再び、カタール航空のビジネスクラスを利用する機会があり、ドーハ・ハマド国際空港でトランジットとなりました。
6時45分発の羽田行きのQR812便に乗り継ぐためには、毎回ここで約6時間の深夜のトランジットが待っています。
なんでも8時間以上のトランジットだと空港ホテルがアサインされるとのことですが、滞在時間不十分なので、アル・ムルジャン・ビジネス・ラウンジ（Al Mourjan Business Lounge）で何とか過ごすしかありません。
1万平方メートルを誇るこの巨大ラウンジには、ゆっくり時間を過ごせるソファーやレストランなど十分な設備を整えていますが、深夜のトランジットを過ごすのに大変助かっているのが、ラウンジの最も奥にあるリラックス・エリア。
リラックス・エリアへ
ラウンジ奥の軽食が取れる飲食エリアから伸びる通路の奥にひっそりとその入り口があります。
ここは、完全個室ではないですが、衝立で仕切られた部屋が用意されており、大型テレビと足を延ばせる長椅子が準備された仮眠スペースがあります。
訪れた深夜1時半ごろには、まだ空いたスペースがあり、このエリアのフロントで航空券を見せて指定されたルームに向かいます（どのスペースにだれがいるのか管理されています）。
ドアがあるわけでなく、衝立で通路からは目隠しされた部屋といった感じです。下の写真の透かしガラスの外が通路です。
一人でしたが、二つの長椅子ある部屋をアサインしてもらい、ゆったりした空間を独り占めして、早朝の出発時間まで完全に一人でゆっくりと過ごすことができました。
部屋の中には注意書きもあり、テーブルに航空券を置き、利用者がわかるようにするようです。
天井は筒抜けとなっているので、基本、音を立てず静かに過ごすことになります。
実質的に仮眠室なので、今回は隣室のものすごいイビキにやや悩まされましたが、カタール航空のアメニティの耳栓が大活躍！朝まで騒音に悩まされることなく仮眠をとることができました。
フライト時間の管理はフロントではしてくれないので、タイマーのセットは必要欠くべからず。
シャワールームでリフレッシュ
また、同エリアには完全個室となるシャワールームがあり、同じフロントで利用を申し出ると準備の整ったシャワールームに案内されます。
このシャワールーム、朝の5時ぐらいから込み合うようで、使用するのであれば深夜がおすすめのようです。
実際、私は午前2時ぐらいに利用したので、そのままシャワールームをアレンジされ、ゆっくり利用することができました。
このエリアを出た5時半ごろにはびっくりするほどの人が受付前でシャワーの順番を待っていました。
さて、案内されたシャワールームですが、完全個室となっており、十分な荷物置き場と洗面台、シャワーブース、トイレが完備されています。
もちろん、バスタオル、ハンドタオルなども完備。
とても清潔に行き届いた清掃がなされています（写真は利用後）。
また、洗面台、シャワールームのアメニティはすべてRITUALの製品で統一されています。
まとめ
この仮眠スペースのおかげで完全ではないものの、かなりリラックスした時間を過ごせました。場所が確保できたことはもしかしたらラッキーだったのかもしれません。
また、シャワールームは毎回利用後に清掃が行われているわけですから、混雑時の待ち時間は大変なものと思われます。今回は深夜ということで待ち時間一切なしで利用できたため、ゆっくりとシャワーを浴びてからリラックスルームで仮眠をとることができました。
ちなみにシャワー中は、貴重品はシャワールームに持ち込みましたが、その他の荷物は指定されているルームに置きっぱなしにしておきました。
