今週のお題「夏休み」
ツールドフランス観戦旅行の最初の2泊に選んだ宿Hotel Saint Charles Val Cenisには午後7時過ぎに到着しました。Lanslebourg-Mont-Cenis(ランスルブール・モン・スニ)という村にあるシャレー風レジデンスホテルです。
ホテルのロケーション
村のメインストリートを通り抜けアルク川を渡ってすぐのところにあります。正面は川に面し、裏はなだらかな丘。スキー用のリフトがすぐそばにあり、冬のスキー客にとっては最高のローケーションといえるでしょう。
結構規模の大きな宿泊施設で部屋の種類も多種多様です。
ホテル内にはスパエリアもあり、フィットネスや室内プール、ジャグジーなどは宿泊者であれば無料で利用できます。
お部屋の紹介
私たちが宿泊したのはファミリースイートというカテゴリーの部屋で、LDK、ベッドルーム2つにトイレとバスという間取り。そしてベランダがありました。
ホテルの外観はシャレー風ですが、この部屋の内部はこてこての山小屋風ではなく、木の温もりにすっきりとしたモダンテイストがミックスされた感じです。床はトイレ、バス、キッチン部分はタイル、それ以外は毛足がちょっと長めのカーペットでした。
LDKにはソファーとダイニングセット、壁掛けテレビがあります。
キッチンはプレート型4つ口電気コンロ、レンジフード、コンビネーションレンジ、冷蔵庫、食洗機、電気ポット、コーヒーメーといったキッチン家電完備。鍋・フライパン、各種キッチンツール、食器、カトラリーなど必要なものはほぼ揃っており、その気になればかなりのものが作れそうな感じでした。
ただ、調味料などの食材類は全くなし。あったのは普通のホテルに備え付けられているような、個包装になったインスタントコーヒー、ティーバッグ、ポーションミルク、砂糖とクッキー、そして500mlのミネラルウォーター2本のみでした。
主寝室は写真のとおりダブルベッドのある普通のベッドルームですが、もう1つの寝室は2段ベッドの入った窓のない狭い部屋でした。
リビングのソファーがダブルベッドになるソファーベッドなので、最大6名まで泊まれますが、快適な居住性という観点からは、まあ大人2人に子供2人(+α)というのがベストかと思います。
ガラスの仕切りのおかげで水撥ねも気にしなくて良く、お湯もしっかり出る使いやすいバスルームでした。トイレも気になる点はなし。
ベランダからの風景
前がすぐ川で視線を遮る建物などもなく、有名な山は見えませんが、「山に来たー」という気分を十分に味わえます。特に朝は爽やかな山の空気を堪能できました。
ベランダにはアウトドアチェアが2つ。
エントランスとレセプションホール
広々としたレセプションホール。この時はたまたまカウンターが無人でしたが、たいての場合は少なくともスタッフが1人はいました。スタッフは皆フレンドリーで感じがよかったです。英語も何とか通じます。
エントランス入ってすぐのキッズスペース。背中にまたがりたくなるような3匹の犬の置物(?)が印象的でした。
終わりに
今回はホテルサービスなしというプランを選んだので、クリーニングスタッフによるベッドメーキングや清掃がなかったのですが、2泊ということもあり何の問題もありませんでした。
2泊目は3食とも、パン屋さんをはじめとする村のめぼしい食料品店を回ってパン、ワイン、チーズ、ハム、サラダ、お惣菜、ケーキなどなど気になったものを買ってきて、部屋でくつろぎながらいただきました。レストランとはまた違ったご当地グルメを満喫できて楽しかったです。
チェックアウトの際、使った食器やカトラリー、鍋などは洗って元の場所に戻しておかなければなりませんが、食洗機があり、食洗機用タブ洗剤が泊数分置かれているので特に手間ということもありません。
不便といえば、ちょっとした洗いもの用に普通の食器洗い洗剤とスポンジもあったらなあとは思いました。あと、コーヒーメーカー用のフィルターがあればなお良しって感じでした。
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