さて、今回は短い夏休みを利用して訪れたアイルランドの首都ダブリンの観光スポットの紹介です。
ギネスビールの本拠地、ギネスストアハウス
まず、なんといってもアイルランドといえば、⇒ アイリッシュビール ⇒ ギネスビール
ということで、観光で外せない場所としては、
ここギネスビールの本拠地、ギネスストアハウス。
町の中心からは約2キロと少し離れていますが、私たちはバス等は使用せず、ぶらぶら歩いて20-30分ぐらい掛けて歩いて向かいました。
近づくとあたり一面ギネスビール社の工場やら倉庫だらけでしばしどこに向かえばいいか迷いますが、ところどころ標識が出ているので大丈夫!!(Google Mapもあるし)
入場券はあらかじめ、下記のリンクから購入しておくとスムーズに入れます。
チケットは通常の見学コースチケットから様々なオプショナルツアーまでいろいろ用意されています。シンプルな見学チケットには無料でギネスビール一杯がついています(アルコールの飲めない人にはソフトドリンクあり)。
さて見学コースはというと、ギネスビールの製造過程を見学するというのではなく、ギネスビールに関する歴史や展示、アンテナショップでのおみやげ物販売がメインととなっているイメージです。
確かにここはストアハウスという名前でした。その名の通り、ギネスビールグッツの充実した大きなお店があります。
様々なギネスビールの広告に関する展示。
これは個人的にはとても面白かったです。
最後に見学塔最上階の展望スペースでギネスビールを飲みながらダブリンの町を一望できます。
通常の見学コースは完全に見学用に作られた建物の中を回り、歴史や展示物の見学、おみやげ物の販売、最上階からの展望となっており、工場内や倉庫の見学ではありません。
チケット購入の際には是非、その他の見学ツアーと内容を見比べてご購入ください。
GUINNESS アイルランドが産んだ黒いビール (Shotor Library)
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最後に、ギネスビールの味のほうですが、個人的にはドイツで飲んでる黒ビールのほうがコクがあり好きです。
クライストチャーチ大聖堂
アイルランド国教会の大聖堂で、ダブリンにある中世の2つの大聖堂の一つ。
その歴史的背景に関しては下記のリンクをご参照ください。
クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン) - Wikipedia
町の中心からも1キロ程度で散歩がてら歩いて向かうのがベスト。ちょうど旧市街を外れたエリアにあり、大聖堂の裏のほうには近代的な事務所ビルなどがある。
こちらも入場は有料となっております。
Web上でのチケット購入も可能なので、夏休み時期など混雑しやすい時期にはあらかじめ購入しておいたほうがいいかもしれません。下記のリンクよりご確認ください。
Christ Church Cathedral Dublin - : Christ Church Cathedral Dublin
現在のガイド無し入場料は下記のようになっております。その他、ガイド付きツアーもあります。
さて教会の中に入ると、外の天気の関係もあることと思いますが、ステンドグラスから差し込む光がまぶしいほどで、とても色鮮やかな色彩を放っています。
またその床には一面色鮮やかなデザインのタイルが敷かれており、他の教会とは異なる空間を作り出しています。これは今までにない体験でした。
力ずよく差し込む太陽光で床のタイルも輝き返しており、教会内の空間の明るさが他の教会とは異なるイメージ。
どの方向にも非常に緻密に作られたステンドグラスが配置されています。
下の写真はもう一つのダブリンを代表する大聖堂、聖パトリック大聖堂です。広い公園に面しており、多くの人がくつろぐスペースとなっていました。
トリニティ・カレッジ・ダブリン(ダブリン大学)
次にご紹介したいのがダブリン大学、トリニティカレッジです。
400年以上の歴史があり、創設者はイングランド女王エリザベス1世との事。
ダブリンを代表する観光スポットであり、敷地内はだれでも自由に歩き回ることができます。
Trinity College Dublin, the University of Dublin, Ireland
町の中心部に隣接しており、その広大な敷地には様々な学部の建物があります。
大学敷地内の様子
また敷地内はまるで公園のようで、実際、学生より観光客のほうが多いの間違いなし、といったか感じです。この環境で落ち着いて大学生活が送れるのか心配になるほど、観光客だらけです。
ところどころに配置された彫刻がさらに空間を文化的に見せます。
Trinity College Library Dublin and The Book of Kells(大学図書館)
そして大学を訪問した際に、必ず見学していただきたいのが大学図書館である Trinity College Library Dublin『The Book of Kells』です。
こちらは入場が有料となりますが、一見の価値アリです!
ガイドツアーではなく、見学コースを自身で回ることができるので、ゆっくりと好きなように時間を過ごせます。
The Book of Kells Exhibition & Old Library | Trinity College Dublin
また、上記リンクからあらかじめ日本語のビジターガイドをPDFで入手しておくことも可能です(主に『ケルズの書』と図書館内の案内に関するブロシュア)。
入り口近辺はどこよりも人が多い。
見学の目玉は、まず1000年以上昔に作られたラテン語で書かれた聖書『ケルズの書』です。その装飾はケルト文様と呼ばれ美しく、アイルランドの国宝にも指定されています。
『The Long Room』へ
『ケルズの書』などの見学ののち、2階にあがり、蔵書スペースである『The Long Room』へ向かいます。大学が保存する書物の中でも古いもの20万冊を保管しているとのこと。
こちらは中央の回廊は自由に歩くことができ、左右に展開される蔵書をまじかで見ることができます。
柱にはそれぞれアルファベットの表記が見えますが、この順番で本が並べられているのかは不明。
また一列ごとに胸像も配置されていて重々しさもあります。
蔵書はこれからも痛めば修復され保存されていくことと思いますが、改めて西洋の歴史を感じる空間でした。
別の機会にイギリス・オックスフォード大学の図書館も訪れましたが、同じように大変な蔵書量に圧倒されました。ガイドの説明がかなり映画ハリーポッターの撮影の話に偏っていたが玉に瑕でしたが。
その2に続く。