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猛暑のモロッコ・マラケシュへの旅・観光編・2nd Day・その2

宿で少し休憩、シャワーを浴び、いったんリフレッシュしました。汗も引いたところで、バヒア宮殿(Palais de la Bahia)を目指すことにしました。

2日目のコース(その2)

3回に分けての観光で最も歩いた午後のマラケシュ散策

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フナ広場を経由してバヒア宮殿へ

今回の旅で最も歩くことの多かったルートを通りまずはフナ広場を目指します。Goole Mapなどでも薄い黄色で囲われている”旧市街”エリアなのですが、広場からは離れているため、人もまばらです。下の写真の右側に映っているオレンジジュースを売っているおじさんもあまり商売っ気無し。時には屋台にシートをかけていなくなっていることもあります。

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少しずつ道が細くなり、通りにカバーが掛けられているあたりまで来るとスークっぽくなります。

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フナ広場を抜けて進むことさらに10-15分ぐらいでバヒア宮殿入り口につきます。

バヒア宮殿を観光!

門を抜けて下の写真ようにしばらく進むと入場券売り場と入り口が見えてきます。

入場料は大人70ディルハム(770円ぐらい)と結構します。

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入り口にいるおじさんに入場券を見せて中に進みます。

19世紀後半に建てられたイスラム・モロッコ様式の宮殿で、当時の王国の宰相の邸宅だったとのこと。

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入り口を抜けるとまずはやや小ぶりの中庭。

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中庭に面して部屋が配置されていますが、どれも素晴らしい装飾とタイルで構成されています。床も壁も天井も一部屋一部屋見ごたえがあり、なかなか前へ進めません。

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その先に中央に小ぶりの噴水と水盤を組み合わせた中庭。周囲のデザインが変わり白と青のタイルを中心とした涼しげな雰囲気に。

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その先には、この宮殿の象徴ともいえる水盤を配した大回廊が現れます。強い日差しの中、とても静寂感のある空間です。

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回廊から周りに配置された部屋を見る。

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随所にステンドグラスも配されていました。

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大回廊の隣には緑あふれる中庭が現れます。

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こちらの庭にも中央には噴水を配した水盤が見事なタイルの装飾とともに配置されています。とにかく美しい!

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宿でも勧められましたが、間違いなくここは訪問しておくべきと思います。イスラム圏らしい素晴らしいタイル装飾を十分に楽しむことができます。

バヒア宮殿からエルバディ宮殿(Palas el Badiî)とサアード朝の墓廟(Saadien's Tombs)へ

次の目的地に向かう途中でべリマ通り(Rue de Berrima)のお土産屋が並ぶエリアに立ち止まりました。この辺はスークと違い、値段も表示されており、我々が想像する普通のお土産屋です。

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その後、エルバディ宮殿(Palas el Badiî)へ到着し、入ろうかと思いましたが、こちらも入場料は70ディルハムとのこと。この時点で我々の両替したディルハムは底をつきかけており、あえなく入場不可。

気を取り直して、サアード朝の墓廟(Saadien's Tombs)へ向かいました。こちらは事前情報ではそれほどの入場料ではないとおもい、行きましたが、こちらも一人70ディルハムということであえなく撤退!

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まずは両替をして観光を続行!

これではイカンということで、手持ちのユーロ紙幣をディルハムに両替することにしました。こちらも皆さんのブログや宿の勧めに従い、フナ広場そばの郵便局のそばにあるホテル・アリの脇にある両替所に向かいました。

今回は100ユーロを両替し、1054ディルハムを手に入れました。レートに手数料が含まれているようで、別途手数料は引かれませんでした。ある意味、とても明瞭です。レートも悪くなく、おすすめされている理由がわかります。

両替を済ませ、マラケシュ博物館へ

いったん町の中心部に戻ってしまったため、改めて入れなかったエルバディ宮殿とサアード朝の墓廟に戻る気にはなれず、いったんスークに入りマラケシュ博物館へ向かいました。ここは観光名所の一つベン・ユーセフ・マドラサ(神学校)のすぐそばですが、こちらは改装中で来年まで入れないとのことなので、マラケシュ博物館のみの観光となります。

博物館の入り口はこんな感じです。こちらは廃墟となっていた邸宅を改装して博物館としたようです。入場料は一人50ディルハム(約550円)。

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中庭に当たる部分は上部が白いテントでおおわれており、その影響でやや黄色がかった色になってしまっています。本来の色が見れないのは、ややどうかと思います。

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本来の光の下で見れないため、タイルの輝きや色が伝わりませんね。

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中庭の周りに配された部屋は本来の光の中で鑑賞できるため、素晴らしいモザイクアートが楽しめます。

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これだけ素晴らしいタイルの模様!できれば自然光のもとで見てみたかったです。

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先ほどにバヒア宮殿に比べるとかなり小ぶりな邸宅で見学できる部屋数も比較できません。改修の過程に関する説明等もありますが、これで50ディルハムは高いような気がします。

再び暑さに負けて宿に戻る

再び午後の暑さが増してきたため、スークの中をぶらぶらしながら宿へ戻ることにしました。私(ウシさん)はもともと道や地図を覚えるのに難は無いほうなので、このころには、大体地図なしでスーク内でも問題なく、行きたい方向に行けるようになっていました。

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さあ、宿に戻ったので、夕食のことを考えながらエアコンの効いた部屋でしばし休憩です。その3にて夕食での外出に関して書かせていただきます。

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