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ヨーロッパ発信の旅行関連情報

SASゴールドラウンジ(SAS Gold Lounge)とストックホルム・アーランダ空港

さて今回は、今年最後の旅行で訪れた北欧スウェーデンの首都ストックホルムのアーランダ空港とSASゴールドラウンジについてお知らせします。

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空港のロケーション

こちらの空港ですが、ストックホルムから北へ40キロほど離れたところにあります。かなりストックホルム市内から離れており、市内へアクセスは時間を優先するか費用を優先するかで選択肢がいくつかあります。詳しくはストックホルムの観光に関する別記事で紹介しますが、我々は費用を優先し、エアポートバスを利用したため、市内まで約一時間の移動時間となりました。

到着時の利用

クリスマス時期の利用だったため、到着時間の午後7時半過ぎは、もちろん真っ暗です。

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飛行機を降りた後の移動もそれほどの混雑はなかったのですが、預入荷物受け取りには思いのほか時間を要しました。ターミナルは5つあるようですが、それぞれがそれほど大きいわけでもなく、Baggage Claimのレーンも数本にも関わらず、とても待たされた感がありました。

プライオリティタグはきちんと機能したようで、レーンが動き出してからはすぐに荷物が出てきました。

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制限エリア外に出てからも、バス、タクシー、電車などの移動手段への方向指示ははっきりしており、それほど迷うことはないと思います。

我々も事前にエアポートバスのチケットをネットで購入し、iPhoneのウォレットに入れていたので、Terminal5のバスの乗り場に直行して、ちょうど出発直前のバスに乗りこめました(15分間隔くらいで出ているようです)。

Airport bus to/from Sweden’s largest airports - Flygbussarna

A29 地球の歩き方 北欧 2019~2020

A29 地球の歩き方 北欧 2019~2020

 

出発時の利用

エアポートバスでTerminal5へ到着し、Terminal内に入ります。

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降ろされた場所から中に入るとSAS以外のキャリアのチェックインカウンターがあり、SASのチェックインカンターは71番-90番となります。したがって看板に従い右手に進みます。

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チェックインまたは預け荷物の手続きが済むとセキュリティ―チェックへ進みます。下の写真の一番左手がFast Trackとなりますが、この日は午前7時ごろとかなり早い時間帯で、しかもクリスマス休暇でヨーロッパ中が休暇シーズンのため、ビジネス客も見かけず、特に混雑はありませんでした。

旅行情報 Amexのセンチュリオンまたはプラチナカード保有者はクレジットカードを提示することでFast Trackの利用が可能です。

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その後、免税店エリアとなりますが、ここでおおきくUターンをしてちょうどチェックインカウンターの裏側を通るように各Gateに進みます(詳しくは地図をご覧下さい)。

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チェックインの際に、SASのラウンジの場所を教えてもらいましたが、とにかくGate1のそばと聞いていたので、そちらに進みます。実際にはラウンジ入り口手前で道はGate1-10とGate11-24に分かれます。

ここで一瞬迷いましたが、ラウンジへの入り口はGate11-24のほうへ進みSASのService Centerの向かいにラウンジへのエレベーターと階段を発見できました。

他の方のブログでも書かれていますが、ここまで具体的な看板等でラウンジの表記がなく、正直かなりわかりずらいです。チェックインカウンターで聞いていたので、そばまで来ることができましたが、最後は電子案内板で確認をしてたどり着けました。

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SASゴールドラウンジについて

無事にエレベーターで上階に進むとSASラウンジの入り口となります。写真中のドアを入るとラウンジのカウンターがあります。右手はビジネスラウンジ、左手はゴールドラウンジとなっており、それぞれ入場はチケットを自動改札にかざして進みます。

我々はスターアライアンスのゴールドステータスがあるので、ここではゴールドラウンジへ進むことができます。

https://www.flysas.com/jp-ja/travel-info/at-the-airport/lounges/

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さて、ゴールドラウンジの中ですが、ご覧のように北欧家具を利用したとてもモダンなデザインでまとめられています。

まずはソファアセットでまとめられたエリア。

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それ以外に電話用の個室ブース長椅子と毛布が準備された休憩スペースなどもあります。またシャワーの利用も可能です。

続いてフードコーナー。

こちらもすっきりとした家具でまとめられていますね。

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とは言え、大切なのは食べ物の種類と味。この日は6時のチェックアウトだったためホテルで朝食が取れず、ラウンジでの食事に期待していました(SASのヨーロッパ内フライトは飲み物も含めすべて有料となり、無償での飲食物の提供はありません)。

しかし、他のヨーロッパ内のラウンジと比較してあまりにも貧弱!で、思わずホントにゴールドラウンジか疑いました。

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唯一のホットミールはポリッジ(オートミールのお粥?)のみでした。

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ドリンク類は標準的なものはすべてそろっていました。

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こんなことであれば、American Express Lounge by Pontusを利用してみるもの一考かと思います。こちらはAmexのセンチュリオンまたはプラチナカード保有者であれば利用可能で、スウェーデンのPontus Frithiofによる、よりレストラン風のラウンジのようです。

https://travel-dealz.eu/blog/review-american-express-lounge-stockholm/

それ以外にPriority Passで利用できるラウンジがTerminal5には3か所あります。

  • Menzies Executive Lounge
  • Stockholm - Arlanda Lounge
  • Norrsken Lounge

Stockholm Arlanda ARN Terminal 5 - Lounges and info.

まとめ

今回は到着時は夜の8時ごろ、出発は朝の7-8時後の利用で、しかもクリスマス休暇の最中ということもあり、比較的空いている印象でした。

クリスマス休暇=旅行というイメージを持たれる方も多いかとおもいますが、一般的にはヨーロッパの家庭ではクリスマスは家族と過ごします。そのためクリスマス前に帰省ラッシュのようなものはありますがクリスマスイブからクリスマスの間(国にもよりますがスウェーデンでは12月24日から26日まで)は、それほどの混雑ではないように思います。私が住んでいるドイツでもそれは同様で、逆に我々はそのスキをついて24日から26日の間に出発するようにしています。

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それでは、この記事に続いて初めての北欧、スウェーデンストックホルム観光に関して旅の記録を残していきます。ご興味ある方は是非お付き合いください。

A29 地球の歩き方 北欧 2019~2020

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