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ヨーロッパ発信の旅行関連情報

【2021年度】ホテル・各ロイヤリティプログラム条件緩和

さて、2021年になりましたが引き続き欧州はロックダウンが継続中で他国に行くどころかプライベートでは国内移動も原則禁止の状態が続いています。

そんな中、各大手ホテルチェーンのロイヤリティプログラムの条件緩和情報が次々と届いています。

今日は、そんな中から確認できた情報をまとめていきます。

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2021年の状況

今現在、コロナ蔓延の影響が大きくとどまる中、2021年度も旅行業界は大きな影響を受けることでしょう。

様々なホテルチェーンが2020年の春ごろからロイヤルティプログラム会員のエリートステータスの1年延長を発表してきましたが、2020年末ごろにはすでに次なる条件緩和策に関する情報が出てきました。

各社から公表されているホテルプログラムに関する情報では、2021年も引き続きの旅行ボリュームの大幅減少が予想されることから、エリートステータスレベルの資格条件を緩和させるなどの策が講じられています(宿泊数や滞在数などの半減など)。

それでは各ホテルグループの対応を見ていきましょう。

Hilton Honors

すべてのステータスレベルにおいて、2021年度は通常の資格条件の半分を達成することで到達することができます。

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  • ゴールドステータス

20泊または10滞在、もしくはは37,500ベースポイントを獲得する必要があります(本来は40泊または20滞在、もしくは70,000ベースポイント)。

  • ダイヤモンドステータス

30泊または15滞在、もしくはは60,000ベースポイントで条件を満たせます。昨年からのロールオーバーナイトを有効に利用することもできます。

マイルストーンボーナスも年間20泊(同時にゴールドステータス達成)するだけで10,000ボーナスポイントを、さらに10泊するごとに10,000ボーナスポイントが加算されます。60泊すると、さらに30,000ポイントが付与されます。

  • ステータスのプレゼント

2021年にヒルトングループに30泊したダイヤモンド会員は、お好きな方にゴールドステータスを授与することができます。さらに60泊完了で、ダイヤモンドのステータスをプレゼントすることができます。

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また、2020年または2021年にステータスがダウンしたであろうシルバー、ゴールド、ダイヤモンド会員は、2022年3月末までステータスが自動的に延長されます。

hiltonhotels.jp

Marriott Bonvoy

マリオットグループは、2020年度のステータスに基づき、そのステータスを維持するのに必要な宿泊数の50%をボーナスナイトとして会員口座に加算しました。

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それにより、今年度は下記の宿泊日数の半分でステータスの維持が可能となります。

  • シルバー: 本来10泊
  • ゴールド: 本来25泊
  • プラチナ: 本来50泊
  • チタン: 本来75泊
  • アンバサダー: 本来100泊

例えば、プラチナステータスであれば、今年は25泊でステータスの維持が可能となります。

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  • ポイントとエリートナイト2倍キャンペーン

参加には登録が必要ですでに開始されており、登録期限は4月13となっています。対象宿泊は2月16日から4月27日までとなっています。この間、2泊以上の滞在が対象となり、ポイントと宿泊回数が2倍になります。

www.marriott.co.jp

World of Hyatt

2021年の全ての上級会員について、資格取得に必要な宿泊数またはポイント数が半分に(50%)引き下げられました。これにより、従来の資格取得対象となる宿泊数またはベースポイント数の半分で、上級会員資格を取得または維持できます。

50%引き下げられた新たな必要条件

  • ディスカバリスト

資格取得対象となる宿泊5泊または12,500ベースポイントで取得・維持できます。

  • エクスプローリスト
資格取得対象となる宿泊15泊または25,000ベースポイントで取得・維持できます。
  • グローバリスト
資格取得対象となる宿泊30泊または50,000ベースポイントで取得・維持できます。
  • ボーナス・ジャーニー・プロモーション

また、2020年にこのプロモーションに登録した会員は、2020年10月1日から12月31日までの間に対象となるすべての宿泊が2021年に再度クレジットされます。

このボーナス・ジャーニー・プロモーションでは、2021年2月末まではワールド・オブ・ハイアットのポイントが3倍になり、さらにこの期間中に完了したすべての対象宿泊数も2倍となります。

つまり、わずか15泊するだけで「ハイアット グローバリスト」のエクスクルーシブステータスを獲得することができます。

このプログラムはすでに1月15日時点で申し込み終了となっています。

https://www.hyatt.com/ja-JP/home/

IHG Rewards

IHGリワードも2021年にステータスの資格を取得しやすくなり、通常の条件に比べ25%少ないポイントや宿泊数で達成が可能です。

IHGゴールドステータスは、7,000ポイントまたは7泊で達成可能、30,000ポイントまたは30泊でIHGプラチナステータス達成、さらに55,000ポイントまたは55泊でスパイアエリートステータスを達成できます。

www.ihg.com

Radisson Rewards

ラディソンリワードは、会員の2020年エリートステータスを2022年2月まで延長しました。また、2020年のすべての滞在数と宿泊数を2021年に繰り越されるようです。

現時点では、ステータスレベル達成条件の緩和措置に関する情報はありません。

www.radissonhotels.com

まとめ

個人的には、昨年のステータスマッチで手に入れたMariotto Bonvoyのプラチナステータスの保持を2021年のメインターゲットとするつもりですが、合わせてHilton Honorsのダイヤモンドへも再挑戦しようかと思います。

とは言え、現状、欧州のロックダウンは再延長(何回目の再延長?)の可能性が濃厚なため、旅の再開の目途が立ちません。

それでは、引き続きドイツより旅情報を提供していきます。

 

できるだけ今現在、欧州地域で入手可能な情報をベースにしましたが、地域や時期により条件が異なる可能性がありますのでご注意ください。