さて、すっかり秋になってしまいましたが、夏休みに訪れたプラハのお話が一向に終わりません💦
今回は、夜に出歩いた際の写真を中心に、夏のプラハの夜景をまとめていきます。
夏らしい賑わい、そして日中35度近い猛暑でしたが、多少は涼しくなっている夜の散歩を紹介していきます。
ルートの紹介
今回は、先にトラム15番を利用して、 ヴルダヴァ川(モルダウ川)対岸のマラー・ストナラ広場へ向かいました。
マラー・ストナラ広場からモステッカー通りを抜け、カレル橋へ、カレル橋を渡り旧市街広場へと、まさに観光のメインコースを歩いてみました。
マラー・ストナラ広場からモステッカー通りを歩く
まずはマラー・ストナラ広場でトラム15番を降りると、昼間とは全く異なるライトアップされた聖ミクラーシュ教会が堂々たる姿を現します。
モステッカー通りも夜の9時近い時間にも係らず多くの人出でにぎわっています。
ヨーロッパならではのぼんやりした黄色がかった街灯と商店の明かりが昼間と全く異なる表情を見せます。
カレル橋に近づくに従い、マラー・ストナラ橋塔が迫ってきます。ライトアップされた石の建造物は堂々としておりとても迫力がありますね。
カレル橋を渡る
マラー・ストナラ橋塔をくぐり改めて橋の上から橋塔を振り返ります。
カレル橋の上は街灯はあるのですが、かなり暗く写真を撮るには三脚があるほうが絶対いいですね。手振れだらけであまりお見せできる写真がありません💦
橋の上から、昼間も歩いたカンパ島の広場を眺めます。ここも街灯の淡い光に照らされとても情緒ある風景でした。
橋の上の街灯が少ないこともあり、昼間であれば橋の上に並ぶ像を眺めながら歩くのですが、一部の像のみライトアップされているようでした。
そして橋の上の賑わいは、どこよりも多いのではと思うほどでした。
そして橋からはマラー・ストナラの丘に建つプラハ城(特に聖ヴィート大聖堂)がひときわ輝いて見えます。
薄暗い橋の上を人を避けながらゆっくり歩き、橋の欄干から町を眺めながら歩を進めます。そして旧市街側の橋塔が現れます。
旧市街側ということもあり、こちらから向かってくる人のほうが多いようです。
8月上旬ということでコロナウイルスの話もやや落ち着いている時期でしたが、プラハではこれほどの混雑でもマスクを着用して春いている人はほんの一握りでした。
旧市街橋塔を潜り抜けると、正面には聖サルヴァートル教会が現れます。
さて、この教会のわきの路地を進み、今日市街広場を目指して歩を進めます。
旧市街広場
旧市街広場につながる路地もびっくりするぐらいの人出ですが、適当にすでに店を閉めライトを落としているお店のショウウインドウなどを眺めながら歩いていきます。
旧市街広場に到着し、ここでも昼間とは異なる風景を楽しみます。
旧市庁舎の天文時計やティーン教会の2本の尖塔など、広場に広がる建物を見ているだけで楽しいひと時を過ごすことができます。
ここでゆっくりと時間を過ごしホテルへの帰路につきました。
ホテルまでの帰り道
ここからはツェレトナー通りを抜けてまずは火薬塔を目指します。
もう10時をとっくに過ぎている時間ですが、人出は一向に途絶える気配がありません。日中も人出の多さに驚きましたが、少し涼しさがある夜はそれ以上ですね。
火薬塔に到着すると、あとはこの塔をくぐり、市民会館の前、共和国広場を抜けホテルに向かいます。
まとめ
今回は写真中心のご紹介になってしまいましたが、夜の散策は、見学というよりまさに散策という言葉がぴったりですね。大体の道筋だけわかっていれば、あとは自由にぶらぶらと歩きました。
観光ルートのど真ん中を歩いていたことで人出も多かったんでしょうが、その分、観光に来ている気分も味わえるんですね。
昔々に初めて欧州を旅した時に見た夜景の素晴らしさが忘れられず、どの町に行っても夜のぶらぶら散歩は欠かせなくなりました。
初めてのプラハの夜の散歩でしたが、ここもまたとても素晴らしい夜景を見せてくれました。