引き続きアルザスの旅をお知らせします。
今回は、我々が宿泊していたリクヴィル(Riquewihr)の紹介です。
ブドウ畑に囲まれた町
アルザスワイン街道には、前回紹介したカイザースベルクやリボヴィレなど有名な観光地がいくつもありますが、リクヴィルもその一つと言えます。サイズ的には町よりさらに小さいかと思います。
にもかかわらず、町の入り口、市庁舎の手前には何か所も駐車場があり、観光バスが大挙して押し寄せます。
町はブドウ畑に囲われた東から西に長方形ような形の町です。
下の写真は朝の風景ですが、西側には山があり、南北にはブドウ畑の丘が広がっています。
町の東側から西向きに撮影。
町の南の丘から北に向かい撮影。
観光開始!
町は東側から西側に伸びるド・ゴール将軍通りに沿って成り立っているので、市庁舎をくぐり通りをまっすぐに西に向かって歩きましょう(ついこの前書いたカイザースベルクのメイン通りも”ド・ゴール将軍通り”でしたね)。
町の中は10月ということで朝夕はやや冷え込む感じですが、ゼラニウムの花がまだまだ観光シーズンであることを教えてくれます。
残念ながらこの旅を通りしてコウノトリを見つけられたのは一回だけでしたが。
さて、市庁舎の下をくぐり街に入るとこのような、木組みの家々が石畳の道に沿い立っています。以前から書いているようにドイツ以上にドイツっぽい感じがするのがアルザスです。
でも、壁の色使いがアルザスのほうが派手な気がします。
また、町のいたるところに噴水が設置されており、その多くに魚(金魚?)が飼われています。
また、これは昔の共同井戸でしょうね。
ド・ゴール将軍通りを真ん中ぐらいまで進み、右手に曲がると町の象徴でもある福音教会があります。
この教会は町の西にある城壁があったころの市門(塔)と並んで町のメイン通りからよく目に飛び込んできます。
町の西側にある市門の塔は彩色豊かに飾られていて晴れた日は特にきれい。また夜のライトアップもいいみたいです。
もちろん、お土産屋さんも多くありますが、私たちはそれより地域の物産店やパン屋、ケーキ屋のほうが気になりますね。
これは、マカロン屋さん。
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さいごに
いくつもの観光地があるアルザスワイン街道ですが、この町はそれほど大きくなく、時間がない時なら1時間ぐらいで十分に見て回れます。もちろんカフェでゆっくりしながら、またはゆっくりと昼食や夕食を取りながら町の風景を眺めるのもいいですね。
是非是非、機会があれば立ち寄ってみてください。