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南仏プロヴァンスの風景・南ローヌ・Domaine des Andrines(ワイナリー)

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南ローヌの小規模ワイナリーが集中するDomazan(ドマザン)で見つけたとてもアットホームな雰囲気の夫婦が迎えてくれるワイナリー、Domaine des Andrinesで試飲

もう一軒、Domazan(ドマザン)にある小規模ワイナリーをご紹介したいと思います。こちらも我々にとっては日々の食卓になくてはならないワインを提供してくれる大切なワイナリーです。

www.domaines-des-andrines-domazan.fr

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ロケーション

先に紹介したドメーヌ ロマランからほんの数百メートル離れたところにあります。

www.oni-taiji.com

 Domazan(ドマザン)は知らなくても、Estézargues(エステザルグ)という村の名前をご存知の方はいらっしゃるかもしれません。その村にはちょっとユニークなワイン生産者の協同組合があって、そこのワインは日本でも販売されているのです。Domazan(ドマザン)はそのEstézargues(エステザルグ)の隣村になります。

ドメーヌ アンドリーヌの販売所は住居建物の一部にあります。独立した専用の入り口がありますが、普段は販売所に人はおらず、住居部分の呼び鈴を押して訪問を告げるようになっています。

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ドメーヌ アンドリーヌのワイン

こちらも訪問のきっかけはワインガイド誌「アシェットワインガイド(Guide Hachette des Vins)」です。最初の訪問の際に飲んだCdR(コート デュ ローヌ)のいちごジャムのような香りに衝撃を受けたことは今も鮮明に記憶に残っています。ドメーヌ ロマランよりは短いですが、定期的に訪問するようになって十数年経ちます。

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白、ロゼ、赤と全て揃っていますが、我々はこれまで赤ワイン一択で試飲してきたので、白とロゼについては全くわかりません。赤はCdR、CdRキュヴェ マノン、CdRヴィラージュ シニャルグの3種類があります。種類は3種類ですが、時によっては同じ種類のヴィンテージ違いがでてくることがあります。ヴィンテージ違いを並べて飲み比べてみると、同じ名前を冠していても味や香りにかなり違いがあることがはっきりわかって面白いです。

CdRキュヴェ マノンは使われているブドウ品種や比率に目新しさはないのですが、これのみマセラシオン・カルボニック法で造られているとのこと。ドメーヌ ロマランのキュヴェ カリニャンもそうですが、キュヴェと名付けられているワインには、従来とはちょっと異なる独自の美味しいワインを造りたい、という造り手の思いから造られているワインが多いように思います。

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訪問の際に対応してくれるのはご夫婦のどちらかなのですが、2人ともこちらが恐縮するぐらいの大盤振る舞い。試飲のためにためらうことなく新しい瓶を開けてくれ、グラスにたっぷり注いでくれるのです。既に開封済みの瓶がある場合、まだたくさん残っていても、まず自分達が香りをかぎ、場合によっては実際に味見をして、納得がいかなかければすぐに新しい瓶を開けてくれます。新しいワインを開けたときはコルクの匂いをまずチェックして、ここでも場合によっては自身で試飲、そして我々のグラスに注いでくれます。そして「ワインがまだ閉じているからまずスワリング(グラスを回す)してから飲んでね。」と言われます。自分たちが作るワインに対する愛情が感じられ、試飲がより楽しくなります。

通常の営業時間は月曜日と火曜日と木曜日と金曜日の9~12時と14~19時、土曜日の9~12時となっています。

今年購入したワイン

ここでも毎年3箱購入するのがほぼお決まりになっていますが、ヴィンテージ違いがあったりするので、その内訳は年によって異なります。今年はCdRの2016年、キュヴェ マノンの2017年、CdRヴィラージュ シニャルグの2016年と2017年を試飲し、CdRを1箱(6本)、キュヴェ マノンを1箱、CdRヴィラージュ シニャルグの2016年と2017年をそれぞれ3本づつの計3箱購入しました。

そういえば、通常であればCdRのヴィンテージは2017年のはずなのですが昨年と同じ2016年でした。格付けでいうと上位ランクになるCdRヴィラージュのほうは2017年のも出しているのにCdRはなぜか2016年だけ。思わず、「2017年のCdRは?」と尋ねると「あら、2017年のが欲しいの?」と返されました。フランス語力がないため詳しい説明ができず「いや、2016年で問題ないです。」というのが精いっぱい。そこで会話は終了しました。さて、来年でてくるCdRのヴィンテージはいかに、乞うご期待という感じです。

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右から順に、CdR、CdRキュヴェ マノン、CdRヴィラージュ シニャルグ2016年、同2017年です。