さて、今日はストックホルムの観光名所が集まるガムラスタン(Gamla Stan)の紹介です。歩いているだけでも楽しいエリアです。
ガムラスタン(Gamla Stan)へのアクセス
ストックホルム中央駅からだと地下鉄(赤色13番、14番、または緑色17番、18番、19番)で一駅、Galma Stan駅で下車。または歩いて橋を渡り10分程度です。
また、私たちが宿泊したセーデルマルム地区のヒルトンホテルからだと地下鉄一駅ですが、もう歩いて橋渡っていくほうが早いぐらいでした。
ガムラスタン(Gamla Stan)のみどころ
島自体は歩いて十分に移動できる大きさですが、意外に起伏があり、坂道が多くあります。とにかく歩いいるだけ、お店を見て歩いているだけでも楽しめる街です。その分、観光客で人気の通りはどこも人で一杯!
私たちが歩き回った中からおすすめの場所を紹介していきます。
Lilla NygatanとStora Nygatanの二つの通り
この両通りはお土産さんやレストランなどが多くあり、いつも賑やかな人通りの多いと売りでした。初日、夜遅くに到着した日にも夜の9時ぐらいにこの通りを散歩してお土産屋のショーウィンドウを見ながらストックホルムの夜を楽しみました。
個人的な印象ですが、Lilla Nydatanは飲食店が多く、Stora Nygatanはお土産屋や洋服、靴やなどが多かったイメージです。昼はお買い物、夜は食事に行くのもいいかと思います。
ルテール教会からノーベル博物館、ストックホルム大聖堂、旧王宮へ向かう道
ちょうどホテル部屋から見るとガムラスタンの教会がよく見えました。
我々はホテルのあるセーデルマルムから橋をわたりガムラスタンに向かったため、ルテール教会を目印に南側から歩き始めました。石畳の道にきれいなファサードの商店が並ぶ坂道を歩きながらところどころから見える尖塔を目印に歩きます。教会手前の公園を囲む壁にはかわいい飾りも!
ルテール教会を通り過ぎ細い小道を進むとノーベル博物館のあるStortorget(大広場)に出ます。ここは1520年の『ストックホルムの血浴』と呼ばれるデンマーク大国の支配に対する反逆者の処刑が行われた場所だそうです。
いまは周りを囲む建物は色とりどりに飾られ、観光客に大人気の広場になっており、ちょうどクリスマス前までクリスマスマーケットが建っていたようです。
下の写真がノーベル博物館。中のギフトショップではここでしか買えない金のメダルを模したチョコレートが販売されています。
またこの広場には、スウェーデンのお土産としても特に有名な木彫りの馬、ダーラナホース(Dalahäst)の専門店があります()。中にはダーラナホースの歴史に関する展示もあります。お買い物は日本語でOKです。ちょっと高いですが、気に入った絵柄の馬が見つかるかもしれませんね。
Wooden Horse Museum Sweden Top
広場からはさらに北側に大聖堂のタワーが見えます。先ほどのルテール教会も大聖堂も有料という事で、中には入りませんでした。
大聖堂を半周すると視界が開け、旧王宮が現れます。
旧王宮の見学
事前にチケットを購入していなかったため、王宮への入り口とは違う場所ではまずはチケットを購入しました。入場料は160SEK(約1850円)。このチケットには宮殿の見学、宝物館、王宮博物館(歴史博物館)の見学が含まれます。それぞれ入り口が異なるので、注意が必要です(宮殿見学の出口と王宮博物館の入り口はすぐそば)。
まずは宮殿から。
つい数十年前まで国王の住居としても使われていたようですが、現在は国王家は別の宮殿に移っておりますが、見学用だけでなく、現在も様々な国事に利用されているようです。
Kungliga slotten - Kungliga slotten
近代まで住居としても利用されていた宮殿のため、豪華であるだけでなく、どこか本当に使われていた感が感じられます。
今も利用されている部分があるので、しっかりと手入れもされており、見ごたえある宮殿でした。
映画『魔女の宅急便』の舞台にもなった風景
日本人にはなじみやすい風景ですね。映画を見直してから散策するのもいいかもしれません。
宮殿前から対岸をの望む。
背の高い様々な色カラーの建物に囲まれた入り組んだ路地。
ガムラスタンで最も狭い路地(Mårten Trotzigs gränd)。落書きだらけだけど。
いつも観光客でいっぱいになっていました。この時は珍しく人が少なめだったので撮影。
まとめ
観光の中心地という事で寒い冬でもかなりの人出でした。狭い路地が多く、石畳で坂道も多く歩きがいのあるエリアです。
到着時の夜の散歩に始まり、結局一日に一回はぶらぶらとこのエリアを散策していました。特に目的無く歩いても楽しいところです。
皆さんも是非ゆっくり楽しんでください。