記事を上げていければと予定しています。
旅の宿 Agro Nostro
アギオス・ニコラオスからはやや離れていますが、今回は静かで眺めのいいエリアから宿を決めました。最高の宿でした!
レストラン紹介
今回は、宿が町から離れていた関係で、近所のレストランでは旅行者が我々だけという状況になりました(若干季節外れということもありますが)。
それだけに地元の人たちが食べているものも見つつ、例のごとく注文しすぎを繰り返し連日かなり苦しい思いをしながら夕食を終えました。
もちろん、海のそばのレストランとかにも行きましたよ!
スピナロンガ島観光
かつてのヴェネツェア共和国時代の要塞から、オスマン帝国の支配、近年ではハンセン病患者の隔離施設となっていた島です。
現在は、それらが全て廃墟として残っており、イラクリオンやアギオス・ニコラオスからの船、もしくは対岸のプラカから渡し舟で向かうことができます。
かつての歴史を感じつつエーゲ海の美しい風景が楽しめる最高の観光スポットです!
クレタ島古代遺跡探訪
クレタ島は遺跡の宝庫、どちらに向かっても必ず遺跡マークが出てくるぐらい、そこら中にあります。
中には全くの未整備のものから、一応発掘等も済み整備され有料で開放されている遺跡まで、これまでも多くみてきましたが、今回も二つほど紹介できればと考えています!
オリーブオイル探索
ギリシャと言えばオリーブオイルというほど有名ではありますが、これまでの旅ではオリーブの木はあれど、直販生産者が見つからず、ほとんど直接購入できる機会がありませんでした。
それが、なぜかクレタ島東部に向かうと、いくつも直販をしている生産者を見つけることができ、しっかりと説明を聞いたり、試飲を繰り返して購入することができました。
やっぱり生産者の話を聞いてから試飲をすると、なんとなくわかったような気になるものです!
今日のまとめ
それでは、これから数回にわたって『ギリシャ・クレタ島再々訪』を書いていきます。
10月末ということで気温なども気になりましたが、日中は25度近くまで上がり、やや暑い日もあるぐらい、夜は15-16度だったと思います。
ドイツから向かった我々にとってはとても心地のいい季節でした。
また一般的にも観光シーズンが終わり静かになりだしてくる時期でもあります。
少しマニアックなエリアですが、それだけに観光化されている部分とそうでない部分、両方が楽しめました。
同じクレタ島の中でもこれまで訪れた中部や西部は観光化されている印象が強く、やや異なる印象がある東部の雰囲気が少しでも伝わればと思います。
そういえば5日間、全く日本人を見かけることも無かったエリアです!
それでは、気長にお付き合いください。